みんなのシネマレビュー |
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1941. 新・猿の惑星 また騙されました。もうどうにでもしてぇ~ってな感じに暴走しています。前作では世界が崩壊したが、今作では世界観が崩壊してしまった。パラドックスによって肯定されたはずの設定が見事に覆されてオカルト化します。ありえない話になってます。残念ながら、邦題を新とした感性に共感ですね。まったく別物の新しい作品として見るしかないでしょう。4点(2004-04-05 06:59:03) 1942. 続・猿の惑星 前作で衝撃を受けて見てしまいました。まんまと騙されました。テレビで見たから金返せとは言えないけど・・・がっかりです。4点(2004-04-05 06:30:10) 1943. 猿の惑星 この作品は猿が言葉を話すというオカルトをパラドックスによって肯定してしまう。その説得力は凄まじいとしか言いようがない。衝撃的である。9点(2004-04-05 06:06:46) 1944. WASABI 《ネタバレ》 どうしてもジャン・レノと広末涼子に血の繋がりがあるとは思えない。フィクションではあるが、そこまで無理しちゃいけないと思う。3点(2004-04-03 11:49:25) 1945. PiCNiC(1994) 監督が伝えようとしたメッセージはよく理解できた。普通はそこに到達する手段として物語を用意し、前進して行くわけだが、この作品に物語はない。代わりに主人公たちが塀の上を前進する。それが良いのか悪いのかは好みの問題だろうけど、斬新ではあった。その先に何があるのか興味をそそられるのは確か。そして、やっぱりそのメッセージというのは衝撃的だった。面白いという作品ではないが、見る価値はあると思う。6点(2004-04-03 11:41:49) 1946. ACRI 序盤の人魚伝説の件に名作の予感を漂わせながら、話が進むにつれてどんどん迷子になって行く。残念ながら、迷作と言わざるを得ないだろう。過大評価するならファンタジーというジャンルに入れてあげられなくもない。恐らく制作意図もその方向性だったのだろう。でも、完成してみたら、単なるオカルト映画だった。誰が悪かったのか責めるまでもないが、浅野忠信にご苦労様と言ってあげたい。3点(2004-04-03 11:29:51) 1947. 毛ぼうし(OV) これを映画として評価するのは無理があるけど、跨ぐ伊藤歩に6点あげます。損はなかった。ちょっと得してるくらいだ。まあ、他人に薦めはしないけどね。6点(2004-04-03 11:13:32) 1948. 生きていた信長 完全版 確かにこれも映画でしたね。まあ、短いからこそ見られる作品で、それなりに面白いとは思う。見て損はないだろうけど、わざわざ他人に薦めようとは思わないかな。6点(2004-04-03 11:07:29) 1949. 台風クラブ 衝撃的なシーンがあったり、理解に苦しむ狂った行動があったり、妙な空気感の漂う作品ではあるが、物語として特に何かあるわけじゃない。ストーリーを説明しろと言われると非常に困る作品。5点(2004-04-03 10:35:12) 1950. 恋しくて(1987) 青春恋愛映画の王道ですな。いやぁ、リー・トンプソンは綺麗だし、メアリー・スチュアート・マスターソンも健気で捨て難い。どっちか1人を選べなんて言われても僕には無理そうです。両方って駄目ですか?9点(2004-04-02 05:02:10) 1951. 機動警察パトレイバー2 the Movie 冒頭のシーンは今を予言していたかのようで怖さすら感じる。今の政治家たちに見せてやりたい作品。作画の質が高く、迫力のある映像に圧倒されて、その戦争にリアルを感じずにはいられない。もしかしたら、それすら予言しているのだろうか???僕らが平和と感じている今この瞬間も戦争はどこかで行われていて、線引きをしてここから先は戦争、ここからこっちは平和ということになるのだろうか。今にも始まるかも知れない、いや、既に始まっているのかも知れない戦争に対して、僕らはどんな答えを出すのだろう。僕もやっぱりこの街の未来を見てみたくなった。9点(2004-04-02 05:01:25) 1952. ルパン三世 カリオストロの城 金曜ロードショーと言えば、この作品って感じです。子供だった僕はかなり頑張って最後まで見た覚えがあります。いつもなら寝てる時間なのにテレビから離れられない。ルパンやクラリスがどうなってしまうのか、ドキドキしたものです。もちろん、今見ても全く色褪せないですね。