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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1801.  ニュースの天才 《ネタバレ》 最初はほんの小さな嘘だったのかもしれない。その辺が描かれていなかったため本作の主人公の嘘の発端は分かりませんが、結局は嘘に味をしめ、また更に嘘を重ねることになったこの作品の主人公。その若さ、甘さをヘイデン・クリステンセンが見事に演じています。しかしそれがいつまでも通用するほど会社という所は甘くはないし、その後には本作のように厳しい処分が科せられることもあるでしょう。これから社会人になっていく若い人たちには社会に出る前に観ておいてもいい作品かもしれませんね。[DVD(字幕)] 4点(2009-09-20 00:33:56)

1802.  太陽の少年 《ネタバレ》 大人になった主人公の回想という形で描かれる思春期という人生における貴重な一時期の青春群像と、どこか懐かしさや温かみを感じさせる独特の奇麗な色調がとても良く合っていましたね。女の子を後ろに乗せて果てしなく続く長い一本道を自転車で走るシーンが印象に残りました。彼らにとって人生はまだまだ先が長く、これからどんな可能性だってあるという希望がとても美しく表現されているように感じられました。観ているうちに彼らと同じ年の頃の自分の楽しかった出来事や今振り返るとちょっと恥ずかしくなるような出来事なんかが思い出され、彼らの心のときめきや痛みがその奇麗な映像から生き生きと伝わってくる青春映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-19 21:15:38)

1803.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 う~ん・・・。テーマがテーマだけに今の自分には評価が難しい作品です。彼らの年齢に近づいた頃に観れば感じ方が変わるのかもしれないですが、その頃にこういう映画は観たくはないとも思います。人それぞれ価値観や人生観は違うもの。僕がこの先もし彼らのような状況になったとしたらどう考え、どう行動をとるか今は分からないけれど、家族と共に過ごすことが家族にも自分にも最高と思えるような人生を送りたい、彼らが豪遊する様子をどこか冷めた目で見ながらそんなことを考えていました。それだけに旅から戻ってテーブルを囲む笑顔の家族をとてもいい笑顔で眺めていたカーターの表情がとても嬉しかったです。[DVD(字幕)] 5点(2009-09-17 21:56:16)(良:1票)

1804.  天井桟敷の人々 《ネタバレ》 様々な所で映画史上最高傑作と評価される作品ですが、今まで見る機会が無かったこの作品をこの度映画館で鑑賞する機会に恵まれた。これ程3時間があっという間に過ぎるという感覚を久々に味わうことのできる映画でした。やはりその評価に違わぬ素晴らしい映画でした。ジャン=ルイ・バロー演じるバチストの入魂のパントマイムを自宅の小さなTVではなく映画館で鑑賞できたことは本当に幸せでした。また、本作を紹介する本や資料に必ずと言っていいほど出てくるバチスト、ガランス、フレデリックの3人が舞台にいる絵を見た時にはこのシーンだったのか・・・と感慨深いものがありました。ナチス占領下のフランスで作られたという伝説の名画。冒頭であらぬ容疑で逮捕されかけるところをバチストのパントマイムに助けられて解放されたガランスの「私は自由が大好きなの」という台詞に代表されるように、さりげない形での意思表示が当時としては精一杯のナチスへの反抗だったのでしょう。そんなさりげなく見せる意思表示やラストシーンのカーニバルに至るまで活気にあふれる街と天井桟敷の人々の生き生きとした描写などの中に祖国フランスとそこに暮らす人々と自由を讃える思いが確かに伝わってきます。[映画館(字幕)] 9点(2009-09-16 01:22:55)(良:3票)

