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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  トゥルー・ロマンス 《ネタバレ》 夕焼けに染まる浜辺を歩く2人とちびっ子の姿を見ながら涙をグッと堪えて「ちくしょー、良い映画だ」って心底思い、彼らのこの先が平穏であることを願った。欲深さのない澄んだ心を持った2人が出会った瞬間、欲の為に必至こいている奴らは到底2人にはかないっこ無いんだ。これは起こるべくして起きた奇跡の話。でも、こんなステキな映画を撮れるトニーがもういないなんてあまりにも哀しいな。どうか、ぼくが死んだら「素晴らしい映画だった」って伝えに行きたい。[DVD(吹替)] 9点(2012-12-21 01:48:49)(良:2票)

2.  アンダーグラウンド(1995) 《ネタバレ》 本来ならコミカルな要素など入る隙間もないはずの素材なのに、天才クストリッツァ監督は見事に自分の色でコーティングしている。光の届かぬ地下世界の人々に、笑顔や歓喜や活き活きとした生命力をしっかり注ぎ込んでいた。その一方で地上にいるマルコはナタリアと共に、あまりにも多くの人々を騙し、自らの気持ちにも目を背けていた。本当の意味での、地上は一体どちらにあったのだろうかとずっと考えていたが、結局どちらもそれぞれの地下でしかなかったように思う。愛は人を迷わせ、戦争で得るお金や地位は人を狂わせてゆく。地下の物理的なアンダーグラウンドと地上の比喩的なアンダーグラウンドが絶妙に描かれている。だからこそ、クストリッツァ監督が鮮やかで活き活きとした息を吹き込まなければ、あまりにも苦しすぎる作品だったことに気付かされた。地下で希望を胸にマルコの弟が作ったチャペルの模型。地上でマルコの弟が鳴らした絶望的なチャペルの鐘の音。ゆっくりと動き続けるマルコとナタリアを乗せた火達磨の車椅子。視覚と聴覚同時に感じる絶望。それを見つめるクロ。 だからこそ、ラストシーンの描写だけが希望に観え、アンダーグラウンドからようやく抜け出せた彼らの姿に心が震えた。[ビデオ(字幕)] 9点(2008-08-23 17:38:24)《改行有》

3.  浮き雲(1996) カウリスマキ監督の作品は、シナリオがすごくシンプルでわかりやすい。映画は本来サイレントで、音楽や色彩はなかった。でも、それでも観客が楽しめる作品は作られていた。映画とはつまり、目で見て、考えれば、わかるものなのです。より物語が豊かに感じられる要素として、音楽や色彩は存在し、演技も演出も小道具も美術も、そして台詞も存在している。極端に言えば、それらの要素を限りなく低め、映画本来の面白みや可能性だけで勝負しようとしているのがカウリスマキ監督の作品だと思う。この作品もシンプルでわかりやすい物語と、分かりやすい人物の感情をしっかり理解して見ることができた。特にラスト、イロナとラウリが見上げる空が一体どんな空なのか凄く気になるけど、それを見せないところが憎い。でも、その空がどんな空なのかなんとなくわかってしまうから素敵。[DVD(字幕)] 8点(2008-08-13 19:40:33)

4.  コントラクト・キラー はっきり言ってしまえば、こんな人間いないでしょうね。でも、リアルと呼ばれるそれを追い求めたってつまんないです。映画の可能性が萎縮してしまいます。それをぶっ壊すくらいのつもりでやっている監督は今までも、これからも次々現れます。その中で、カリウスマキ監督が突き詰めていこうとするのは映画の限界だと思います。映画そのものにある力を極限に引き出したいと考えているのでしょう。だから、脚本を始め、演技、演出全てがシンプルなんだと思います。立ち上がる、座る、横を向く、驚く。とにかく全てがシンプルで、無駄をそぎ落とした感情そのものが伝わってきました。死にたいが愛する人に出会い、生きたいへ変わり、殺す者に追われ、逃げる。ただそれだけだけど、その表面にある生を見つめ、死から逃れようとする行為、全てが活き活きしていて、輝いて見えた。耳を塞ぎ、台詞を読まなくてもわかるこの作品。これぞ映画。これぞ芸術。[ビデオ(字幕)] 8点(2008-06-28 19:56:32)

