みんなのシネマレビュー
クリムゾン・キングさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456

1.  アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 邦題から、宇宙空間を舞台にしたSF映画を予想してたんですがみごとのに外れました。しかしながらそんな事はどうでもよくなってしまうくらいに凄い映画でした。冒頭、“何か”が起こった街を探索するシーンから研究所に至るまでが淡々と描かれてますがそれがかえって未知の恐怖を倍増する効果をもたらしているし、中盤から後半に至るまでの“アンドロメダ”の謎の解明などがスリリングに描かれているのもこの映画が普通のSFパニックではないことを物語ってます。言うまでもなく、これはSF映画史に残る傑作です![地上波(吹替)] 10点(2004-03-20 20:19:31)(良:2票)

2.  ルパン三世(1978) 《ネタバレ》 ルパン三世の最高傑作はと聞かれれば、多くの人はカリ城と答えるだろう。 で、自分は、迷うことなく本作。もちろんカリ城も傑作なことは言わずもがなだが。 とにかく、他の作品にはない、レトロさとエロティシズム、ロマンやハードボイルドなどがギュギュっと詰まっている。 圧倒的な存在であるマモーに、自らの存在を賭けて挑むルパン、最後までルパンの愛を求めた不二子、生きて帰れぬ保証のない戦いに、それでも行こうとするルパンに対して銃を抜く次元、最後にルパンを救う“鍵”を託した五ヱ門、そして、階級を剥奪されても尚己の信じる正義のためにルパンを追うとっつぁん。 そして、最後に永遠の好敵手(ライバル)であることを認めるかの如く、ルパンととっつぁんが息の合った二人三脚で走っていくラスト。これ以上の舞台、設定、エンディングがあろうか。 物語は言うに及ばず、とっつぁんの扱いを蔑ろにしている近年のテレビスペシャルは顔を洗って出直してきなさい![地上波(邦画)] 10点(2003-07-04 03:10:32)《改行有》

3.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 他の殺人映画の中では残酷表現は控えめで地味な方。だけど恐怖と狂気は他のどの映画よりもダントツにすさまじい。あの乾いた感じと退廃した感じが後のホラー映画に大きな影響を与えたのも頷ける。俺の映画best10にはいる映画。 しかしながら残念なことに、マスクを被ってチェーンソーを振り回す殺人鬼、というと、今では間違いなくジェイソンという答えが返ってきて、レザー・フェイスと言おうものなら「誰だよそれは!?」と言われる始末(実際俺の友達は全員ジェイソンと答えた…)一連のホラーの立役者であり、それらを生むきっかけとなった記念的作品なので、もっと日の光にあたってもいいのではないか?と思う。[ビデオ(字幕)] 10点(2002-09-09 15:56:40)

4.  ゾンビ/ディレクターズカット完全版 小3の時この映画を見てなかったら、他の映画の評価がもう少し変わっていただろう。とにかくよく出来ている。ストーリーも、他のゾンビ映画と違い、仲間とともにゾンビを倒すというものではなく、本当に恐ろしいのは人間、ということを思い知らされる内容です。スプラッターが苦手な人には少し辛いかも知れませんが、それでも見る価値は十分にあると思います。製作から20年以上経った今でもこの映画に死角なし!! ※2021年追記 正確に言うと自分のオールタイム・ベストは「〜劇場公開版」なので、厳密に言えば違うのですが、未だ登録されていないようなのでこちらに記載しておきます。まあ、作品自体は100点満点なので、思い出補正込みでのオールタイム・ベストとい言う意味ですが。[ビデオ(字幕)] 10点(2002-08-31 21:19:17)《改行有》