1805.  ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト 《ネタバレ》 映画館に観に行こうと思いながら行けずに短い公開期間が終わってしまった。この度DVDでようやく鑑賞。やっぱり映画館で観るべきだった・・・。と激しく後悔。ストーンズのライブのプロショット映像なら巷にいくらでも溢れている。しかしやはりスコセッシの撮ったストーンズの過去、そして今を織り交ぜながら見せるこのライブ映像は映画館で観るべきだった。途中で挿入される若い頃のミックのインタビューで「2年ももつとは思わなかった。あと1年くらいはいけそうだとは思う」と言っていたのが印象に残る。そう言えばビートルズのジョン・レノンも人気絶頂の頃同じようなことを言っていた。成功の実感と不安、成功を掴んだ彼らにしか分かり得ない正直な心境か。その後のドラッグに溺れた時期も低迷期も乗り越え、そして今。これが本当に60歳を過ぎた男たちのステージなのか?若さを失わないパワフルさに余裕しゃくしゃくのいい味が加わっている。トチっても笑い飛ばしてメンバーの実にリラックスした表情が印象的。チャーリーがミックに挨拶しろと言われて一言だけ「どうも」にミックが「しゃべったぞ!」に笑い、1つのマイクでミックとキースが抱き合いながらのコーラスに感動し、バディ・ガイとのコラボ。こんなイカしたパフォーマンスはそうは見れないぞ!そんな彼らの歩んできた歴史でもある超豪華セットリストにワクワクする。生涯現役を貫く世界一元気なロックオヤジ、いや、もうロックジジイか。そんな彼らの衰えることのない心意気が確かに伝わってきます。[DVD(字幕)] 8点(2009-09-13 18:59:38)

1806.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 同じ男として人間としてこうも違うものか・・・という気すら起こさせない程のアラン・ドロンの美しさ。観る度にもうこんな人は出てこないのではないかと思わされます。上流階級への憧れが殺意に変わる、その動機となる出来事が短い間に丁寧に積み重ねらていく。その後も常に緊張感を持続しながら、あの悲しくも驚きのラストまで決して急がず、ドタバタもせず、作品の雰囲気や魅力の全てをゆったりと楽しみ、堪能できるとても丁寧に作られたサスペンスです。そして今更言うまでもなく作品と見事に調和するニーノ・ロータの控え目ながらも甘く切ない音楽もいつまでも心に残る。そんなアラン・ドロンの魅力とニーノ・ロータの旋律に青い海、真夏の太陽の日差しをいっぱいに受けた映像は50年の時が経過した今に見ても全てが美しい。[DVD(字幕)] 9点(2009-09-13 15:51:47)

1807.  フレンチ・カンカン 《ネタバレ》 50年以上前の映画とは思えないほどに街も衣装も舞台も今見ても全く色褪せていない美しい色にあふれています。ムーラン・ルージュが完成した時代の華やかさが見事に再現され、楽しさに躍動感に満ちあふれています。ラストの感動的なフレンチ・カンカンのダンスシーンの素晴らしさには表現する言葉が見当たらない。この間、観ている僕は何も考えていなかったかもしれない。ただ画面に釘付けになり感動していた。その素晴らしいフレンチ・カンカンにダンサーと観客が一体になる。観ている僕達はそんな映画の中で歓喜する観客達と感動を共有し1つになる。映画とそれを観る者とがここまで完全に1つとなれる映画にそう出会えるものではない。そんなフレンチ・カンカンのシーンと交互にはさまれるジャン・ギャバンの舞台裏での万感の思いのこもった表情も感動的です。無意識に体が動き出しフレンチ・カンカンのように椅子に座りながら片足を上げはじめ、ついには座っていられなくなり観客席に出てくるのです。その満足げな表情、この一連のジャン・ギャバンの演技も感動的でした。いつまでも終わってほしくなかった。ずっとギャバンや歓喜する観客たちと一緒にフレンチ・カンカンを観ていたかった。一度は映画館で観てみたい映画です。ジャン・ルノワールが祖国フランスに戻って映画を撮る喜びにあふれた大傑作です。[DVD(字幕)] 10点(2009-09-10 21:53:50)(良:1票)

1808.  ハリーとトント 《ネタバレ》 いつの時代も何処へ行っても、男でも女でも若者でも年寄りでも変わらないのが全ての人間の心にある温かな人情。家族や友人や旅先で出会う人々とハリーとの触れ合いを見ていてそんなことを感じました。様々な社会問題を織り交ぜながらもあまりにも淡々としていて重苦しくも説教臭くも説明臭くもなく、この作品も、ハリーじいさんも、見ている僕達には何も押し付けてこない。それでもハリーじいさんの生き様や人柄、温かな人間の描写に感銘を受ける、アート・カーニーとトントの名演技が心に沁み入る素晴らしい映画でした。その脚本も、素朴で控え目ながら実に効果的に挿入される音楽も見事だったと思います。人生も旅も出会い、別れ、再会、また新たな出会いを繰り返していく。ハリーじいさんの淡々とした旅のような人生、人生のような旅はまだまだ続きます。そんな希望を感じさせてくれるハリーじいさんのラストシーンの姿が鑑賞後もいつまでも心に残ります。[DVD(字幕)] 9点(2009-09-10 20:36:42)(良:2票)

