みんなのシネマレビュー |
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1801. あずみ まったく期待しないで見たせいか、思ったよりは楽しめた。 ストーリーもうまくまとめているほうかと。ただ主演の女の子はちょっとひどすぎ。 原作のイメージとはかけ離れているし、 殺陣のシーンになると、やたらスローモーションが多くなる。 第一全然強そうに見えないし、運動神経が良さそうにも見えない。町娘なら似合うと思うけど。 今は人気のあるテレビタレントを主役に据えないと集客が見込めないそうで、 結局それが作品の質を落としている。邦画の問題点の一つだね。という事で、1点減点。[地上波(邦画)] 3点(2011-07-20 16:52:51)《改行有》 1802. チアーズ! 青春ものとしてはかなりオーソドックスな作りだけど、とても明るいので気楽に観れる。 ヒロインを始め、キャスティングには全く魅力を感じなかった。 チアダンス自体がかなりアクロバットな動きをするので、人選にも苦労したんだろうけど、 これならライバルの黒人チームの方が個性的で、自分はこちらの方が見たかったな。 「ハイスクールミュージカル」路線の、肩の力を抜いて楽しめる映画ではある。若い人向け。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-20 05:49:46)《改行有》 1803. CUBE 制作費がなくても面白い映画が作れることを証明したような作品で、 アイデアは抜群にいいのだが、ストーリー的にはもう一つ物足りない。 場面場面での瞬間的なスリルと緊迫感を味わうにはいいのだが、 状況説明が一切ないうえに同じようなパターンが延々と続くので、後半から徐々にパワーダウン。 「あっ!」と驚くようなオチでもあれば、さらに印象は良くなったのだが・・・。 でも面白いっス。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-20 05:18:27)《改行有》 1804. ラスト・アクション・ヒーロー シュワちゃんが出演しているというだけで、何も考えずに観てしまった。 夢のあるファンタジー物ということで、ストーリーは完全に子供向け。 アクションシーンもあるにはあるのだが、とても自分の嗜好に合うようなジャンルではなく、 まったくついていけなかった。それがすべて。小さなお子さんは喜ぶのかも?[ビデオ(字幕)] 2点(2011-07-20 05:11:00)《改行有》 1805. サンセット大通り タイトルから洒落たラブコメを想像していたら、完全な心理サスペンスだった。 「イヴの総て」が女優を内面から描いた作品なら、本作のヒロインはもろストレート。 女優気質をこれでもかとたっぷり見せつけてくれて、画面をじっくりと魅入ってしまった。 ヒロインの演技はややオーバーアクションぎみだが、その分絶大なインパクトがあり。 ちなみにこのグロリア・スワンソンは、実際にサイレント映画の時代に活躍した女優さんらしい。 ビリー・ワイルダーの小気味いい演出が光る逸品。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-20 04:17:24)《改行有》 1806. ルディ/涙のウイニング・ラン 子供の頃からの夢に向かって、懸命に努力する少年のお話。 テーマ自体はいいんだけど、実話のドラマ化って押しつけがましいものが多いし、 どこからどこまで脚色しているのかよくわからないので、あんまり好きじゃないんだよね。 この手の内容の作品は数多くあり、新鮮味がないうえに展開もオーソドックスなんだけど、 主人公の努力する姿を見ていると、やっぱり勇気づけられるよね。 若い人や、毎日の生活にくじけちゃってるような人にはお薦め。邦題の副題はダサい。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-20 03:47:01)《改行有》 1807. ゴーストバスターズ(1984) お化け退治の専門家という設定自体が、すでにうさん臭いんだけど、 まあ普通に見れるコメディー映画には仕上がっている。 当時としてはCGもふんだんに使っており、一応後半も盛り上がらせてはくれる。 