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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  悦楽共犯者 シュヴァンクマイエル監督の作品を観たのは今回が初めてです、ていうかこれ以外レンタルで見つからない!個人的にはS・キューブリックの映画を思い出しました。目まぐるしいカット割に、象徴的なオブジェ。偏執的な登場人物と、そのカメラに対する異様な眼差し。そして交響曲やオペラを使った音楽。いわゆるまとな人間が出てこない映画のように思われますが、これってきっと表向きでは皆普通の人たちなんでしょうね。ただその裏側に焦点を当てているせいか変態に見えるだけで、誰でも彼らと似たようなことはしているはずです(これは少々度を越えていますが・・・)。そんなわけでこの映画を観ること自体が至上の悦楽、観終わった後には自分の欲望が解消されたような何とも形容しがたい気持ちになりました。これで僕も共犯者なのでしょうねぇ。10点(2004-08-19 15:17:38)(良:1票)

2.  ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ! クレイアニメの脅威!!時間はたったの30分程度だが、そこらの映画を観るよりもずっと楽しめる。コツコツと地道な作業を重ねて、あそこまで精密にクレイを動かせるのはもはや職人芸。特に今回の作品で素晴らしいのは、何と言っても無表情の悪党ペンギンさん(バットマンじゃないです)。このキャラクターはシリーズ中でもかなりの名キャラクターだと思います。巻尺を利用して美術館を下調べするシーンはお気に入り、ラストの列車追跡劇は個人的に映画史に残る名シーンだと思っています。10点(2003-08-14 07:52:00)(良:1票)

3.  記憶の扉 《ネタバレ》 こうして観るとつくづく「羅生門」って凄い映画だったんだなぁ、と思います。どれだけ他の作品に影響を与えているか気が知れない。う~む…それにしてもここまで凄いミステリー・サスペンスは久しぶりに観ました。ラストについては賛否両論ありそうですが僕の場合は断然"賛"です。普通に考えたら途中で気付きそうな気もするけど、どういう訳か最後の最後まで全く気付きませんでした。恐らく物語にのめり込んでいたのでしょう、余念の入り込む隙がありませんでした。ジェラール・ドパルデューの狂気に満ちた演技、それに呼応するかのようなロマン・ポランスキーの挑発的な態度。精神不安を掻き立てる水滴の音や、見せ過ぎず見せ無さ過ぎずというフラッシュバックの映像も効果的です。しかも後味は不思議と爽やか。同監督の「ニュー・シネマ・パラダイス」が余りにも有名過ぎて、影に隠れてしまっているのがちょっと残念です。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-23 14:37:13)

4.  フード "シュヴァンクマイエルの食物狂時代"とでも呼びましょうか。『ザ・グリード』の「食って、食って、食いまくれ!」というキャッチコピーは寧ろこちらの方が合っているのでは?多分僕だけだろうけどとても食欲の出る映画だと思いました、あ~お腹空いた。あ、ウェイターさん!…仕方ない、まずはこのパソコンから食べ始めるとしよう(笑)。9点(2005-03-23 17:13:11)

5.  イースト/ウエスト 遥かなる祖国 《ネタバレ》 一言で言うと「とても力強い映画」だと思いました。雄々しいオープニングから壮大な物語の幕開けを予感させ、そのまま最後まで一気に観させてしまう。タイトルの「遥かなる祖国」とは映画の舞台になっているロシア(旧ソ連)の地ではなく、妻マリーの故郷フランスのことなんですね。希望を抱いていたはずの祖国に容易くも裏切られてしまった夫の悲しみ、自分のせいで家族をも巻き込んでしまったどうしようもないやるせなさと苦悩が痛いほどに伝わってきます。中盤で夫と妻はそれぞれ自分勝手な行動に出ますが、あんな状況の中ではそれも一概には責められないような気がします。それでもマリーは強く、幾度かのチャンスが訪れるもそれらは脆くも握りつぶされてしまう。最後に真価が問われるのはやはり夫婦の愛。終盤がちょっと駆け足でありながらも、決して諦めることのなかった妻マリーの強い思い、そして家族を守るために取った夫アレクセイの決断力には心を揺さぶられました。脇役であるカトリーヌ・ドヌーヴも大女優という役に見合った貫禄と風格がありました。アカデミー賞とゴールデングローブの両方にノミネートされながらもどちらも受賞できなかったというのはちょっと残念ですが、間違いなく素晴らしい映画だと思います。9点(2004-12-16 22:33:35)(良:1票)

6.  クラークス 《ネタバレ》 めっちゃ面白い!ケビン・スミス監督作品の中では最も映画らしい映画(?)になっているけど、個人的にはこれが一番好き。原点にして最高傑作だと思う。もう冒頭の「間違いなく営業しています」から完全にヤラれちゃいました(夜間撮影しか出来ないという状況を逆に利用した設定らしいけど)。確かにちょっとダラダラしすぎた感はありますが…、実際90分の作品のはずなのに2時間30分は観ているような気がした。それでも「デス・スター作業員論説」だの何だのと、登場人物たちが交わすどうでも良いような会話に耳を傾けているのはこの上ない快感。それからジェイ&サイレント・ボブはやっぱり名脇役に徹していた方が良いですね、『STRIKE BACK』はあれはあれで悪くないと思うけど完全にファン向けだし。モノクロの映像、限られた空間、素人同然の役者と、低予算ならではの真骨頂をまざまざと見せ付けてくれる素晴らしい作品だと思います(褒めすぎ?)。9点(2004-11-20 20:55:15)(良:1票)