1809.  ぜんぶ、フィデルのせい 《ネタバレ》 裕福な家の娘アンナ。パパとママが共産主義活動にのめり込み、生活が一変。大きな家から狭いアパートに引っ越すことになる。しかもアパートには得体の知れないヒゲ面でタバコをプカプカふかす変なオジサンが大勢四六時中出入りしている。共産主義って?団結の精神って?核戦争って?パパもママもどうしちゃったの?という訳で世の中も自分の周りも分らないことだらけ、以前の生活に戻りたいアンナは不満だらけでいつもふくれっ面。でも時折パパから褒められたり、遊んでもらえた時に見せる子供らしい笑顔が印象に残る。周りの大人のやっていることが理解できない、でも、知りたくて仕方がない。子供の頃なら誰もが感じる事。そんな等身大の子供の気持ちを演じたアンナ役の少女の演技力に驚かされた。テーマは子供の成長なんですね。これもアンナには分らない、中絶って?子供はどうやって作るの?という性に初めて興味を示す女の子の素朴な気持ちや成長を70年代の時代背景や価値観、世相を絡めた盛りだくさんの内容ながらも全てがアンナの知りたい事であり、アンナの視線であるので散漫にならずに楽しめる作品に仕上がっています。時には程よくコメディタッチで描かれ、(特に分かったようでとんちんかんな事を言うアンナがかわいいです。)ちょうどいい尺によくまとめられた、可愛らしくていい映画です。ラストシーンは自分で転校を決断し、そのあまりにも環境の違う転校先でしっかりと自分の足で立ち、子供たちの輪に入っていくアンナの姿に感動しました。[DVD(吹替)] 8点(2009-09-10 00:54:51)

1810.  摩天楼を夢みて 《ネタバレ》 皆さんと同じく、元々はパチーノ目当てで見た映画です。勿論、いつも通りのパチーノの熱い演技を堪能できました。でも、ジャック・レモンが凄かった!映画の大部分がちっぽけな不動産会社のオフィスの中で展開される。監督の演出と、脚本と、見事なセリフの応酬でそれに応える俳優陣が三位一体となった見事な映画です。それにしても、みんな熱かった!僕も今働いている会社でずっと営業をやってますので彼らの気持ちがよ~く分かるなあ・・・。ダサいネタを頼りに勝算の見込みが無いのを承知でそれでもアポを取らなければならないあの辛さ、顧客を前にしてのパチーノがレモンに頼ってクサい芝居を演じるこの映画の最高の見せ場!があるのですが、あのヤバい状況で切羽詰ってクサい芝居を演じる気持も、アラン・アーキンがボソボソ陰で愚痴る気持も、エド・ハリスがブチ切れる気持も、契約をモノにして得意になって自慢しまくる気持ち、そして超高飛車の本部の上司のアレック・ボールドウィン!あれは営業マンにしてみたらたまらんなあ・・・。そんな得意の絶頂も、追い込まれた者の悲哀も、皆が営業マンを見事に熱く演じきった最高に熱い映画です。そしてラストのジャック・レモンの表情(この演技が絶品!)に涙・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2009-09-06 13:21:25)《改行有》

1811.  過去のない男 《ネタバレ》 全編を通して登場人物が皆、喜怒哀楽を表に出さない独特の雰囲気が自分はちょっと苦手でしたが、序盤に主人公の男にビールを奢るおじさんの「記憶がなくても心配ない。人生は後ろには進まん。後ろに進んだら大変だ。」という台詞に象徴されるように、いつまでも引きずってみたところで時が後ろに進むことはない。だから過ぎ去った過去はもういいじゃないか。今からを頑張って生きればいいんだというこの作品の人生に対する前向きなメッセージが分かりやすくて良かったです。だから普通なら記憶喪失に陥ればもっと精神的に苦しむだろうし、あんなに冷静にいられないかもしれないけど、自分は一体何者なのか?とそれ程苦しんでいる様子を見せない本作の主人公の男はこれでいいんだと納得させられました。主人公の男が新たな人生のスタートをきり、これからの彼の人生の幸せを予感させてくれるラストシーンも鑑賞後にとてもいい余韻を残してくれました。[DVD(字幕)] 6点(2009-09-05 23:37:41)

