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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  失われた週末 「サンセット大通り」もそうでしたけど、ビリー・ワイルダーって人は人間のダーク・サイドを描く方が絶対に長けてる。この映画の主人公の滑稽さはほとんどコメディですけど、彼は何かに取り憑かれてる。それが「酒」か「悪霊」かの違いだけで、取り憑かれてることに違いは無い。憑かれた人間は他人の目には滑稽に映り、且つ恐ろしいものです。従って映画は、徐々にスリラーかホラーの様相を呈してくる。そして「こいつは何かやらかすんじゃないか」というサスペンスが張り詰める…。本作はヒッチコックより見事に滑稽さと恐怖を同居させてると思います。アメリカだけでなくヨーロッパだけでもない、両方で受賞してるってことも伊達じゃない。これはエンターテインメント性と芸術性の両方を評価されてるって証拠です、8点献上。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-04-22 00:01:49)

2.  桃色(ピンク)の店 幸せや恋の色がピンク色ということでこのタイトルになったんでしょうけど、今となっては酷い邦題。普通に「街角の店」にしておけば、こんなことにはならなかったのに…。「桃色の店」と聞けば普通、十中八九ピンサロを連想するぞ(…もしかして、私だけ?)。で、私も当然「ユー・ガット・メール」が先だったので、色々な意味で楽しめました。二作の大きな違いは脇役の立ち方。こちらは店の従業員全員にエピソードが無駄なく配置され、ラヴ・コメディと言うよりもハート・ウォーミング・コメディという色彩が強いです。それにしても、何で舞台をブタペストのままにしたんだろ…? 6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-13 00:16:59)

3.  奥様は魔女(1942) 実際のヴェロニカ・レイクの作品は初めて観ましたけど、当時のファム・ファタールを代表する方だったとか。そんなクール・ビューティが演じるのは、自分を封じ込めた男の子孫を復讐の為にたぶらかそうとする、イメージ通りのファム・ファタールな魔女。しかし男に飲ませようとした惚れ薬を自分で飲んでしまい、中盤からは一転、敵の子孫に恋してしまう可愛い魔女に変身。ルネ・クレールの狙いは、イメージとは正反対のヴェロニカの純情演技そのものにあったんだと思う。私は彼女のイメージを知らないので、この映画の真の面白さを理解できなかったかもしれませんが、ヴェロニカ・レイクは充分チャーミング。そして映画自体も、オーソドックスながら現在でも充分通用する特撮コメディだと思います。そういうことで、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-02 00:01:02)

4.  天井桟敷の人々 戦時下の厳しい時代にも関わらず、3時間10分かけてこの映画が描くのは、ひたすら恋愛と文化。こういう作品に触れると、つくづくフランス人ってのは豊かなんだと思う。細部まで手抜きの無い贅沢な映像と、バティストだけでなく、登場する男達がそれぞれ魅力的なのが良いですね。逆に、私にとって本作最大のウィーク・ポイントは、肝心要のアルレッティその人。「こんなオバハンがヒロインなの?」っていうのが正直な第一印象。「白い男」編になるとだいぶ慣れてきましたし、当時の大女優なのかもしれませんが、それでも幾人もの男を虜にする女には最後まで見えませんでした。あと、上映形態として、これは途中休憩が入るのではなく、元々は別々に公開されんたんじゃないですか?(未確認) で、敬意を込めて7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-01 00:12:12)

5.  自転車泥棒 《ネタバレ》 う~ん、どうなんだろ? 評論家や歴史家にとってはネオ・レアリスモの傑作中の傑作なんでしょうし、クリアな映像で切り取られた当時のイタリア社会は見応えがありますけど、「面白いか?」と問われれば、私の口からはとても面白いとは言えません。もう、見るに堪えない位に悲惨。生活の糧である自転車の盗難、絶望的な自転車探し、出来心からの自転車泥棒、そして息子の前で取り押さえられる父。肩を落とした親子の後姿で終わる救いの無いラスト・シーンに、この先この一家にはどんな不幸が待っているのだろうと、暗~い気持ちになったもんです、5点献上。5点(2005-01-11 01:08:56)

6.  美女と野獣(1946) 黒板に手書き(?)の、一見侘しいタイトル・バックからは想像もつかない、息を呑むイマジネーションの数々と野獣の特殊メイク(精々当時の「狼男」程度のものを想像したら大間違い。このメイクは今見ても凄い)。ジャン・コクトー云々以前に、終戦の翌年にこんな夢のある作品が、しかも一流の美術と特撮を駆使して実写映画化されていたとは、それだけで驚きです。ディズニーの「美女と野獣」を観た時も、CGを駆使したアニメらしからぬカメラ・ワークに驚きましたけど、本作はそれ以上の驚きを与えてくれました。これは老若男女問わず、夢の世界に誘ってくれる作品です、7点献上。7点(2004-12-24 00:09:30)

7.  市民ケーン この映画の評価というのはマンガで言う手塚治虫、ロックで言うビートルズといったところでしょうか。手塚治虫やビートルズをけなせないのと同じように、この映画をけなすことも難しい。1カットっぽさを醸し出すカメラワークと抜群のカット割り。画面の隅々にまでポイントを配置する構図。徹底的にリアルで大がかりなセット。それでいながら必要最低限に抑えられた映像情報。そして秀逸な脚本によるミステリー。当時初めて観た人は、「2001年宇宙の旅」を初めて観た時のような衝撃があったのではないかと推察します。従いまして、8点献上。8点(2002-11-16 19:30:30)(良:1票)

8.  誰が為に鐘は鳴る ヘミングウェイのこのタイトルが何を意味するものなのか映画からは窺い知ることができません。最近スペイン内戦繋がりの映画を続けて観ましたけど、それらと違い本作は美男美女スターによる往年のハリウッド製メロドラマ(結構大作です)。戦時中の製作ということもあり、当時の人々は小難しい反戦映画ではなく美男美女の夢物語を観たかったのかもしれません。イングリッド・バーグマンのルックスもあって古の女性像は無垢で一途な天使、そして男はストイックな英雄でしかないのは流石に時代を感じさせます。ということで、5点献上。5点(2002-04-28 18:18:10)

9.  レベッカ(1940) 城を覆う呪われし名前、レベッカ。私にとってはサスペンスと言うよりも、ジョーン・フォンテーンのヘタレ具合(金持ちの後妻って大変なんだ)とサー・オリビエのはっきりしなさ加減に終始イライラしっぱなしの映画でしたっけ。あんなメイド、さっさとクビにするけどなぁ普通…。ということで、5点献上。5点(2002-03-19 19:10:23)

10.  第三の男 映画としての構成力、モノクロの長所を最大限に引き出した映像、全編チターだけで見事に表現されるBGM、強烈な印象を残すオーソン・ウェルズ、内に炎をたぎらせるアリダ・ヴァリ…と、優れた点を上げてたらキリがない。現在観直してみると、確かに「サスペンス」としては【プリン】さんの書いているように古臭くなってしまっていますが、「映画」としての輝きは失われていませんでした。特に、このラストシーンを越えるラストシーンは未だありません。ので、8点献上。8点(2001-11-13 22:57:06)(良:1票)

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