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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 前作よりはスケールアップしてるはずなんだけど…アタシ的にはまだ1のほうが良かったような気がするっていうか。 強いオンナが大好きなはずのアタシがなぜララ・クロフトには惹かれないのか…ララ・クロフトって「オンナ」じゃないのよねー。 もともと男だったものを性別だけ女にした感じで、どっちかっていうと中身は男、ヒーローなのよ。 いくら美人でスタイルよくても、派手なアクションだけでオンナっぽさとか艶っぽさがないから全然魅力的じゃないっていうか。 フェミニズム万歳!の欧米では峰不二子的な強いオンナは受け入れられないのかしら?? オンナにはオンナの勝ち方があるのにねえ。 ジェラルド・バトラー演じるテリーも終盤まではいいオトコだったのに、最後でいきなり金に目がくらんじゃうから「なんじゃそりゃ!?」ってなもんで。 …これじゃ続編が作られなかったのも仕方ないわね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-31 20:10:07)

2.  トゥームレイダー 《ネタバレ》 強いオンナが活躍する映画はもれなく好きなアタシ!のはずなんだけど…ララ・クロフトはあまりに可愛げがなさすぎてあんまりそそられなかったわ。 もともとアンジーがそんなに好きでもないっていうのもあって、なんか最後まで乗り切れなかったっていうか。 ストーリー含め映画の出来には最初から期待してなかったから別にいいっちゃいいんだけど、アクションシーンがほぼ暗闇だったり(粗を隠すため??)、いきなり石像が動き出したり(CG丸出しよ!)…まあやっぱりそんなに面白くはなかったわね。 そんな中でアタシ的な見どころはやっぱり!いろいろ確執もあったらしい父娘の共演かしらね。 二人の背景を知って見ると共演シーンのセリフが一層感慨深いっていうか。 あとアメリカ人女優アンジーのイギリス英語とイギリス人俳優ダニエル・クレイグのアメリカ英語もなんか不思議な感じで面白かったけど…結局終始「巨乳はアクションには邪魔そうねー」なんて思いながら見てたアタシ…続編も一応見るつもりよ![CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-26 16:22:40)

3.  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 《ネタバレ》 前作に比べるとアタシ的にはちょっと残念かしら。 イロイロと欲張りすぎた結果、なんだか終始ボヤけた感じになっちゃったっていうか。 でもデミ・ムーアは意外に悪女役がはまっててカッコよかったわー。 マディソンが奈落に落ちていくのを見てアレックスが言った「She’s so fired.」ではアタシも笑っちゃったけど。 アレックスと言えば!彼女のパパはずっと誤解したままなの?? 誰かちゃんと説明してあげてー。 …何気にテレビドラマ版のエンジェルだったジャクリーン・スミスが出てたり、ブルース・ウィリスが写真で登場したりと豪華なんだけど…なーんかまとまりがないのよね。 まあでもアタシはそれなりに楽しんだけどさ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-29 17:21:41)

4.  キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 ヤダ、あんまり期待してなかったのに案外面白かったわ。 お話は終始お気楽だけど、それが妙に心地いいっていうか。 これもみんな主人公エルの魅力のなせるワザよね。 何不自由なく育ったお金持ちのお嬢サマ特有の毒の無さっていうか天然ボケっていうか…とにかく真っ直ぐな感じがカワイイの。 正直最初は「このコ…大して可愛くないわよね!?」って思ってたアタシでさえ、後半はついつい応援しちゃってたくらいだから…リース・ウィザースプーンって案外イイ女優さんなのかもね。 でもなんだかんだ言ってアタシが一番驚いたのはラクエル・ウェルチご登場だったりするんだけど。 ホホ。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-19 14:21:38)

