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プロフィール
コメント数 204
性別 男性

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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1.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 本当に久しぶりに見た。年齢を重ねたからか、高校からの思春期を描いた傑作だと思えた。学校ではさえなくて、勉強もできないけど自分の価値はこんなものじゃ計れなくて「何か」になれると誰もが信じているあの時期。もちろん教師達はほとんどの人間が特別な人生を送るわけではないということを当然知っていて、学校にすらまともに適応できず、継続性がない彼らに「ろくな未来はない」と断定する。実際そのとおりなのだが。一度負けたくらいでボクシングを投げ出し、自暴自棄になってやくざになるような奴は結局何をやっても成功しないし、目先の快楽におぼれてボクシングの練習に身を入らないような奴は決して成功できない。モロ師岡が演じるくたびれたボクサーも非常に印象的で、現実の工場の労働から逃げ、かつて手にした栄光にしがみつき、努力もせずに、夢という甘い言葉でごまかし、無駄に年を重ねピーターパンになっている姿は、だらだらと芸暦を重ねた多くの芸人崩れを見てきた監督ならではの登場人物だと思います。またこういう人たちはネガティブなオーラを持ってて足を引っ張るんですよね。とくに若くて才能があった場合に。そこで誘惑に負けないのが真の成功者なのでしょうが。バカにされ続けても愚直にアタックを続けた男が女を妻とできたことも夢というか、目標に向かって継続することの大切さみたいなものを言いたかったのだと思います。芸人として大成功した監督だって、昔芸人になるって言ったときには周りにはバカにされて、絶対に無理だと言われたはずなんですから。最後の台詞をどう思うかなんですが、もっと若ければ(まだ20代ですけど)「若いんだからまだまだこれからだよ」というポジティブな意味で捉えていたのですが、今の自分にはフランス人たちがこの映画を観た感想と同じように「ああ、こいつら終わってる。きっと何をやっても根気強く継続的に努力もできず、決して一角の人間になることはできないだろう」と思いました。(『カイジ』とか読んでるからこんな風に解釈するのかもしれません。笑)漫才ブームの時には図書館から部屋がいっぱいになるくらい大量の本を借り、必死に努力を重ねた結果、大成功を収めた監督からの「自分は特別」と思ってる具体的な努力もしない若者達への痛烈なメッセージ。時間は「リターン」することはできないんだから将来に向けて努力を積み重ねなくては、と強く感じました。10点(2005-01-28 22:53:59)(良:7票)

2.  シャイン 父親の理想を押し付けた洗脳っぷりに唖然とするとともに、主人公の境遇に悲しくなった。父親は貧乏なため金持ちにコンプレックスを持っており、息子が成り上がろうとする時期に、嫉妬の感情からかピンポイントで邪魔をしているんですよね。息子のためを思っているようで実は自分より幸せになって欲しくない。典型的な神経症の人間です。子どもは親が喜ぶ姿を見て安心し、自分の選択ができなくなる。思春期に反抗期もむかえず、常に親が薦めた選択をしてきた「いい子」が大人になって精神的におかしくなることがよくあります。自分で選んだようで、親に決められた人生。「あなたのためだから」といって、見栄のために自分の子どもを自己実現の代理戦争に駆り出している親にぜひ観てもらいたいです。 9点(2005-03-09 00:46:55)(良:2票) 《改行有》

3.   マスコミ志望の学生は一見の価値あり。やり取りが生々しくて面白い。警察の公務執行妨害の自作自演が寒々しいと同時に、恐ろしくもありますねえ。9点(2004-11-18 20:34:22)

4.  パルプ・フィクション このたび本当に久しぶりに見たのですが面白いですな。ブルースウィルスが日本刀を振り回したり、ユマサーマンの口がアップになりマイクでしゃべるシーンなどキルビルにつながる監督の感性がよく現れてます。よく見ると麻薬の売人がマッハゴーゴーゴー(多分)のTシャツを着ている、ブルースウィルスが監禁された店の中のポップライト壊れていて「KILL ED(インポをぶっ殺せ)」になっていたりと随所ににやりとした笑いを提供してくれますね。全身ボンテージの奴隷も気になるし、うーんすごい。あとkarikさんの銃の安全装置の視点はすごいですね。監督もそういう意図があって車の中での銃の暴発のシーンにつなげたんだと思います。 9点(2004-01-11 20:05:32)

5.  ショーシャンクの空に 生きることに疲れたり、心がささくれたときに観たくなるような映画。希望を持って、日々必死に生きる。いいっすね。名作です。9点(2004-01-02 07:29:33)

6.  ブギーナイツ 《ネタバレ》 ディグラーの部屋にスーパーカーのポスターがはってあるのですが、しっかり夢を実現させているんですよね。最後は車はボロボロになってしまいますが。女性となさっているときに馬の模型からシーンが始まったり、母親がドアを閉めると、父親の役割を果たす監督がドアを開ける。強盗するシーンも爆竹を鳴らして異常な状況であることを表現するなどひねりが利いてる。私は名作だと思うのですが、レビューを読むとこういう夢を絡めたストーリーは男性にはウケがいいけど、女性には悪い。やっぱり女性のほうが現実的な生き物なんだな、と実感させられます。9点(2003-12-28 00:39:57)

7.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 傑作アクション映画!設定等の細かいところはツッコミはなしで。飛び散る火花、アクションシーンなどの映像、音楽ともに存分に楽しめます。二人が鏡越しに向き合うシーンが印象深いです。ニコラスケイジの息子の名前がアダム、ジョントラボルタの奥さんがイブということで最後に二人が出会って終わるというのも秀逸。新しい人間の歴史が始まるんですね。9点(2003-12-20 23:21:03)