ただストーリーはあんまり面白くないし、コメディーとしてのギャグも今イチだったかな。 バカバカしいと言ってしまえばそれまでだけど、音楽は楽しいし、 かわいいキャラの幽霊も出てくるので、ファミリーで鑑賞するには丁度手頃な作品だと思う。[映画館(字幕)] 5点(2011-07-20 03:06:13)(良:1票) 《改行有》 1808. 告発 実話を元にした、一応ヒューマンドラマなんだけど、 極力ドラマ的な部分は避け、実際に起こったであろうエピソードを中心に構成されている。 リアルさを追求した作品にも拘らず、演出も中々いい。 ドキュメント的な内容でもメッセージは十分伝わるのだが、これだけ出来がいいと、 主役である弁護士や囚人のもっと掘り下げた人物描写も見たかったという気持ちになってしまう。 時間的には厳しいけど。それにしても、ケヴィン・ベーコンはいい役者になった。 こういう俳優さんがしっかり主役を張れるのだから、やっぱり洋画好きになっちゃうんだよね。 彼の演技を見るだけでも、十分に価値のある作品だった。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-20 02:41:58)《改行有》 1809. 女必殺拳 志穂美悦子主演の空手映画。彼女は人気あったね。 作品の方は映像も内容もかなりチープ。荒唐無稽なストーリーや 次から次へと現れるハチャメチャな設定の敵は結構笑って観ていられる。 だが肝心のアクションシーンはいやはや何とも。 香港映画の女ドラゴンたちも何本か観た記憶があるが、やっぱり動きが全然違う。 志穂美悦子のアクションは、幼児向け戦隊物のアクションと同レベルぐらいかな。 彼女のファンなら、まあ何とか。[地上波(邦画)] 2点(2011-07-19 23:50:04)《改行有》 1810. おませなツインキー 軽いタッチのラブストーリー。ブロンソン、珍しく髭がない。 ヒロイン役の女の子がコケティッシュでかわいいんだけど、おませでわがまま、 天真爛漫のキャラを前面に押し出した作りで、ややアイドル映画っぽい雰囲気。 ブロンソンはあくまで脇役だけど、彼女に振り回される渋い顔が愉快っス。 ストーリーや演出は今ひとつだが、とりあえずかわいらしい映画だった。[DVD(字幕)] 2点(2011-07-19 19:29:32)《改行有》 1811. トキワ荘の青春 有名な漫画家さんたちが住んでいた、御存知トキワ荘のお話。 当時の時代背景を描きつつ、漫画家寺田ヒロオの視点で物語は進むが、 かなり淡々とした流れで、映像もやや暗く、地味といえば地味なストーリー。 でもちゃんと映画にはなっているし、 一番伝えたかったであろう部分もタイトル通りに表現できてるし、 特別大きな粗があるわけでもないので低い点数はつけにくい。 トキワ荘の話をかじってる人は、より鑑賞しやすくなるのでは? でもやっぱりこれは、テレビドラマの作りで見たほうが圧倒的に面白いかな。[DVD(邦画)] 4点(2011-07-19 13:46:24)《改行有》 1812. 切腹 黒澤の時代劇が娯楽大作なら、これは時代劇サスペンスと言えるような作品。 お話はそのほとんどが武家屋敷の庭で展開されるという、まるで密室サスペンスのような作り。 あっと驚くようなヒネリやオチはないけど、仲代、三國の息詰まる心理戦、 緊迫感溢れる演技に引き込まれ、とにかく画面から目が離せない。 まさしくこれぞ役者!というような重厚な演技対決を存分に見せてくれる。 殺陣のシーンは今イチだが、この時代の武士としての体面や生き様などの描写も見所。 本当に面白い映画だった、という満足感を与えてくれるお薦めの作品である。[DVD(邦画)] 9点(2011-07-19 12:52:19)(良:1票) 《改行有》 1813. 落ちた偶像 前半は何をやってるのか訳がわからず、 この映画いったい何だろ?と思っていたんだけど、物語が動き始めた後半からは楽しめた。 ラストのシメは一風変わっていて、なるほどと感心。前半も伏線になっていたようだ。 時間はもっと短くてもいい。そちらのほうが、より引き締まった内容になっていたと思う。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-19 12:27:05)《改行有》 1814. ジュラシック・パーク 大きなスクリーンで、恐竜の姿を見たときは正直感動した。 