みんなのシネマレビュー |
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1901. 銀河鉄道の夜(1985) 制作スタッフの宮沢賢治に対する敬愛を感じる丁寧な作りの作品。登場人物を猫として描いたことに関しては、宮沢賢治ファンならば納得というところだろう。もちろん、この作品ではじめて宮沢賢治作品に触れる子供たちにも、受け入れ易さを与えていると思う。8点(2004-04-01 01:55:27) 1902. エレファント・マン 条件付の満点。この作品はどこに視点を置くかで大きく評価が変わる。メリックの立場で物語を追った場合、これ程までの名作は無いと思える。開放され、いくつかの困難を乗り越え、寺院の制作を成し遂げ、やがて安らぎを手に入れる。途中、人の心の優しさに触れ、思わず涙してしまった瞬間はあったが、ラストに涙はなかった。夢にまで見た安らかなるハッピーエンドである。僕は幸せでした。但し、メリック以外の視点で物語を追った場合には、それぞれ感じ方が変わってくるだろう。ある者は罪悪感を、ある者は嫌悪感を、ある者は悲しみを覚えるのだろう。あなたの瞳には何が映るのでしょうか。10点(2004-04-01 00:42:38) 1903. エイリアン SFサスペンスホラーとして良く出来た作品。このジャンルの金字塔を打ち立てたという意味では評価するが、ここに登場する宇宙生物をエイリアンと呼ぶのにはやや抵抗を感じる。この描き方では単なるモンスターに過ぎないというのが残念。無敵に近い強さを持つ怪物に一方的な虐殺を受ける人間たち。怖いのは当たり前。構図としては、既存のホラー映画と変わらない。正体不明のアメーバだったり、墓場から出てきたゾンビだったり、異形の宇宙生物だったりという違いがあるだけ。7点(2004-03-31 03:07:02) 1904. カンゾー先生 うなぎの意外な高評価に続いて投入された今村新喜劇第二弾。 世間の評価としては、柳の下にうなぎは1匹しかいなかったという感じだったけど、 僕としてはそんなに悪くない作品と思ってる。 うなぎ同様、それなりに滑稽で、それなりに人情味がある。普通に面白い作品。 あと、麻生久美子が好きです。[ビデオ(字幕)] 7点(2004-03-29 18:31:38)《改行有》 1905. うなぎ 今村流の新喜劇といったところだろうか。程好く滑稽で人情味もある。普通に楽しめる作品。清水美砂が好きです。7点(2004-03-29 18:24:16) 1906. 未来は今 コメディとして素直に楽しめる作品ではあるが、ファンタジーというのは当て嵌らないだろう。シナリオの転結にオカルトを持ち込んでぶち壊しにしてしまっているというだけ。その点を除けば、普通に面白い。まあ、バカ映画なので細かいことは気にせず、素直に笑ってればいいのかも知れない。6点(2004-03-29 17:50:09) 1907. ローマの休日 よく出来た御伽噺で、映画史に残る名作なのも認めるが、この作品でのオードリー・ヘプバーンの魅力は、他の女優のデビュー作などでもよくあるような初々しさという部分に支えられてる。オードリー・ヘプバーンの再来か!なんて衝撃を受けて、その後の凋落振りに落胆させられた女優は数知れない。というわけで、オードリー・ヘプバーンの原点という意味で素直に評価するが、改めて冷静になって見ると普通に面白いという感じではある。8点(2004-03-29 15:11:23) 1908. ティファニーで朝食を この作品はオードリー・ヘプバーンを如何に見せるかという作品。そして、見事に成功している。とにかく僕はホリーのような女性が好きだ。男なら誰だって惹かれるんじゃないかと思えるほどに魅力的。残念ながら、僕がオードリー・ヘプバーンの存在を知ったときには既に彼女は普通のおばちゃんで、後の作品もいくつか見たけど、やっぱりホリーを超える彼女は存在しなかった。それは寂しいようでもあるが、映画という魔法によって彼女がフィルムの中に永遠の美しさを留め続けるということに感謝したいとも思う。音楽も最高でたまに気が向くとついつい見てしまう。8点(2004-03-29 14:51:36) 1909. フック ピーター・パンとして見ると問題あるんだろうけど、 フックとして見れば、普通に面白い作品だと思う。 まあ、そんなに絶賛するほどじゃないんだけどね。 当時、劇場まで足を運んでこの作品を見に行った理由を ダスティン・ホフマンとロビン・ウィリアムスの競演に興味があるとかなんとか、 ちょっと映画好きって感じの御託を並べていたのを思い出す。 でも、実はジュリア・ロバーツに毒されていただけの 単なるミーハーだったことは内緒の方向で。 [映画館(吹替)] 6点(2004-03-29 08:06:37)《改行有》 1910. アメリカ物語 普通に面白くて、普通に感動できるアニメ作品。 