9点(2004-04-02 04:59:00) 1953. 恋におちたシェイクスピア 完成度の高い恋愛映画である。史実を上手くアレンジして作り上げられている脚本には脱帽だが、ラストは史実に足を引っ張られた感じだろうか。シェイクスピアだから成り立った作品ではあるが、シェイクスピアだからラストを纏め切れなかった。シェイクスピアが好きで、この作品自体に対する愛着もあるので満点と言いたいところだが、ちょっと割り引き。9点(2004-04-02 04:57:57) 1954. 蒲田行進曲 あのテーマ曲を聴くと感動が甦ってくる。松坂慶子の健気さが魅力的で、子供心に憧れたものです。ラストのお遊びもこの作品ならではの演出で、他の作品が真似しちゃいけないと思う今日この頃。9点(2004-04-02 04:56:01) 1955. ショーシャンクの空に 普通この手の作品を作るなら、冤罪という部分や刑務所内での不正や非人道的行為というものがクローズアップされるものであり、この作品でもその王道を突き進むわけだが、それらをすべて帳消しにしてしまうほどの生き様に感動させられる。とにかくラクエル・ウェルチ、あの痛快さが堪らない。とは言うものの、この作品にはその先に本来のラストが用意されているわけで、それが必要だったのかどうかはよくわからない。そこまで作品を楽しんできた観客に対するサービスとしては、感慨深いエピローグではあるが、もう少しすっきりと纏めて欲しかったとは思う。でも、やっぱり名作には違いありません。9点(2004-04-02 04:51:13) 1956. シザーハンズ ティム・バートンでなければ、この世界観は作り出せないだろう。彼独特の不思議な味がある。奇才と呼ばれるに相応しい監督である。既に設定で勝利してしまっているところに加えて、物語の持っていき方も上手いので、素直に感動できる。もちろん、切ない話ではあるのだけど、ただそれだけじゃない何かがある。僕自身が滅多に雪の降らない街に暮らしていただけに珍しく雪の舞う日には空を見上げて感慨深くなります。9点(2004-04-02 04:43:53)(良:1票) 1957. バック・トゥ・ザ・フューチャー リー・トンプソンが大好きなのであんまり冷静じゃないですけど、それを抜きにしても素直によく出来た作品だと思う。スピーディーでスリリングな展開、魅力的な登場人物たちのドタバタ劇、きちんと練り込まれたシナリオ、とにかく面白い。あの音楽を聴くとワクワクしてきます。9点(2004-04-02 04:41:09) 1958. 海がきこえる<TVM> 私、生理の初日が重いの。まあ、よくわかんないけど、大変そうというのは伝わってくる。話に無理はない、と思う。高知弁のイントネーションが耳に心地好い青春物語です。原作も大好きですが、アニメ版も雰囲気や音楽が素晴らしくて完成度の高い作品に仕上がっています。わがまま娘の理不尽さに振り回されて、次はどんなふうに振り回されるのかななんて変な期待もしてしまうんだけど、ラストシーンのしおらしさにやられましたね。ああ、僕は好きなんやなぁ。9点(2004-04-02 04:26:54) 1959. エレファント・マン 条件付の満点。この作品はどこに視点を置くかで大きく評価が変わる。メリックの立場で物語を追った場合、これ程までの名作は無いと思える。開放され、いくつかの困難を乗り越え、寺院の制作を成し遂げ、やがて安らぎを手に入れる。途中、人の心の優しさに触れ、思わず涙してしまった瞬間はあったが、ラストに涙はなかった。夢にまで見た安らかなるハッピーエンドである。僕は幸せでした。但し、メリック以外の視点で物語を追った場合には、それぞれ感じ方が変わってくるだろう。ある者は罪悪感を、ある者は嫌悪感を、ある者は悲しみを覚えるのだろう。あなたの瞳には何が映るのでしょうか。10点(2004-04-01 17:00:50) 1960. 劇場版 フランダースの犬 年代的にTVシリーズで感動した口なので、リメイク版と聞いてちょっと粗探しでもしてやろうかと思ってたところもあるが、まんまと感動させられた。丁寧な作りの作品で、劇場版独自の構想もあり、全体的に纏まりが良い。名作と呼ぶに相応しい作品に仕上がっている。悲しい物語ではあるが、ルーベンスの絵の美しさに癒されて、単なる悲劇ではないような気がした。絵画がそうであるように、この作品もまた時代を超えて人々の心の中で生き続けるのだろう。9点(2004-04-01 16:58:33)
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