5.  チャーリーズ・エンジェル(2000) 《ネタバレ》 テレビなんかで見る機会は何度もあったんだけど、ちゃんと通して見たのは今回がはじめてかも。 アタシは大好きよー、こういう映画。これだけ真面目にエンタテインメントに徹した娯楽作って最近なかなかないし、なによりエンジェルたちの魅力的なこと! メチャクチャ強いセクシー3人娘が大活躍っていう意味ではアタシの大好きなキャッツアイに通じるものがあってほんとワクワクしたわー。 実は3人とも超絶美女ってわけじゃなかったりするんだけど(ルーシー・リューって女子バレーの竹下佳江に似てない?)それぞれキャラが立っててイキイキしてるのが魅力的よねー。 フルスロットルもちゃんと見てみなきゃ![CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-13 11:34:36)

6.  アイリス(米英合作映画) 《ネタバレ》 なんとも気の滅入る映画だったわ…。 アルツハイマーとか老老介護とかって、これからの高齢化社会では決して避けては通れない問題なわけだけど…いろんな意見もあるだろうことを承知の上で言わせてもらえば、アタシはさっさと施設に入れちゃいたい派なのよね。 ボケきってしまえば本人は平気かもしれないけど、ボケかけのときは本人もとっても不安でツライだろうし、介護する側はする側で、相手のことを尊敬し愛していればいるほど、大切な人が変わり果てていく姿をずっと見せつけられるのは精神的にキツイと思うのよ…。 死ぬまで家族が面倒みなきゃ!なんてのは所詮キレイごと、介護する側もされる側も心身ともに疲弊していくなら、プロに任せたほうがよっぽどいいような気がするのよね。 …愛するアイリスの変貌に戸惑い苛立つジョンの姿とか、二人の家の散らかった様子とか、モーリスを覚えていなかったジョン(アイリスだけじゃなくジョンも危うい?)とか…この映画に描かれた老老介護はホントに「リアル」で、つい目を背けてしまいがちなそのへんの問題を改めて考えるいいキッカケになったわ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-07 15:20:15)

7.  イーオン・フラックス(2005) 《ネタバレ》 美男美女には甘いアタシ、この映画も出来自体はそんなでもない気もするけど…なんてったってシャーリーズ・セロンの美しさ! スタイルも抜群にいい(元モデル)し、動きもキレイ(元バレリーナ)だし…。 彼女の美しさを存分に堪能できるってだけでもアタシはけっこう満足だったりするんだけど。 ただ…彼女はやっぱり金髪のほうが断然キレイよねー。 映画全般に漂う和テイストに合わせて黒髪にしたのかしら?? 余計なコトを!なーんて。 ところでオーレンはクローンとして永遠に生き続けるために不妊治療を妨害してたのよね?? クローンとして生き延びることにそんなに意味があるのかしら? いくらDNA的には同じでも環境によって形成される人格なんかは違うわけだし、クローンとして生き延びることに執着する理由がアタシにはイマイチよくわかんないっていうか。 どっちかっていうと優秀なお兄ちゃんを超えたかったってだけなのかしらね? ヤダ、結局ただの兄弟喧嘩?? とか思いっきり斜めに見ながらもアタシは案外楽しめたわよ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-10 16:00:23)

8.  96時間 《ネタバレ》 スピード感があって面白いっちゃ面白いんだけど…アタシはどうもあの娘と元妻に同情できなかったせいで、なんかイマイチのりきれなかったっていうか。 あんなバカ娘はちょっとくらい痛い目にあったほうがいいわよ!なんてイジワル思っちゃったり。 まあ十分痛い目にあったとは思うけどさ。でも友達のアマンダは非処女だったからクスリ漬けにされちゃって、娘のキムは処女だったから大富豪に人身売買されて無事だったって…あまりに都合よすぎな気がしなくもないけど。 アマンダのほうが断然美人だったし。 …まあ理屈抜きにスピード感だけで最後まで突っ走るタイプの映画なんだろうから、その辺は目をつむって見た方がいいんでしょうね。 それにしてもあの娘…悪い子じゃないんでしょうけど、バカっぽくてなんかイラつくのよね。 父親ってのはあんな娘がカワイイのかしら?? 謎だわー。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-01-25 12:47:52)