ストーリーは子供向けなれど、CG技術の素晴らしさはもちろん、 遺伝子操作に対する警鐘もテーマとしてしっかり織り込まれており、 大人の鑑賞にも十分堪え得る内容に仕上がっている。 スピルバーグらしい、万人向けの娯楽映画。[映画館(字幕)] 8点(2011-07-19 08:13:59)《改行有》 1815. フラッシュダンス ミュージカル映画じゃなくて、れっきとした青春ドラマ。 ひと言でいえば、「サタデー・ナイト・フィーバー」の女性版。 でもストーリーは結局二番煎じだし、こちらは雰囲気が妙に暗くてあまり面白くない。 内容が薄いぶん、時おりPVのような映像で音楽に合わせたダンスシーンを見せてくれる。 これらの音楽は、日本でも随分とヒットしたっけ。懐かしい。見所はそれぐらいかな。 [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2011-07-19 07:56:15)《改行有》 1816. モダン・タイムス 文明に対する風刺作品であると同時に、ギャグで笑わせつつ、 ほっこりとさせてくれるチャップリン独特の手法はここでも変わらず。 安定感のある内容に仕上がっている。特にラストの絵はほんわかしてていい。 チャップリンの魅力を十分に表現できている作品だった。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-19 06:31:23)《改行有》 1817. エスター 冒頭のシーンを観たときは、こりゃ外したかなと思ったんだけど、 その後は何の問題もなく、最後まで面白く鑑賞できた。 お化け屋敷のようなびっくりホラーもいいけど、 じわじわとこちらの恐怖を煽らせてくれる作品はやっぱりいいですな。 親父には、ちょっとイラついたけど。キャスティング、特に主演の女優さんは抜群でしょう。 よくこんな人見つけてきたなぁと感心してしまった。一番下の女の子はキュートでかわいい。 事前情報は、いっさい入れずに鑑賞しましょう。面白さが半減します。 [DVD(字幕)] 7点(2011-07-19 05:09:46)《改行有》 1818. いま、会いにゆきます 映像は美しいし、総体的に演出も決して悪くはないんだけどね。 ちょっと不思議な状況設定も、この物語の核になっているのだから仕方がない。 だがラストのラストで、不覚にも大爆笑してしまった。あまりにも漫画的すぎちゃって。 ラブコメ風の流れなら、それほど気にはならなかったのかもしれないけど、 シリアスな展開だったため、ギャップがあまりにも大きかった。 小説で読むならいいのかもしれないけど、これは映像で表現するのはちょっとキツいのでは? キャスティングは・・・内容が内容なだけに、今となっては虚しさを感じるね。 昔の映画俳優さんたちは、意識してプライベートを表に出さない人が多かったらしいけど、 今の時代ではちょっと無理なのかな。[地上波(邦画)] 3点(2011-07-19 04:19:34)《改行有》 1819. ソウ 閉塞感たっぷりのB級サスペンス映画。 画面がやたら切り替わらないので、物語に入って行き易いうえに、 登場人物が少ないので、感情移入もしやすい。 序盤の設定もいいけど、登場人物たちの心理描写がよく描かれており、画面に釘づけになった。 ラストは笑ったな。作り過ぎでしょ。でも面白かった。アイデアに+1点。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-19 03:14:11)(良:1票) 《改行有》 1820. アンストッパブル(2010) 映像や迫力に関しては申し分なかった。 CGなしでもここまで見せられるアクションという点で、映画作品としては満足。 ただ主役二人の描写はかなり薄く浅く、特に若いほうはいい加減。 そのせいか、ストーリー全体に緊張感はあったのかと問われると、ちょっと微妙かな。 終盤からラストの盛り上がり演出は、80年代から嫌というほど見せられているので、もういいや。 まあ何も考えなければ、普通に楽しめる作品だとは思う。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-19 02:52:52)《改行有》
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