5.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 似たような構成の作品は結構ありますが、その中では一番考えさせられる内容のものだと思います。 支配するものと支配されるもの、というより、人間の尊厳、自己決定の大切さを痛切に訴えていると思いました。 いくつか場面を絞っていきますと、まず、マクマーフィが薬を飲むことを拒否し、薬品名を教えてくれと看護師側に訴える場面。治療の内容を開示し、同意のもとに行うというのが本来の治療の在り方ではないでしょうか?また、自身の抱える疾患に関し、正しい知識を得るということは、病気の再発をも予防する手立てになるのではないでしょうか? 次に、婦長に音楽を小さくしてくれと頼む場面。もちろん「皆さんのための音楽です。耳の不自由な方もいらっしゃいますから、小さくすると差別になる」と却下されます。 しかし、当事者の方たちは、本当に自分から望んで聴いているのでしょうか?全員に意見を聞いたのでしょうか?聴きたくないという人もいるはずです。また、音楽を聴いたために、症状が出てしまうという人もいるはずです。そして、治療を受ける受けないは、その人個人が決めて良いはずです。援助者側の勝手な解釈で治療を施しているのなら、立派な人権侵害ではないでしょうか? そして、グループワークにて「話すことがこの治療の目的です」という婦長。受容も傾聴もラポールも形成されてないのに本人が話したくないことを無理やり話させるとは、援助者失格ではないでしょうか? 最後に、「綿密に練られたプログラムを変えろというのは、何年もかけてプログラムに慣れてきた方が当惑します」という一言。当事者の方をみな個人として見ていない時点で終わっています。その人に適したプログラムを提供すべきではないでしょうか? もちろん、この話は“昔の”精神科病棟を舞台にしたものであるために、こうした部分が目立ってきてしまいますが、それだからこそ、より一層人の尊厳というものが重要なものとして描かれ、ラストの去っていくチーフの姿がより印象的なものになっているのだと思います。[DVD(字幕)] 9点(2007-09-17 00:16:25)《改行有》

6.  レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ 《ネタバレ》 以前、ストラップを少し長めにしてレスポールを構えていたら友人に「お前、何でそんなに長くしてんの?」と言われたので、さり気なく「ジミー・ペイジ意識してんだよ」と冗談交じりに言ってみたら「は?誰それ?」と言われたことがある。ポカ~ン…確かこいつ、ギター始めて6年とか言ってたよな…それなのにペイジを知らないのか…時代も変わったもんだな…。などという思い出話はこれくらいにして、これって映画としてはどうなの?って疑問がやはり頭の中を過ぎります。ストーリーといっても最初のメンバーの日常が少し、そしてライブ中のちょっとした風景が少しと、メンバーのそれぞれのプロモと思しき謎の映像が流れるだけで、作品として見たらやっぱりそれほど面白みのあるもんじゃありません。でも、やっぱりロック・ファンなら、無条件に点数を引き上げたくなりますよね(笑)1曲目のロックン・ロールから、30分くらい延々続く幻惑されてや、無性に泣けてくるフレーズの天国への階段、モビー・ディック、そして最後の胸いっぱいの愛を等々…最初から最後まで“ロック・スター”やってます。EXIT MUSICが天国への階段ってのも、なかなか粋なことしてくれてますし。これで映画館出てくる人っていたんでしょうか?出来る事なら家の小さいテレビではなく、大スクリーンで、いや、出来る事なら実物を見てみたかった、そんなことを思わせる作品(ということにしておこう・笑)でありました。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-24 03:39:34)

7.  スティング なんと言ってもラストですね。あのどんでん返し、そしてエンドロールまでのくだり、実に清々しいです。しかし、良く見てみると、ただラストで勝負しているわけではないってのがすごいです。練りに練られたストーリーや二転三転する仕掛け、そして思わず口ずさんでしまいたくなるような音楽…DVDの裏面に書いてあった言葉「どうせやるなら、大きく騙せ!」この心意気に完敗(乾杯)です。9点(2005-01-28 15:35:33)

8.  ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 今から考えれば演奏はダラダラ&荒削りなものばかりで、今の音に慣れたロック・ファンには少々辛いところだと思うがこれが本物のロックだと思う。そもそもこの時代の音楽は全て社会の文化と一体のものであり、彼らミュージュシャンが社会に対して示したかった生き様そのものだったからである。「愛と平和」というのは確かに幻想に過ぎないのかもしれないが、この時ここ(ウッドストック)には確かに「愛と平和」が溢れていた。そして、音楽によってあらゆる人々が一つになった。当時のヒッピー文化を知る上ではやはり避けては通れないものだと思うし、サンタナやジャニス・ジョプリン、大トリをつとめたジミ・ヘンドリックスなど往年の大スター達の勇姿も見られるのでまさに一石二鳥。全ロックファン必見である![DVD(字幕)] 9点(2005-01-14 22:53:39)(良:1票)