9.  イルマーレ(2006) 《ネタバレ》 やーん、もう! ハッピーエンドで本当に良かったわー。 事故にあった男性がアレックスだって早々にわかっちゃったアタシ…時間軸を無視した不思議な恋は結局実らなかったっていうお話だと思い込んで見てたもんで、バレンタインデーが近づくにつれて「広場には絶対行っちゃダメよー!!」って思いながら見てたんだけど…なんてナイスな大ドンデン返し。 ここで彼が事故死しなかったら未来が変わっちゃうんじゃ…なんてことはこの際どうでもいいのよ!! 2人の素朴な恋がとってもステキで、アタシは純粋に応援しちゃったわ。 文通ってのもなんかキュンとくるのよねー。 …これってオリジナルは韓国映画なのね。 そっちもちょっと見てみたくなったわ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-29 20:59:54)

10.  ペイチェック 消された記憶 《ネタバレ》 アラ、案外評価低いのね。 アタシはけっこう楽しんだわよ。 純粋にエンタテイメントしてるアクション映画って久々に見たからなんか新鮮で。 適当にドンパチやってなんとなくハッピーエンドっていうユルさも、辻褄が合ってるんだか合ってないんだかっていうツメの甘さも、サラッと見れるっていう意味では嫌いじゃないし。 こういう映画に整合性を求めてもムダよ、きっと。 だってハナっから目指してるのはソコじゃないし、みたいな。 ただ…ベン・アフレックがあんまり好きじゃないのよね、アタシ。 なーんか清潔感が無いっていうか(ファンの皆さんゴメンナサイ)。 そしてユマ・サーマン…。 生物学者っぷりがポイズン・アイビーへのセルフオマージュ!?ってちょっと笑ったけど、なんか企んでそうなあのお顔にアタシはつい「このオンナ、絶対最後は裏切るわよ!」って本気でずっと思ってたわ。 ごめんね、ユマ。 でも彼女の爬虫類顔にラストシーンの小鳥たちも食われるんじゃないかと若干後ずさりしてるし(←違うか)。 …まあなんだかんだ言っても楽しめたからアタシは満足よ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-24 15:25:32)

11.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 自由の国アメリカが抱える闇の部分を全部並べて見せたようなこの映画、もちろん見てて心地いいワケはないんだけど…案の定、かなりホロ苦な後味で。 もちろん終盤にかけて「良心」もちゃんと描かれてて希望もわずかに感じられはするんだけど、実際長くロサンゼルスに住んでたアタシとしては、あんなもんじゃ到底ホンワカした気分にはなれないわ…。 怒りや憎しみは感染力の強い病気みたいなもの、世の中にはイヤなことも理不尽なこともたくさんあるけど、だからってみんなが憎しみをバラ撒いてたら…みんな感染しちゃってサンドラ・ブロックが言ってたように「毎朝、起き抜けから機嫌が悪い」ってことになっちゃう。 映画の中では善意の伝播も描かれてるけど(TVプロデューサーが車泥棒の黒人少年をかばう→黒人少年が密入国したアジア人を解放する)、いかんせん善意は憎しみほど感染力が強くないのよね…。 いいことあったから皆さんにおすそわけ!ってより、ムカつくことあって八つ当たりしちゃった…ってことのほうが断然多いもの(アタシだけ??)。 …聖人のように清く正しくってわけにはなかなかいかないけど、あんまり人にイジワルしてたらバチが当たるから自重しなきゃね。 憎しみの連鎖を積極的に断ち切ろう!とは言わないけど、蔓延のお手伝いだけは避けたいわ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-13 18:03:42)