1812.  I am Sam アイ・アム・サム ショーン・ペンの本作での演技には感動しました。そしてダコタの演技力にも本当に驚かされます。重いテーマながら、この二人の見事な演技と効果的に挿入されるビートルズのナンバーが作品を優しい雰囲気にしてくれています。[映画館(字幕)] 6点(2009-09-05 22:23:55)

1813.  マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶 《ネタバレ》 イタリアが世界に誇る名優マルチェロ・マストロヤンニ。もうこの世を去って10年以上になりますが、僕の大好きな俳優です。その人物像が生前の本人の口から、彼の実の娘達の口から、あるいは彼と親交の深かった多くのイタリア映画界を代表する映画人の口から語られる貴重なドキュメンタリー。誰の口からも語られる彼の素朴で謙虚な人柄、台本を全部覚えずに撮影現場に現れるがいつも完璧な仕事をしてくれるという独特の役作りの手法など、映画を観ているだけでは決して分らない彼の素顔に触れることができたようでとても嬉しい気持ちになりました。クラウディア・カルディナーレが語った衝撃告白にはちょっとビックリでした。そんな素顔の彼と、彼の偉大なるキャリアを振り返る数々の出演作の数々の彼の名シーンを楽しみ、堪能した。ヴィスコンティ、デ・シーカ、スコラ、フェリーニ、そして今も活躍するトルナトーレに至るまでイタリア映画界が世界に誇る巨匠達との数多くの仕事をはじめ、数多くの映画に常に主演し続け、スランプの時期も無く、彼の長いキャリアを通してずっとトップの地位に君臨し続けたこと。これらの事実は彼の映画を見ているだけでは見えない所での努力と、周りから愛され続けたその人柄と無関係ではないと感じました。マストロヤンニが大好きな方にはきっと楽しんでもらえる作品だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-05 11:53:50)

1814.  北京原人 Who are you? 何と、ビデオのパッケージに「日本中にやさしい感動」と書かれていた!完全に狙ったおバカ映画ではなく、皆さん真面目にやっていらっしゃる姿が観ていてある意味泣けてくるほど切なかったです。(とか言いつつ結構笑っちゃいましたが。)恐らくは撮影中、「本当にこれでいいのか?」という疑問を持ちながらも一生懸命頑張っている役者陣のプロ根性にはある意味感動で頭が下がる思いでした・・・。[ビデオ(邦画)] 4点(2009-09-02 23:59:10)(良:2票)

1815.  ククーシュカ ラップランドの妖精 《ネタバレ》 一人の女に二人の男。人種が異なる3人。その男二人は敵味方に分かれて戦う兵士。誰も相手の言語を理解できず言いたいことを言っているだけだから会話なんて全く成立していない。それでも奇妙な共同生活は成立し、映画としても見事に成立していました。戦争で体にも心にも傷を負った兵士が自然の中の質素で素朴な暮らしの中、その傷が次第に癒されて次第に心を通わせていくのですが、その成立していない会話の台詞が楽しくユーモラスで、暖かく、人種が違い言葉が通じなくても争う気持ちや武器を捨て互いを理解しようとする気持ちがあれば支えあっって生きていけるはず。そんな素朴な反戦のメッセージが感じられました。そして最後に撃たれて死にかけたフィンランド兵がラストの彼女の物語では「悪人に撃たれた」ものになっていたのが嬉しかったです。[DVD(字幕)] 8点(2009-09-01 01:34:21)

1816.  天使にラブ・ソングを2 《ネタバレ》 歌は前作以上に素晴らしく、前作同様愛嬌たっぷりのシスターや、かわいいシスターをはじめ、あの愛すべきシスター達にもう一度出会えたことも嬉しかった。そして何よりもウーピーが前作同様やっぱり素晴らしすぎます。彼女の表情を見ているだけでも飽きないですね。そんなウーピーの魅力とパワーに引っ張られて楽しめる映画ではありましたが、シスター達の出番が少なかったのが残念。ここに誰もに愛された素晴しい作品の続編の難しさを感じます。個人的にはやっぱりこの「2」でもシスター達のパフォーマンスと活躍ががもっと見たかったと思います。あの素晴らしい前作の続編となれば集客力はアップすると思いますが、ウーピーと愛すべきシスター達の活躍を期待していただけに、話の軸が学園ドラマになってしまったことで物足りない感は否めなかったです。[映画館(字幕)] 6点(2009-08-28 22:06:36)