音楽は普通以上に良かったけど、基本的には子供向けかな。 ディズニーとはまたちょっと違った雰囲気ではあるけど、くにゃくにゃしたフルアニメーションの動きはそれらしい感じ。[地上波(吹替)] 6点(2004-03-29 07:50:42)《改行有》 1911. 太陽の帝国(1987) 僕は心のどこかでスティーヴン・スピルバーグを尊敬してるみたいなんだけど、 冷静になって考えてみると僕は彼の作品をほとんど見ていない。 映画館で見た作品となるとこれとフックの2本のみ。 しかも、これはあんまり面白いと思わなかった。 とりあえず長いという印象しか残っていなくて、 ラストの長崎が感慨深かったという以外に書くことが思いつかない。 可も不可も無く、普通の反戦映画ということで、この点数です。5点(2004-03-29 07:42:35)《改行有》 1912. バック・トゥ・ザ・フューチャー リー・トンプソンが大好きなのであんまり冷静じゃないですけど、それを抜きにしても素直によく出来た作品だと思う。スピーディーでスリリングな展開、魅力的な登場人物たちのドタバタ劇、きちんと練り込まれたシナリオ、とにかく面白い。あの音楽を聴くとワクワクしてきます。9点(2004-03-29 07:31:05) 1913. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 騙されたとしか言いようがない。 期待に胸を躍らせて映画館に足を運んだ僕は、あの日心に堅く決心した。 Episode2は見ないと・・・2点(2004-03-29 07:02:17)《改行有》 1914. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 壮大なる叙事詩の完結です。見事に大団円を迎えました。何故、ルーカスはEpisode1に走ってしまったのか・・・本当に悔やまれます。僕の中のスター・ウォーズはジェダイの復讐によって燃え尽きました。フォースと共にあらん事を!!!9点(2004-03-29 06:50:36) 1915. スター・ウォーズ/帝国の逆襲 もう何度見たかわからない。テープが擦り切れるほど見ました。SW=帝国の逆襲だと思っているくらいに好きです。3部作の真ん中で、繋ぎの作品と言われることが多いけど、帝国の逆襲無くしてスター・ウォーズは語れないと思う。やはり勧善懲悪というだけではない人間ドラマを持ち込んだことによって、シリーズ全体の評価が上がることになったのだと思える。更にスター・ウォーズを構成するすべてのエッセンスが凝縮されてると言っても過言ではないほどの内容の濃さで、シリーズ最高傑作という評価も納得の完成度である。10点(2004-03-29 06:42:27)(良:1票) 1916. スター・ウォーズ 英雄伝の王道ですな。主人公に秘められた力、偉大なる師、囚われの姫、個性的な仲間たち、そして、謎の敵である。これはもう面白いとしか言いようがない。話自体は単純ではあるが、その先にある壮大な物語の序章として上手く纏められている。単なるSF作品の域に留まらない叙事詩の始まりである。9点(2004-03-29 06:27:44) 1917. ダイ・ハード 単なるアクション映画に留まらず、綿密な伏線を張ったシナリオに感服でした。以降のシリーズでややパワーダウンしちゃったけど、クリスマスという作品越しの伏線とか、やっぱり名作シリーズだと感じずにはいられない。9点(2004-03-29 05:58:00) 1918. バトルランナー あれ?こんなに評価低いなんて・・・この作品、普通に好きなんだけど、世間の感性と僕の感性がずれちゃってるのかなぁ。 世界観が良いし、話も面白いと思う。 テンポも良くて、気分爽快のアクション映画。 ビデオ合成ネタとか、今の時代になって改めて怖さを感じる。[地上波(吹替)] 7点(2004-03-29 05:35:02)《改行有》 1919. トータル・リコール(1990) 原作とかあんまり知らなくて、アーノルド・シュワルツェネッガー作品って理由だけで映画館に見に行ったけど、設定とかシナリオとか斬新で結構面白かった。 でも、斬新過ぎるおっぱいはどう考えても余分だった。 やっぱりおっぱいは普通がいいです。[映画館(字幕)] 7点(2004-03-29 05:23:03)《改行有》 1920. トゥルーライズ ジェームズ・キャメロンが好きで、しかも主演がアーノルド・シュワルツェネッガーということで、期待に胸を膨らませて映画館に足を運んだ作品。結果としては、ちょっと期待ハズレだったなぁ。まあ、改めて見てみるとそれなりに面白い作品ではあるんだけど、やっぱりどうも納得行かない。敗因は2じゃなかったという点だと思ふ。6点(2004-03-29 05:13:29)
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