12.  めがね 《ネタバレ》 うーん、前作の『かもめ食堂』がメチャクチャ良かっただけに、ちょっと期待しすぎちゃったかなー。 テーマも雰囲気もしっかりアタシ好みなんだけど、なんか全体的にあざとい感じがしちゃって…。 タエコさんが「たそがれる」ことを覚えてハマダでの生活に順応する様子なんかは、リモワのスーツケース置き去りにさせたり編み物させたりして案外わかりやすく描いてる割に、主要キャストのバックグラウンドは一切語らず「南の島のマッタリした雰囲気にせわしない日常の空気感はいらないから、そこはあえて描きません!」みたいな計算高い感じが若干鼻についたっていうか…。 バランスって大事ね。 まあでも世界観はやっぱり好みだし、ユージ(光石研)にヨモギ(加瀬亮)と男性陣がとってもかわいかったから、アタシはそれなりに楽しめたけどねー。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-26 13:53:22)

13.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) 《ネタバレ》 オリジナルを見たのがずいぶん前なもんで実はあんまり覚えてないんだけど…結末は違ったのね? 竹中直人の役とか、えらい忠実にリメイクしたのねーとか思って見てたんだけど…ラストだけはアメリカ人にウケがいいようにハッピーエンドに変更ってことなのかしら?? 今回アタシがこのハリウッド版を見るにいたったのは、アメリカ人の友達に「オリジナルのほうが絶対イイ!」って力説されたからなんだけど…オリジナルを覚えてないんじゃ比較のしようがないわね。 ホホ。 アタシがこの映画で一番興味を惹かれたのは、実は奥さんの気持ちだったりするのよね。 別に浮気してるわけじゃなし、ダンナが熱中できる健全な趣味を見つけてイキイキしてるのは、奥さんにとっても喜ばしいことなはずだし、そういう意味では奥さんがキレるのは理不尽な気もするわけだけど、自分だけ蚊帳の外ってのがなんか不満っていうか…。 自分にも見せたことないような幸せそうな表情を、自分の知らないところで赤の他人に見せてたってのがなんかムカついて、自分でも大人気ないってわかってるけど、つい不貞腐れちゃうみたいな。 これまで何十年と続けてきた「幸せな」日常に、実はダンナは空虚感を抱いてて、しかもそれを自分のまったく知らない世界で、自分には秘密で埋めてたってのが…ある意味、奥さんからしたら一夜かぎりのアバンチュールよりショックかも。 ま、ダンナの「社交ダンスしてるなんてこっ恥ずかしくて言えねーよ」って気持ちもわかるんだけどさ。 その点、ジョン・クラークが最後にとった行動は、奥さん目線で見ればパーフェクト! そりゃ冷めかけた恋の情熱ももう一度燃え上がるわってなもんで。 で杉山さんは最後どうしたんだっけ? …早いうちにオリジナル再見しなきゃ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-14 11:40:03)

14.  ブラザーズ・グリム 《ネタバレ》 アタシったら「ジェイコブかわいいわー」とか思ってたら、これってヒース・レジャーだったのね!? 『ダークナイト』とはえらく違ったんで全然気がつかなかったわ。 ってか声も違うわよね? このままいけば第二のジョン・マルコヴィッチ的カメレオン俳優になってたかもしれないのに…つくづく惜しい人を亡くしたわね。 さて鬼才テリー・ギリアム監督の作品にしちゃ中途半端な感じがしなくもないこの映画、実際お気に召さなかったって人も多いみたいだけど、アタシはけっこう楽しめたわよ。 ラプンツェルが実は美貌のためならなんでもする邪悪な鏡の女王と同一人物だったり、生贄の少女たちにガラスの靴を履かせたり、カエルがキスしても道案内しかしてくれなかったり…とストーリーは有名童話のつぎはぎみたいでメチャクチャなんだけど、やるんだったらとことん荒唐無稽なほうが「そう来たか」的な楽しみ方もできてアタシとしては気持ちいいわ。 ただ…全体の雰囲気をドタバタコメディにするのか、童話特有の不気味な感じにするのか、完全子供向けにするのか、その辺が中途半端だった感は否めないわね。 欲張って全部狙った結果、どれも外しちゃったっていうか。 それにしてもモニカ・ベルッチの美しさ!!! 出演時間は少ないけど、まさに物語から抜け出したかのような彼女の美貌は必見!ね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-29 16:51:50)