8.  プリティ・ウーマン 男性の自分が観てもいい映画だと思います。男女ともにいい感じで影響し合い、成長していくのはほほえましい。投資銀行業務といっても実体のない虚業のようなものですから。最終日に買収先の社長が孫と戯れている姿を見て微笑んでいるリチャードギアにいい。高校中退、フッカーというのはアメリカではお約束転落コースのようですね。「グリース」でも歌われてました。ハリウッドに家出、プリティーウーマンではお姫様、「8mm」ではスナッフビデオに出演。まさに天国と地獄。8点(2005-02-25 18:26:30)

9.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 人間の成長を描いたいいー映画。親離れと子離れ。生命の誕生と死亡。孤児に夢を抱かせる先生が温かくも痛々しい。トビーマグワイヤの上半身がスパイダーマンと比べるとひ弱。筋肉トレーニング大変だったんだろうなと思わせます。最後に軍人の夫が下半身不随になり子どもが作れなくなってしまうのも皮肉ですねえ。8点(2005-01-08 16:08:05)

10.  青春デンデケデケデケ 青春映画の傑作。この作品では岸辺一徳が太りすぎていてバナナマンにそっくりな気がしたのは私だけでしょうか?8点(2004-12-19 00:35:23)

11.  レザボア・ドッグス タランティーノがいつの間にか死んでいる。。イヤーでも面白い。彼はいつもパクッてるという批判に対して、マトリックスのエージェントの黒服もここからパクッてるといっていたのには笑えました。8点(2003-12-31 11:51:14)

12.  25年目のキス 《ネタバレ》 いい映画。さえない高校時代を思い出させる作品。よく見ると仮設遊園地でのパイ投げはグリース、プロムのシーンはキャリーなど名作青春映画へのオマージュが随所にありますねえ。弟は高校時代、姉がいじめられるきっかけをつくったために若干の罪の意識を感じてだろうか、人気者に仕立てようと協力しているのがなんともほほえましかった。姉、弟ともに再生の物語なのであるが、ホームパーティーで未来への希望あふれる高校生の彼女と弟の会話で「ハワイ民芸品の店での仕事はバイトでしょ?あんな仕事一生続けてたら惨めよね」みたいな会話があったのですが、これは結構いいシーンだと思った。8点(2003-12-30 23:37:58)(良:1票)

13.  リアリティ・バイツ イーサンホークがベッカムに見えたのは私だけじゃないんですね。ていうか、イーサンのほうが先に有名になっているから、ベッカムがイーサンに似ているという方が正しいのかな。昔、岩城晃一が反町隆に似ているという報道に対して、岩城が「ちがうよ、反町が俺に似てるの!」とワイドショーでコメントしていたのを思い出しました。「今の自分は仮の自分」とか「本当は俺はこんなところで働く人材じゃない」と思っているフリーターの人とかは結構くるんじゃないかな、この映画は。今の日本にもぴったり合う青春映画じゃないでしょうか。それにしてもウィノラライダーはまるで人形のようにかわいくてびっくりしました。8点(2003-12-27 04:14:41)

14.  シックス・センス 一回目の鑑賞中に「秘密」に気づいた人は大きな優越感に浸れ、気づかなかった人はびっくりさせられ、「秘密」を前提にもう一度みたくなり「ほおー確かに」と納得させられる。たいしたもんだ!8点(2003-12-13 04:51:15)(笑:1票)

15.  アメリカン・パイ 私のツボにはまったのは図書館に隠された、在校生によって代々受け継がれてきた手書きの秘技辞典。読んだあとはちゃんと返して持ち出し厳禁というのがおもしろい。高校生だけに必要なバカ知識なんだな。8点(2003-12-13 04:43:55)

16.  ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ 人に好かれようとするためにはじめたチェロによって縛られてしまう人生。妹のほうが才能があるという皮肉。どうしても平凡な人生を歩めずにチェロから逃れられないという暗喩で、タクシーに置き忘れた非常に高価なチェロが戻ってきてしまうシーンがうまいと思いました。普通だったら戻ってこないでしょう。天才だからこそ味わう孤独と悲惨。なかなか。[DVD(字幕)] 7点(2005-05-28 01:53:26)

17.  ウェルカム・ドールハウス ワルガキの主人公に対する少年独特の恋愛感情の表現が痛々しくもほほえましい。少女の持つポエミーな感じなんかもでてて、いじめられっこの映画なのになんかほほえましさがでているのは監督の力量なんでしょうね。7点(2005-01-26 22:05:01)

18.  渚のシンドバッド なんかねっとりとしたいい映画。教室でのキスシーンは緊張感があっていいですな。7点(2005-01-02 21:52:52)

19.  櫻の園(1990) 見ているだけで画面からメス臭が漂ってきそうな作品です。十代という瞬間しかない女性の美しさ。制服を着れるのはその間だけなのですね。7点(2005-01-02 01:17:17)

20.  ヴァージン・スーサイズ キルスティン・ダンストの随所に漂う思春期の少女が持つメスっぷりがなんともよかった。スパイダーマンではブスキャラとして散々いじられてますが、この映画の中では神々しいまでに美しい。やっぱりその時期の少女が持つ美しさは有限ではかないものだからこそすばらしいのでしょう。車の中に飛び込んできてキスをむさぼるシーンなんかは若さと性のエネルギーが爆発していて、非常に印象深いです。7点(2004-12-23 15:48:11)

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