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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ユージュアル・サスペクツ 何より登場人物とその配役、BGM、カメラワーク、映画から流れてくるすべてがかっこいい。このかっこよさは男むけかも。デルトロが捕まるシーンでゾクゾク。これを観て映画を好きになった。10点(2004-04-16 15:29:24) 2. パルプ・フィクション 下品で、残酷で、最低な映画でありながら最高の映画。小ネタを適当にばらまくような、ちょっと変な構成だけど、その小ネタ同士が絡んでるので飽きないし、謎を解くような、というか、答えを教えてくれるような、ある意味非常に親切な、ある意味バカに気を使ったような手の行き届いた、よく作り込まれたエンターテイメント。すなわち、この映画を観るのに能動的な姿勢は全く必要無くて、だた観ていればいいだけ。トラボルタとユマサーマンのツイストだけで10点。10点(2004-03-28 15:02:38) 3. デリカテッセン 《ネタバレ》 ファンタジーというのもSFというのもちょっと違う、あえて言うならおとぎ話。単純な勧善懲悪。すっかり癒されてしまった。こういうノスタルジックな色使いは好き。また、発想がとてもユニーク。次にどうなるのか予想がない。特に感心したのは床が抜けて上と下でやりあうところ。あんな構図を思いつくなんてすごい。キャラクターも冴えてます。そして何よりギャグがツボにはまった。10点(2004-03-18 13:54:02) 4. ショーシャンクの空に 映画を好きになったきっかけとなった好きな映画。10点(2004-02-12 16:07:05)(良:1票) 5. 浮き雲(1996) 《ネタバレ》 単純なハッピーエンドではないところが良い。その後あのレストランは流行るかどうか分からない。どん底にあった夫婦に訪れたつかの間の幸せ。それは浮き雲のようなものかもしれない。人生は前を向いて歩くしかない。10点(2003-12-05 20:37:55) 6. もののけ姫 《ネタバレ》 動物の神々が素晴らしい。だまれ、小僧。と言われてみたい。ヤックルに乗りたい。心の底に眠る願望をかなえてくれる。これがアニメの力だ。両手を握って観た。[映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2008-09-27 13:54:48)(良:1票) 7. ゆりかごを揺らす手 もうだいぶ前に見たんだけど雨に塗れたレベッカデモーネイが世界一美人だと思ったことは強烈に覚えている。その美しさがこの映画の骨を作っていると言ってもいいかもしれない。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-03-06 01:43:06) 8. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 死の宣告をされたら、とは言っても、みないつか死ぬわけで、そういう意味では誰もが死の宣告をされている。いつ自分に順番がまわってくるかびくびくしている人にこの脚本はいいのでは?テーマは重いけど、映画は明るいし。いかに生きるか、だね。死んだら同じなんて思わずに。そうそうBGMもいい。9点(2004-03-28 12:15:30) 9. スリーピー・ホロウ 予告はつまらなさそうだったが、本編はいい意味で期待を裏切られた。シザーハンズに物足りなさや甘さを感じた人にはこっちの作品のほうがいいかも。こういうオカルト映画はやはり雰囲気作りになによりこだわってほしいところだが、この映画は画面の色合いやCGの使い方などセンスが光っている。キャスティングもそのキャラクターもすごくピッタリ。またストーリーを分かりやすく、かつ、わざとらしくなく、丁寧に説明しているのが好印象。楽しい楽しい2時間だった。9点(2004-02-16 17:50:42) 10. クロウ/飛翔伝説 静寂のなかに響く息遣い、風の音、雨の音。まるで獲物を狙う際の研ぎ澄まされた感覚のよう。暗闇に浮かぶ道化の白い顔にいちいち鳥肌が立つ。ブランドン・リーが主人公の悲哀、苦悩、怒りを見事に表現し、復讐という行為に説得力を持たせている。またこの少女の存在が、主人公の温かい一面をうまく引き出している。秀作。9点(2004-01-09 18:07:26) 11. 愛が微笑む時 嫌味の無いさわやかなストーリー。