15.  かもめ食堂 《ネタバレ》 とっても良かったわ。 特に何が起こるってわけでもないんだけど、女優3人のほのぼのした雰囲気だけで延々と見てられる感じ。 主人公サチエがとっても丁寧に毎日を生きてる姿がホント清々しいっていうか。 アタシもこういう人になりたいわー。 そしてなんといってももたいまさこ! もう彼女の存在自体がアタシ的にはツボで、出てくるたびに笑っちゃったわよ。 それから映画の中に出てくる食べ物の数々もホントに美味しそう! でもアタシは食べたい!ってより無性に料理したい!って気になったわ、なんか。 それこそサチエのように毎日穏やかな笑顔で体に良さそうなお料理を作りたいもんだわね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-30 18:05:30)

16.  エリン・ブロコビッチ 《ネタバレ》 いやー、スッキリしたわ。 結婚離婚を繰り返して3人の子持ち、教養もなくガサツで口も悪い女エリン・ブロコビッチが、天職とも言うべき仕事を見つけて成功していく様子がホント痛快っていうか。 ジャンルは全然違うんだろうけど、アタシはこの映画を見て同じくジュリア・ロバーツ主演の『プリティ・ウーマン』を思い出したわ。 社会の底辺を這いつくばって生きてるようなオンナがどんどん成長して、しまいには自分を軽蔑してたような人たちを見返してしまうっていう気持ち良さはまさに庶民の味方って感じでホント痛快! 決定的な証拠と634人分の署名を突きつけてポッター&テレサのエリート弁護士コンビを唖然とさせるシーンなんて、『プリティ・ウーマン』で高級ブランドショップの店員に逆襲したシーンへのセルフオマージュなんじゃないかと思っちゃったくらいよ。 ところでエリンはジョージとその後も仲良く暮らしてるのかしらね?? 外見はパンチ効いてるけど、子供にも好かれててなかなかいい人じゃない! 大切にしなきゃダメよー。 なんつって。 あ、冒頭のウェイトレス(名札がジュリア!)がカメオ出演のエリン・ブロコビッチ本人なのねー。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-26 15:58:53)

17.  エディット・ピアフ~愛の讃歌~ 《ネタバレ》 まずはマリオン・コティヤールの女優魂に脱帽! 美貌をかなぐり捨ててエディット・ピアフになりきった彼女の演技は見ごたえ十分!!でアカデミー賞も納得よね。 47歳で亡くなったフランスの国民的歌手のお話なわけだけど…こういう類稀な才能を持った人ってどうしてこうも不幸で破滅的な人生を歩むのかしらね? 53歳で亡くなった伝説のオペラ歌手マリア・カラスしかり、ついこの間48歳で亡くなったアメリカの歌姫ホイットニー・ヒューストンしかり。 音楽に限らずだけど、なにかの才能が傑出した「天才」ってのは、もれなくどこかが大きく欠けてるっていうか、私生活は必ず不幸っていうか…。 逆に言えばそれこそが「天才」の証なのかしら? 数々の不運・不幸に見舞われるエディット・ピアフの姿は本当に痛々しかったけど、それを昇華したからこそ彼女の歌は聞く人の胸にズッシリ響くんだろうしね…皮肉な話だけど。 …この映画を見てアタシはエディット・ピアフの歌をもっとちゃんと心して聞いてみようと思ったわ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-11 15:47:42)