1817.  マルタのやさしい刺繍 《ネタバレ》 わっ!この作品が登録されているなんて知らなかった!でも、嬉しいですね。スイスも日本と並んで世界有数の長寿の国。人生を謳歌するのは若者だけの特権じゃない。むしろ、数多くの人生の仕事を成し遂げてさあ、これからやりたいことをやるぞ!と言うくらい元気でいていただきたいですし、そんな社会であって欲しいですね。でも刺繍の腕前を活かして小さな刺繍のお店を始める程度なら良かったのですが、よりによって山あいの小さな小さな村でランジェリーショップを開いたもんだからさあ、大変!村の陰険な指導者や息子に嫌がらせや営業妨害を受けるのですが、このおばあちゃん達がなかなかしたたかなんです。息子の嫌がらせを逆手にとってやり返すわ、店売がだめならパソコンを習ってネット通販を始めるわといった具合でとにかくこのめげない元気さが微笑ましかったです。このおばあちゃん達の挑戦は果たしてどうなるのか?それは正直想像通りの分かりやすい展開に行き着くのですが、こういう映画はそうあって欲しいですし、新たな事にチャレンジするのに、夢を叶えるのに年齢なんて関係ない、というこの作品のメッセージが素直に受け入れられる映画でした。死んでほしくない人が死んでしまう展開は好きではないのですが、鑑賞後は不思議と爽やかな気持ちになれました。でも、やっぱり丘の上でのピクニックのラストシーンは仲良し4人組で迎えてほしかったなあ・・・。[映画館(字幕)] 7点(2009-08-28 01:05:41)(良:1票)

1818.  団塊ボーイズ 《ネタバレ》 いいじゃないですか!こういうオヤジ世代が元気な映画。昔からの気の合う仲間が集まってバイクさえあればいつで若い頃の気持ちを取り戻せる。そして日々の生活に追われて元気を無くしかけていたオヤジ達が元気を取り戻す旅に出る。笑い所もしっかり押さえられており、細かいことは気にせず笑うにはもってこいの映画。ただ、あの不良集団に追い付かれるためにむりやり街にとどまっている時間が長かったですが、もっともっとこのオヤジ達にバイクで風に吹かれて走り回ってほしかったなあ、とも思います。でも、最後は全て丸く収まってめでたしめでたし、こういう軽い映画のラストはこれでいいんじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 6点(2009-08-26 22:51:18)(良:1票)

1819.  いまを生きる 《ネタバレ》 詩はその技巧を論じたり分析したりするものではない。詩を通して言葉の持つ力を説き、その言葉で自分の感じたことや主張をストレートに表現することの大切さを生徒たちに伝えたキーティングの教えが素晴らしかった。後半から終盤の展開はあまり好きになれませんが、机に立ち「我が船長」というたった一言と行動でストレートにその教えを生徒たちが実践するラストシーンは何度観ても感動します。[映画館(字幕)] 6点(2009-08-26 01:44:04)

1820.  手錠のまゝの脱獄 《ネタバレ》 男二人の脱獄モノ。結構好きなジャンルなんです。大体が、いがみ合いながらも次第に友情が芽生えるというお約束の展開になるのですが、それでもこの二人の男が魅力的なら何度同じ設定の映画を観ても面白いと思えます。粋でクールな別れ際、ホロリとさせられる別れ際など、二人の男がそれぞれの道を行くラストの別れ際はこのジャンルの見せ場の一つとなるのですが、女の家であっさり「あばよ」と別れていく。えっ!?これだけ?と思っていたら最後にもうひと山、最後はお互いが逃げ切る唯一のチャンスを捨ててまで友と行動を共にする道を選択する。男二人が逃亡の果てに芽生える友情の物語としても十分楽しめる作品でしたが、1950年代の作品。今よりずっと人種差別が強かった時代の映画。白人と黒人が互いを思いやり、自分だけ逃げきるよりも人種の違う友への友情を取るドラマを見せる。逃亡中に出会う白人女性は当然のことをしたかのように何の疑問も持たずあの行為を正当化しようとする。この映画の人種差別への批判でありメッセージであるように感じられました。[DVD(字幕)] 7点(2009-08-23 02:47:31)

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