オムニバス形式なんだけど、ひとつひとつのエピソードが終わるたびにじわっと来た。全体としてのまとまりも素晴らしい。ロバート・ダウニー・Jrは演技力あるなぁ。9点(2003-11-28 22:34:05) 12. 怪獣大決戦ヤンガリー 《ネタバレ》 醜いと言われるヤンガリーだが、街中で完全と立ちはだかる雄姿はまさしくヒーローというにふさわしいかっこよさ。登場シーンで「二足歩行かよ」と馬鹿にしたことを謝りたい。監督の愛と、ちょっとせつないB級臭と、コミカルな登場人物たち。なかなか楽しい作品である。突如現れたサソリゲスにも少し伏線が欲しかったところだが、まぁいいや。[地上波(字幕)] 8点(2007-02-27 01:29:21) 13. アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 これを計算したのか、どうか。ただ最後の1セリフのための長い長い前置き。計算したんだろうなぁ、やっぱり。今まで見たキューブリックの作品の中で最も彼が天才であると納得させられた一本。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-09 19:23:35)(良:2票) 14. バンドワゴン(1996) 笑いの切れ味がなかなかのもの。そしてバンドメンバーの個性の対比が非常に巧い。基底の部分で音楽性の一致という固いきずながあるので、けんかしてるシーンもほのぼのしている。4人とも愛すべきキャラクターだ。曲はそこそこかな。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-24 02:27:07) 15. シンドラーのリスト 後悔に沈むシンドラーの姿に打たれた。精一杯がんばる、自分の力を最大限に出すというのは難しいことだと思う。むしろ不可能かも。後悔のない人生はありえないが、シンドラーの後悔は重すぎる。もう一つ評価したいのは戦争映画でありながら観客をちゃんと意識している(と思われる)ところ。長いけど飽きなかった。8点(2004-07-21 13:57:55) 16. ロスト・チルドレン 《ネタバレ》 はっきりいってストーリーは分かりにくい。あまりにも強烈なキャラクターが多いのでストーリーに集中できないというのが正解かもしれない。(特にあの二人組のおばちゃんが料理するシーンなんか画面に釘づけで字幕全然読んでなかった。)また映像もユーモアがあって、かなりの美術的センスを感じた。そんなこんなで、お話よりも目で楽しむ映画ではないかと思ったわけで…。特にあの女の子は美しすぎる。8点(2004-04-27 17:52:49) 17. ミッション:インポッシブル 筋が分かっても面白いものは面白い。それはやはり見せ方が巧いということだろう。ハラハラさせる演出が秀逸。また超有名なメインテーマもいいし、そしてトム・クルーズがいい。このイケメンの顔がぐにゃぐにゃと変形する様子に役者魂を感じる。そこまでやるのか。ちょっと頼りないスパイだけど、ついつい愛してしまう。8点(2004-04-14 14:58:12) 18. フル・モンティ この映画はたくさん笑えるが、人によってはあまりにも切実で、涙無しには観られないかも。お金って本当に恐ろしいものだと思う。でもどんなに切実な状況でも明るくがんばるおっちゃん達に励まされて、また泣ける。一人ではできないことも、みんなで支えあえばできるんだ、ってね。青春ドラマみたいなクサイ話だけど、さらっと観せてくれてます。BGMもなかなかいい曲が揃っている。8点(2004-04-10 08:55:20)(良:1票) 19. アモーレス・ペロス 「犬好き」としては辛かったが、「犬型」としては共鳴せざるを得ない捨て犬の気持ち。一方的に愛を求めて、それがうまく行っているときは幸せだが、捨てられたときの寂しさは尋常じゃない。野良犬のような自分が悲しくなった。痛いところを突かれた。8点(2004-03-21 14:01:01) 20. デーヴ もし自分が大統領に限らず、有名人にそっくりだと、街中歩きにくいだろう。しかし、そこはコメディー。主人公は楽しんでます。好感が持てます。そして脇役も皆全てナイスキャラ。特にシークレットサービスがストレートで良い。変に煽ったりせずにストーリーで観客を楽しませることに力を入れてるのが感じられた。秀作。8点(2004-03-18 13:46:17)
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