9.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 現代映画の教科書的存在といっても過言ではないでしょう。冒頭から重厚感のある会話劇、ドン・コルレオーネが襲撃されるシーン、マイケルがレストランでソロッツォと警官を射殺するまでのくだり、「俺たちに明日はない」に触発されたというソニーが有料道路で蜂の巣にされるシーン(親父が彼の遺体を見て「こんな姿では母親には見せられない」と言うシーンは感動的という言葉だけでは表せない)、そしてラストの洗礼式と虐殺の見事なカットバック、もっと言えば新たに生を受ける者と死を迎える者の見事なまでのコントラスト等々…全てが美しすぎる。そして本作最大の評価点は、ファミリー(組織)とファミリー(家族)の描写をどちらも怠ることなく最後まで描ききっているところ。恐怖で支配しているのではなく、人柄から人々に慕われるコルレオーネ(親父)、血の気が多くファミリーの敵は皆排除したいが兄弟思いなソニー、以外にヘたれなフレド、ソロッツォを殺る時はまだまだ青二才だったのに対し、様々な経験をつむにつれて次第にドンとしての風格が出てきたマイケル(時に最後のカルロを殺す時の彼は同じ人物とは思えないほど!)と妹のコニー…3時間弱の映画ながら内容が濃厚なため全く長さを感じさせない演出やストーリー展開もまた見事。こうした映画がまた作られることを切に願っています。<追伸>偉大なるドン・コルレオーネことマーロン・ブランド氏に心よりご冥福をお祈りします。[DVD(字幕)] 9点(2004-09-06 16:59:03)(良:3票)

10.  ファントム・オブ・パラダイス “怪人”や“悪魔”という存在もロックの前では物凄くクールな題材になるんだよなぁ。なんていうか、邪悪さゆえのカリスマ性というか。現に怪人と化したウィンスローが怪人になる前よりも遥かにカッコ良くなってるし、仮面は確かに少しダサいような気がするけどその下からのぞかせている深紅の唇や銀歯、そしてエフェクトの掛った声がたまらなく良い。ロック版のファウストってのも一度聞いてみたいし、全編通して流れる楽曲もまたクール。一つの被写体を二方向から写し、画面を二分割して見せるデ・パルマ監督の手法も健在。カルト色の強い映画ではあると思うけど、だからと言ってカルトがつまらないという訳でもないし、やっぱり、評判云々よりも自分の目で確かめる事が大切なんだよな。9点(2004-04-26 04:12:26)(良:2票)

11.  ジョニーは戦場へ行った 今更僕のようなボンクラが付け加える事もないと思うけどあえてコメントしたい。これまで反戦映画というものを幾つか見てきたがこれほどに痛烈に反戦を謳ってるものは本当に少なかった。個人的に衝撃を受けたシーンは3つ。第1に、主人公が自分の顔に何もないということに気付くシーン、第2に、空気を取り入れるチューブをふさがれ、やっと死ねると思った主人公が看護婦に「ありがとう」というシーン、第3に、暗闇の中1人孤独に取り残された主人公が「助けてくれ、助けてくれ…」と悲痛な叫びをあげるシーン。特に、「ありがとう」というシーンは恥ずかしながら涙を流した。普段なら助かって涙を流すはずなのに、死ねることに泣くとはどういうことだろう?その答えは主人公が置かれた境遇。頭と胴以外を失って尚生き続けなければならない主人公。「生きてることは素晴らしい。だから死にたいなんて馬鹿なことは言うな」果たして、自分が彼と同じ境遇になって尚そんな事が言えるだろうか?いや、恐らく誰もが殺してくれと願うはずだ。↓へちょちょさんの言葉を借りるが、ラストを見ても尚「へぇ~、だから何?」というようなノーテンキな考えしか浮かばない連中とは個人的に永遠に親しくはなれないと思う。[ビデオ(字幕)] 9点(2004-02-13 00:03:46)(良:2票)