5.  HANA-BI 《ネタバレ》 生と死。暴力と愛。様々な感情の間で男の心が揺れ動いているのがヒシヒシと伝わってきます。伝えたいことだけを描こうとする北野監督の想いが随所からうかがえます。無駄な説明もないのにストーリーがわかり、その波に乗っかっている人間たちの感情も台詞があれほど少ないのに恐ろしいほど伝わってきます。その演出力、あるいは脚本の無駄のなさに感動しました。全ての台詞、行動、カットに意味を持たせ、そして最後に繋げていく。素晴らしかったです。男は誰かを守るために拳を上げ、そして時に引き金を引く。その一方では、自分を犠牲にしてまで他人を包もうとしている。男の優しさとそれとは真逆の部分が強いがゆえに一方が際立つ。その方法は様々なところから伺えました。静けさが多くあるからこそ、音楽が際立ち、また台詞が際立つ。また死があるからこそ、何気ない行動、すなわち生きている時間が重く感じられ、さらにラストでの女の二言が、それまで一切何も語らなかったが故に際立ったと思います。その一つ一つに、全てが集約されているような気がしてなりません。多くの登場人物たちの心の葛藤が素晴らしく、その一人一人に感情移入できてしまうその一人一人の重要性にもまた感動しました。やはり北野監督は凄い人だと心から思います。[DVD(邦画)] 9点(2006-12-22 00:20:01)(良:3票)

6.  学校 学校というタイトルからして、非常に説教臭い作品を想像していましたが、いやはや僕の想像はあまりにも浅はかでした。授業を通して人間の成長を描き、それでいて山田洋次という人は、人間を深く理解しているのだ実感しました。人が人を変え、教師が生徒に気付かせ、生徒が教師に気付かす、そんな今まで見た事も聞いた事もない構図がそこには存在し、生徒と教師が同じ目線で授業を作り上げていく、その素晴らしさ。演技や台詞の一つ一つからその素晴らしさがヒシヒシと伝わってきます。あんな先生のいる学校なら僕も真面目に毎日授業を受けていたような気がします。美しい映画でした。[DVD(邦画)] 8点(2006-12-09 17:32:33)

7.  ルディ/涙のウイニング・ラン スポーツをすることで最も学ぶことは“諦めない”の気持ち。どんな試合もどんな練習も、そしてどんな人生であっても諦めてはいけない。周りがどんなに無理だと言っても絶対に諦めてはいけない。走り続け、その足が動かなくなるまで、泥にまみれて走り続ける。それがスポーツであり、人生。この映画はそれらのことを強く、そして熱い友情を通して心に深く刻み込んでくれる。こんな映画は他にはない。ルディの諦めない強い心に涙。[ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-03 22:20:00)

8.  アメリカン・パイ “下”しかない。同じ高校生でも日本の高校生の僕にはちょいと刺激が強すぎる。本当に。えぇ、本当に・・・[DVD(字幕)] 6点(2005-10-23 20:25:40)

9.  ラストサマー うわっ!酷い、この映画。来年の夏にうなされそうだ。[DVD(字幕)] 5点(2005-10-23 20:22:27)

10.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ティム・バートンらの努力は尊敬に値すると思います。ですが、僕はこの作品をまったく好きになれません。この作品に魅了されている人々はきっと、キャラクター達の不思議な存在感や個性豊かで魅力的な雰囲気を愛しているのでしょう。ですが僕はそれらをまったくと言って良いほど感じることができません。こんなにも高く評価されているストップモーションの偉大な作品を好きになれない自分自身の感性が悔しいです。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-17 00:09:54)