7.  こねこ 《ネタバレ》 文部省選定映画?そんな堅苦しい肩書きを抜きにしても十分に面白い作品。猫は人間になつかないって言うけど、この映画ではめちゃくちゃなついていましたね。まずは主人公こねこチグラーシャのイタズラっぷりが可愛い、うちの家の近くにもよくあれと同種の猫がウロウロしているので親近感を覚えました。個人的には何ともふてぶてしい顔をしたペルシャ猫のシャフが堪りません、売られそうになってもまた戻ってくる辺りなんてかなりの曲者!それからあの猫好きのおじさんが本物の調教師だったということで、納得しながらもちょっと驚き。途中で出てくるドーベルマンはその飼い犬なんだとか、ほえ~・・・。思わず犬好きから猫好きに転向してしまいそうです(^^;。9点(2004-05-19 20:32:33)

8.  浮き雲(1996) この映画が製作された当時、フィンランドでは失業率が20%以上にも上り多くの人々が仕事を失ったという。フィンランドを愛するカウリスマキ監督にとっては、これは失業した人たちへの「めげずに頑張れ!」という応援のメッセージなのかもしれない・・・。最後に出てくる今は亡き俳優「マッティ・ペロンパーに捧ぐ」という文章も涙を誘う。9点(2004-03-04 14:57:57)(良:2票)

9.  ウォレスとグルミット、危機一髪! 「チーズ・ホリデー」「ペンギンに気をつけろ!」に続くシリーズ第三弾。今回はいろいろな新キャラクターが登場します。前作に引き続き主人公のウォレスとグルミット、某プリンのCMにも出てきた羊のショーン。ウォレス女版!ウェンドレン、そして思いっきりターミネーターな暴走犬プレストン。個人的に前作こそが最高傑作だと思っているので今作の評価が少し下がるのですが、それでも嬉しかったのはお気に入りキャラ・グルミットの活躍場面が増えたこと。獄中でのジグソーパズルなど、相変わらずウィットに富んだアイディアには上手いなぁ~と感心させられます。今のところこれ以降続編は出ていませんが、いつの日か製作され公開されることを切に願っています。9点(2003-10-14 17:25:25)

10.  フォロウィング 後に作られた完成形と言える「メメント」ほど完成度は高くないけど、低予算のデビュー作でここまで優れた作品を撮れるのは凄いと思いました。劇中の登場人物たちに影響されてちょっと空き巣をやってみたくなる映画(危)。クリストファー・ノーラン監督にはこれからも頑張って欲しいです、応援しています。9点(2003-08-20 11:57:57)

11.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 オープニングの美しい宇宙の映像、そして嵐の中でのジャイアント登場シーンから早くも物語に惹き込まれてしまいました。差し詰め「E.T.」+「ドラえもん のび太と鉄人兵団」という印象ですが、ジャイアントの滑らかなCG、躍動感溢れる映像と、これぞまさしくアニメーションの醍醐味!クライマックスの暴走シーンも迫力が有り、またジャイアントの恐ろしさも感じた。時代設定が米ソの冷戦期間というのも心憎く、最後までジャイアントの正体が明かされないのも良いです。ただ惜しむべくは本作がブラッド・バードによるオリジナルストーリーではないということ、これさえクリアしていれば完璧だったのですが…。とは言えそんなことを補っても余りある程の魅力がこの作品にはあるし、後にピクサー社で「Mr.インクレディブル」なんかを撮ることを考えればやはり彼は偉大なのでしょう。日本の大量に氾濫したロボットアニメに抵抗を感じる自分にとっては、これは新鮮な衝撃を受けました。[CS・衛星(吹替)] 8点(2006-01-22 11:06:25)

12.  ウェイクアップ!ネッド 《ネタバレ》 年末ジャンボですか?当然外れましたよ、でもこういう映画を観ると今年もまた懲りずに買ってしまいそうです。まずは冒頭のやたら壮大なオープニングからやられてしまいました。主演は「チャーリーとチョコレート工場」のデビッドお爺ちゃんですか、相変わらずエキサイティングしていますなぁ~。全裸でのバイク疾走シーンのカットバックは笑いました。ただ次から次へと予測し得ない展開が起きる割には、最後はそのまま見事なハッピーエンドだったけど、通報しようとしたお婆さんが偶然により死亡したのはやはり"運"が彼らに対して味方したということなのでしょうね。ネッド・ディヴァインに乾杯![CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-17 10:59:21)