18.  それでも恋するバルセロナ 《ネタバレ》 これがウディ・アレンの映画だってことさえ知らなかったアタシ、ホントなんの気なしに見てみたんだけど…面白かったわー。 どこか満たされてないヴィッキーやクリスティーナにすんなり感情移入できちゃうのは、それはそれでどうなのかって気がしないでもないけど…なんか終始「わかるわー」みたいな。 一見気まぐれだけどホントは案外理性的で、自由奔放なアーティスト気質に憧れてるだけっぽいクリスティーナと、一見真面目で堅物だけど実はかなり情熱的なモノを秘めてるヴィッキー…どっちもモノホンの自由人マリア・エレーナの前ではトコトン中途半端で笑っちゃったわ。 けっこう生真面目なアメリカ人と骨の髄までラテン気質なスペイン人の対比は間違いなくステレオタイプなんだろうけど、なんとなく斜に構えたウディ・アレン特有の描写がこの映画ではけっこう心地よくって。 それにしても…現代版カルメンのような激情を演じ切ったペネロペ・クルスの美しさったら!! にしおかすみこみたいなスカーレット・ヨハンソン(なんか似てない?)が完全に霞んじゃって、なんだかちょっと気の毒だったわ。 ホホ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-01 21:39:21)

19.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 ひたすら暗い、暗すぎる…。 でもヒューマンドラマな出来はとってもイイと思うわ。 アタシはとにかくジョーカーが心配だったんだけど、ヒース・レジャー版も素晴らしいじゃないのー。 ジャック・ニコルソンのイメージがあまりに強すぎるジョーカー役は、ヒースみたいな若手俳優には荷が重いんじゃ…なーんて心配は無用だったわね。 イカレっぷりがゾッとするほどリアルで、ジャック・ニコルソンとはまた違ったジョーカー像を見事に作り上げてくれた感じ。 ホント惜しい人を亡くしたわ…。 あとは、本来ならジョーカー演ってもいいくらいイカレ役が大得意なゲイリー・オールドマンが珍しく真面目に演じるゴードンはじめ、バットマン・アルフレッド・フォックスあたりは前作に引き続きそれなりに良かったし、トゥーフェイスもソツなくこなしてたんだけど…レイチェルはどうしちゃったの?? しばらく見ないうちにえらくブサイクになっちゃって…。 映画一本につき一人くらいは美女が見たいアタシとしては、この前のケイティ・ホームズでも若干不満だったのに、マギー・ギレンホールはないわー(ファンの皆様ゴメンナサイ)。 タイトルから「バットマン」の表記が消えたのもアタシ的にはちょっとガッカリだし、前作同様もう少しエンタテインメント性があってもいいとも思うので…まあ7点かな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-02 16:49:34)

20.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 まあ良かったんじゃないかしら。 シューマッカー監督で一気にダサくなったバットマンシリーズが、ノーラン監督で見事に復活って感じね。 アタシ的にはバットマン誕生秘話みたいなプロローグ的なストーリーは若干説明臭く感じなくもなかったけど。 完全無欠なヒーローの過去とか秘密を辻褄合わせするのって、アメコミ映画としては禁じ手な気がするのよね。 ありえない話でもイイ!理屈抜きでオモシロイ!!って思わせてほしいっていうか。 クリスチャン・ベールは良かったと思うわよ。 歴代バットマンの中でも断トツ「役者」って感じで。 アルフレッドは…マイケル・ケインが悪いわけじゃないんだけど、前のマイケル・ガフがブルースを呼ぶときの「Master Bruce」っていう優しい声(マイケル・ケインは「Master Wayne」って呼ぶの)が大好きだったアタシとしては…なんか残念だったわ。 ケイティ・ホームズも悪くはなかったんだけど、歴代ヒロインに比べると圧倒的に華がないのがこれまた残念ね。 あと渡辺謙がメイン黒幕かと思ってたら出番はあれだけなのね。 まあ冷静に考えたらリーアム・ニーソンが渡辺謙の手下役なんてありえないか。 そのリーアム・ニーソンはいい人そうなお顔立ちが邪魔してか、凄みのある悪役って感じではなかったし。 でも…相変わらず渋くて粋なモーガン・フリーマンとか、なんか憎々しいルトガー・ハウアーとか、珍しく控え目な演技だったゲイリー・オールドマンとか、脇を固める役者が悉く名優ぞろいで、ドラマとしての新たなバットマンの魅力が見れたのは収穫だったんじゃないかしら。 アタシとしてはもうちょっとエンタテインメント性もほしいとこなんだけどね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-29 17:29:20)

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