11.  恋に落ちたら・・・ ゆっくり、ゆっくり。あまりのゆっくりさに途中で仮眠を入れてしまった。取敢えず二時間の仮眠の後、最後までちゃんと観賞致しました。ストーリーは、ユア・サーマン演ずる(劇中での名前を覚えていられない)若い女性がビル・マーレー演ずる(これまた覚えてない)金貸しの男の命令で、ロバート・デ・ニーロ演ずる(寝るとダメだ。全然憶えていられない)中年刑事の前に現れる。そこから男と女の1週間だけの暮らしが始まる。こんな感じのストーリー。終始遅いペースでストーリーは進み、それはもうホントにゆっくりで、眠っても追いつけてしまうカメとウサギみたいな映画。でもここの評価ほどつまらなくは無かった。逆に僕にとってはおもしろかった部類に入る映画です。それはもしかすると仮眠を入れたからなのかもしれない。そんな僕にとってこの映画のタイトルは『眠りに落ちたら・・・』ですね。(苦笑)はぁ~、行き当たりばったりなオチですいません。(泣)[ビデオ(吹替)] 7点(2005-08-16 20:07:55)

12.  あの夏、いちばん静かな海。 この映画の静けさは本当に心地好くて優しい。だからいつまでもその上で漂っていたくなる。この映画自体が海のような広い心と、深い愛情で作られているような気がした。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-03 22:59:47)

13.  星に想いを 最近思うのですが、ラブコメの女王は誰が何と言おうとメグ・ライアンですよね?でも彼女はもう45歳・・・日本人だったらもう完全な『おばちゃん』です。時が経つのが悲しいと感じる瞬間がまさにこれです。最近のラブコメに魅力や楽しさを感じないのは、やはりメグ女王がいないからでしょう。あんなに美しく、その美しさの中に愛くるしい表情や仕草があったり、それは美しいとは違う美しさで、あえて言うなら“CUTE”な雰囲気で、それは笑える演技もシリアスな演技も切ない演技も全て柔軟に演じれる要因だと思います。そんな彼女の黄金時代の数あるラブコメの一つがこれ。やはりメグ女王は美しく、彼女を観ているだけで楽しくて幸せになれる、そんな感じの気持ち良さをこの作品からも感じる事が出来ました。そしてメグ女王のようなラブコメ女優が現れる事は無いんだろうなぁ、と思いながらテープを巻き戻ししました。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-14 18:15:39)

14.  二十日鼠と人間(1992) ジョージにとってレニーはまるで、直径1メートルの綺麗に研磨されたつるつるのビー玉のようだった。しっかりと背負っているつもりなのに、あっけなく地面に落ちてしまう。でも地面はいつだって土と草が生えていて割れない。いっそのこと割れてしまえばいいのにと落ちる度に思うのだが、そのビー玉の純粋な美しさがやっぱり大好きなのだ。愛しくて綺麗でいつもそばで見つめていたい。誰にも上げたくないその美しさ。しかし、そのビー玉は美しく大きいが故に凶器と化す。簡単にヒトの命を奪う事が出来る。美しいがいつでもお荷物。しかしお荷物だけどやっぱり美しい。ジョージは涙を流し、ビー玉を磨く。そして一発の銃弾をビー玉に撃ちこんだ。ビー玉は呆気なく粉々になった。あんなに綺麗でお荷物だったビー玉が、ちっぽけなただのガラスの破片になった。なぜこの世の中の物は美しければ美しい程、トゲがあり、脆く壊れやすいのだろう。悲し過ぎる・・・[DVD(字幕)] 7点(2005-05-03 19:47:10)(良:5票)

15.  四月物語 脚本も映像もどこか在り来たり。でも、いや、だからこそ感動できる。気持ちのいい、清々しい作品。[DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 18:07:22)