13.  ミンボーの女 《ネタバレ》 基本的にヤクザが絡んでいる映画って嫌いなんだけど、これは面白かった!ヤクザとプロフェッショナルの真剣勝負、撮影現場はさぞや凄い唾の嵐だったでしょう(笑)。マルサよりも強く、「スーパーの女」が子供騙しに思えてくる程の迫力。ただこの映画の本当の主人公は宮本信子ではなく、従業員役の大地康雄と村田雄浩でしょう。最後にヤクザに向かって反撃するところ、そして今まで逃げ隠れしていた総支配人が言い返すところはスカッ!としました。相変わらず伊丹監督はこういう凡人の知らない世界を見事に娯楽化するのが上手く、観客を引き付けるコツを心得ていたんだろうなぁ~とつくづく思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-09 13:51:02)

14.  ロゼッタ 《ネタバレ》 これはまた撮影泣かせな映画ですね…。まずファーストショットから度肝を抜かれます。画面から迸る熱気、まるでカメラなんて存在していないかのように振舞う俳優たちの荒々しい演技。常に新鮮さを感じます。特に少女が池に放り込まれるシーンでは、こっちまで池に突き落とされたような衝撃を受けました。互いに反目し合っていても、最後には手と手を取り合って立ち上がる希望的なラスト。情け容赦無くも優しいダルデンヌ兄弟の一面を垣間見たのでした。それにしてもベルギーではやっぱりワッフルって人気なんですね、何だか無性に食べたくなってきたので自分は冷蔵庫にあった冷凍タイ焼きで我慢します(泣)。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-11 17:56:38)

15.  リトル・プリンセス これがキュアロン監督がハリーポッターに抜擢されるきっかけになった作品でしょうか?ハリウッドのファミリー映画宜しく、御伽噺ムード満々な話ですが僕は結構好きです。何よりも主役の女の子たちが可愛いし、僕も彼女らの夢に元気を貰いました。健気で優しい主人公の少女に意地悪な悪役の学院長と、人物設定もこの上ないくらい分かり易く、また所々垣間見せる幻想的で美しいシーンも思いがけない収穫でした。ただある程度時代が経った今では、CGの映像がちょっとミスマッチに思えてしまいます。[地上波(字幕)] 8点(2005-11-23 14:16:43)

16.  陽だまりの庭で 《ネタバレ》 とても戦時中だとは思えないパリの街並みの美しさ、そしてそのノホホンとした平和的な雰囲気が、戦争が暗い影を落とす中でも心地良さを感じさせてくれます。「騙す」という『ライフ・イズ・ビューティフル』にも似た極限の中での愛情手段。後半ドイツ兵とレジスタンスの戦闘から逃れて、様々な人種や宗教を持った人々が一箇所に集まって隠れているところを見ると「戦争って一体何の為にしているんだろう?」と考えずにはいられません。TV映画にしてこのクオリティの高さにもまた驚き、流石はあの『まぼろしの市街戦』を撮った監督だけはある。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-19 14:53:41)(良:1票)

17.  ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 あらすじをザッと読んだ限りでは、荒唐無稽なストーリーだけが売りの奇を衒った演出の日本映画かと思ったのですが、実際に観てみると「よくもまぁ、これだけ上手いこと話が繋がるもんだな」と驚いて感心してしまいました。作品全体のテンポは極めて良く、物語のスピーディーな展開にはガイ・リッチーの犯罪映画にあるような小気味良さが感じられます。特に"全国殺し屋選手権"のシーンは傑作。終盤は「ちょっと人が死にすぎじゃない?」とも思ったけど、まさかラストへの伏線だったとは…。明らかに非現実的なんだけど、やけにリアルなところもあってこの映画、完全にやられてしまいました。参りました![CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-14 19:08:18)(良:1票)

18.  永遠と一日 画面に集中して観ていないと話の筋が分からなくなるようなアンゲロプロス作品の中でも、これは比較的分かり易かったので良かったです。言葉を買う詩人の話をする主人公の語り口や、亡き妻との想い出が巧みに交錯する辺りの演出は見事としか言いようがありません。彼にとってはこの一日が一瞬の時間であり、また永遠でも有り得る。この映画をもう一回最初から観るには根気がいるけど、長い長いワンシーンの中で完全に見届けることの出来なかった細部までまたじっくり見直したいです。それにしてもギリシャのバスって面白い構造をしていますね、一度乗ってみたくなりました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-14 18:47:47)

19.  ボイス・オブ・ムーン これは何とも素敵な遺作だと思います、ひたすらフェリーニの世界に酔う。たとえ監視されているとしても、それが月になら一向に構わない。花火シーンの驚異的な美しさには感動!今夜からは夜空を見る目も変わるでしょう。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-27 18:02:50)

20.  白い花びら 《ネタバレ》 これは20世紀最後のサイレントどころか、世界中で最も美しいサイレント映画。いや、「街の灯」があったか。しかもカティ・オウティネンがめちゃくちゃ可愛い!何でって言うくらい、"白い花びら"とは彼女のことか。「マッチ工場の少女」とは雲泥の差。サカリ・クオスマネンも最後はしっかりとゴミ捨て場で死んでいるところがユニーク、自殺者は是非ともこれを見習って欲しい(不謹慎)。それにしても"ユハ"という名前はフィンランドではよくある名前なのでしょうか?とても美しい名前だと思いました。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-13 18:29:29)

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