12.  イレイザーヘッド お金が無くても、否、お金が無いからこそ面白い作品が出来るということをこれでもかといわんばかりに語っている作品。それが証拠に、ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド、悪魔のいけにえ、死霊のはらわた、バッド・テイストなど、名作視されているまたは製作からかなりの年数が経った今でも根強い人気をもってる作品はどれも低予算の映画だった。A級にも、十戒やベン・ハーなど、映画史に燦然と輝く大傑作はあるが、殆どの場合は、途方も無い予算をかけて超有名な役者人をそろえ、最新の技術をふんだんに使えば内容がイマイチでもある程度の興行収入は得られる。それに引き換え、B級は金が無い。なので有名な役者も雇えない、技術もチープである。だからこそ、人々をひきつけるようなストーリーや脚本を作ろうと必死になるのである。それに確かにB級は駄作は多い。しかし、B級で肩透かしを食らうのとA級で肩透かしを食らうのでは明らかにレベルが違う。本作品も、新聞配達をしてセットで寝泊りをしながら完成させたというエピソードを聞けば低予算と一目瞭然。しかし正直な話、ここまで衝撃を受けたのも久しぶりだ。主人公の彼女の家族の異様さ、見るからに不気味な赤ん坊、精神をキリキリと引き裂かれるような不快極まりないサウンド、そして徐々に交差する悪夢と現実など、20年近く経った今でもその衝撃は一向に色あせることは無い。[DVD(字幕)] 9点(2003-11-21 19:22:04)(良:1票)

13.  時計じかけのオレンジ 皮肉の効いたストーリーやキューブリックらしい芸術品のような美しい映像、そしてマルコム・マクダウェルの演技など、これが30年以上も前の映画だとは信じられないくらい素晴らしい。9点(2003-11-12 19:06:49)

14.  戦争のはらわた いやはや、なんともけったいな邦題を付けたもんだ。そこらに埋もれてるB級ホラーじゃあるまいし“はらわた”はないんでないかい?どうも日本の配給会社はこうした意味不明な邦題を付けたがる癖があるようだ。しかし、この映画に至っては、はらわたという聞いていてあまり気分のいいものではない言葉を使うことによって、戦争の内包する残虐性だの邪悪性だのを表現したかったのであろうし、戦争映画として、本作は正に完璧なまでの完成度を誇っている。“シンドラーのリスト”に代表される殆どの戦争映画で邪悪の象徴のように描かれているドイツ兵の視点から物語が語られる本作は、登場するドイツ兵はみな人間味に溢れ、どちらかが善でどちらかが悪といった描き方ではなく、“殺らなければ殺られる、だから生き残るために殺す”という、戦争本来が持っている不条理な条件を時には悲惨に、時には激しく描いている。冒頭、そしてエンディングで流れる“小さなハンス”も、一見すると場違いな音楽に聴こえるかも知れないが、無邪気さゆえの残虐性というのが痛いほどに伝わってくる。手軽に見れる戦争映画といえば、“プライベート・ライアン”などの作品になるだろうが、真の戦争を描いた作品といえば間違いなくこの作品であろう。 9点(2003-10-23 00:47:36)

15.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー いやいやいやいや、凄いです。半端じゃないです。ブルース・リー強いです。カッコ良いです。ダブルヌンチャクや棒術、投げ矢等々、実にカッコ良いです!特にコロッセオでのチャック・ノリスとの死闘、本当の死闘、痛みが伝わってくるくらい凄いです。ストーリーだけ見るとあらがちらほら見えるけど、そんなの全てのアクション映画にいえることなんで細かいこと抜きにして見るのが一番です。実際、ストーリーを重視する俺でさえ全く気になりませんでした。いや、というよりファイト・シーンが凄すぎて気にす事すら忘れてた。ブルース・リー…やっぱりあなたは最高だ!9点(2003-10-20 03:47:57)(良:1票)