16.  恋人までの距離(ディスタンス) 2人は限られた時間の中でウィーンの街を語り歩く。限られた時間だと知っているから会話の一言一言がとても深く、意味のある言葉になり、その言葉一つ一つを大切にしようとする。限られた時間の中だからこそ、どんな場所でも美しく鮮やかになり、そして記憶の中に鮮明に残り続ける。限られた時間だからこそ相手の事をより知りたいと願い、より相手の事を思い遣る事が出来る。もし、2人がこの先も一緒に居続けてしまったら、あの会話も、あの場所も、あのワインも、全てが記憶から遠退いてしまう。限りある時間と言うのはそれだけ強く根を張り、美しく鮮明に残る。だが、愛しさは時を重ねるに連れて膨らんで行く。しかしその膨らむ感情はとても辛く、苦しい物。2人のあの一日にも満たないたった14時間の出会いを、時間だけで考えてしまえば本当に短か過ぎるかもしれない。だけど、記憶には永遠に残り続ける。それこそが本物の永遠の愛の形なのかもしれない。8点(2005-03-14 18:35:36)(良:1票)

17.  ひみつの花園 《ネタバレ》 映画では“お金”を求め過ぎると最後に落とし穴にはまる、という展開を良く目にする。それは“お金”に対しての主人公の欲が何処か薄汚く、時には悪質だったりする。だから天罰のような形だったり、「人生、そんなに上手く行かないよ」と言うような形で落とし穴にはめる。しかしこの映画の主人公は違う。咲子は、純粋な気持ちで“お金”を愛していた。お金の使い道に期待したり、夢や欲望を抱いたりする訳ではなく、ただ本当に純粋な気持ちで“お金”という紙切れを愛していた。だから咲子の心の中には“欲”はなく、その行為自体が本当に純粋で、それはまるで子供が海岸でキラキラ光る小石を集めるみたいに無邪気だった。だから危険性が感じられず、終始安心して見守る事が出来たのだった。そして咲子にとって5億円は通過点に過ぎず、言わば、更なる大金への踏み台でしかないのだ。だから咲子にとって求め過ぎの限界は無く、きっと咲子は死ぬまでお金を求め、探し続けるのだろう。そしてお金を手にする度に、誰も知らない“ひみつ”の場所に隠し続けるだろう。8点(2005-03-11 19:18:50)(良:1票)

18.  ガメラ 大怪獣空中決戦 なんて心優しき怪獣なんだ・・・感動したよ。手を怪我してでも人間を助ける、その力強さと優しさ。その輝く大きな瞳は優しさと勇気を僕にくれたよ。健気で優しくてこんなに良いヤツだったなんて、僕はこの映画を観て始めて知ったよ。やっぱり人は外見では判断できないね。うん、ガメラ、ありがとう。キミから沢山の事を教えてもらった気がするよ。ホントにありがとう。ありがとう。ありがとう。7点(2005-03-11 18:44:25)

19.  スモーク(1995) 終始、穏やかな雰囲気がとても心地好く、人と人の繋がりが涙が出るくらい優しくて温もりがあった。観賞後は、思わずため息が零れてしまうほど優しさが切ない映画でした。8点(2005-03-08 11:23:50)

20.  菊次郎の夏 北野さんの映画の雰囲気にだんだん馴染めてきました。基本的に静けさを大切にする北野さんの映画の中で、随所に流れる久石譲さんの綺麗な音楽はとても印象的です。あまりにも素晴らしかったので着メロとして使わせて頂いてます。で、ストーリーは非常に淡々とした雰囲気で、飛びきり盛り上がったりする場面はないのですが、それでも少年と菊次郎の冒険のような好奇心一杯の旅は観ているだけでとても楽しかったです。随所に盛りこまれたビートたけしのギャグ!ギャグ!ギャグ!いやぁ~笑いました。馬鹿みたいに笑えました!真面目な中にギャグをポンッと入れ、観ている側に不思議なギャップで楽しませてくれる。これはすごいです。楽しくてちょっぴり泣ける、夏の思い出って感じでした。7点(2005-03-05 14:38:21)

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