16.  キャリー(1976) エクソシスト、オーメンと並んでオカルトの最高傑作だと思いますが、この3本の中でどれが良いかと言われればはやはりこの作品が1番好きですね。狂信的な母親の圧倒間などは見ていて本当にゾクゾクするし、ラストでの、ナイフで十字を切る時のあの顔!あの表情は、“ミザリー”のキャシー・ベイツよりも怖いと思います。プロムのシーンの、画面を2分割した映像は凄く斬新だと思うし、ラストのシーンも、大体予想が付くけれども、やはりこの作品が先駆け的なものであるため、ちっとも使い古した感じがしません。全編を通して、やはりキャリーが可哀相だと思いました。近寄りがたいとはいっても、ブスではない(と言うより結構可愛い)ので余計にそう思いました。色々な意味で心に残る名作です。9点(2003-07-01 18:26:56)(良:1票)

17.  燃えよドラゴン 思えばこの作品を見て大きな衝撃をうけ、格闘技というものに興味を持った。ブルース・リーの映画が他のカンフー映画と違うのはやはりその“動き”だと思う。J・チェンなどのカンフー映画は、確かにアクロバティックで派手だが、どこか鋭さにかけている。その点ブルース・リーの映画はみな、その痛みが伝わってくるようなほどに動きがしなやかで切れがある。静から動に転じる時の動きの速さ、蹴りのスピード、そして滑らかな体の運びと、まるで実戦を見ているような緊張感がある(いまの役者でリーに匹敵する人物といえばリー・リンチェイくらい)。その中でもこの作品は、扱う武器もヌンチャクや棒などと豊富で、その他、各格闘技のチャンピオンなどが多数出演していたりと、格闘術も本物の動きで色々と見るところが多い。正にカンフー映画の傑作。9点(2003-05-25 20:12:39)

18.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 アヌビス三部作の第2章にして、いわずと知れたゾンビ映画の最高傑作。この他にもディレクターズ・カット版やダリオ・アルジェント版などと色々なヴァージョンがある非常に珍しい映画。人によって、好きなヴァージョンが異なり、それぞれのヴァージョンも、語られる内容は大体同じだけれど、微妙な所が違うので、機会があれば見比べることをお勧めします。話を映画に戻しますが、この映画は本来、ゾンビ達による恐怖を描いたものではなく、極限状態の人間の心理を描いた話なので、他の映画とはまた一味違うものになっています。ホラーとしても映画としてもとてもいい作品なので、是非色々な人に見てもらいたいと思います。点数は、本当は10点の映画なんですけど、僕は完全版のほうが好きなので今回は少し落として9点にしたいと思います。9点(2003-05-17 19:12:27)

19.  エイリアン 今あるSFホラーの原点ともいうべき作品で、はっきりとは見えないエイリアン、宇宙空間という限られた空間が、恐怖心をさらに煽ってくれます。ものすごく古臭いコンピュータなど、今見たら凄くチープな感じがするところも多々ありますが、そのレトロな感じが、よりSFらしさを引き立てていると思います。そして、特記すべき点がもうひとつ、まだスプラッタというジャンルが確立していない時期に登場した例の腹破りシーン。話によると、出演者に何も知らせないままあのシーンを撮影したため、女性陣からエラい反感を買ったとか…。9点(2003-02-13 22:34:09)

20.  1900年 《ネタバレ》 まあとにかく景色というか自然が綺麗。 そしてカット割を細かくするのではなく長回しで役者と背景をじっくり撮ってくれてるので、奥行きや季節の空気感など非常に感じられて見ていて楽しいです。 地主と百姓の息子。立場は違うけど奇妙な友情、時に衝突しながら、最後は共に天に召される展開は、時代が違えばもっと違った形の友情を育めたのではないかと思うばかり。原題の「20世紀」の犠牲になった若者たちという感じです。 まあ、現代からすれば、社会主義も大概じゃね?とは思うばかりですが、それはやはり自分の住む国を基準に考えてしまうからでしょう。 長らくDVD化されませねしたが、確かにこれは児ポ法に引っかかってもおかしくない描写もあり、非常に複雑な立場だったんだな、とは思いますが、残虐性や卑猥さもこの作品には必要だと思います。20世紀を生き抜いた彼らの証として。 5時間越えの作品ですが、内容も濃く、長さを感じさせない作品でした。[DVD(字幕)] 8点(2022-01-07 02:19:01)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS