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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  エクソシスト 《ネタバレ》 首が一回転した時点で、リーガンは即死だろう。「FUCK!」と叫びならがあんな勢いでグサグサやっていれば、出血多量だろうし。…だから、この作品は筋が通っていない、と批判するわけではない。神父たちもこの映画の観客たちも、リーガンの首が一回転したことははっきりと目撃したわけだが、果たして、それは事実なのだろうか? 十字架を「FUCK」の道具にしたことは、神への冒涜だと単純に捉えていいのだろうか? 現実の人間関係の中にも、相手の心理を先読みし、相手を追い込む術を持った人間がいる。他愛のない質問をしてきて、こちら側の弱点を探り当て、ある日、それを武器とするのだ。そういうことをされた人間にとって、生身の人間の悪意に勝る恐怖とは何だろうか? この作品の中で、カラス神父を苦しめたのは、悪魔でなくても人間でもできることなのだ。十字架によるFUCKも、「偶像崇拝」への問いかけだと捉えることもできる。…ミラン神父は殉教者だろうが、カラス神父の最後の選択は、神父としての選択だったとは思えない。リーガンの中の悪魔と、人間の中に宿る悪魔性と、カラス神父自身の体内に宿る罪悪感を混濁させた結果の選択だろう。ミラン神父も、カラス神父も、救われたのだろうか? 殉教者であるミラン神父だけが救われるのだろうか?その答えは、鑑賞した人間の気持ち次第だが、目で見えるもの・見えないものをどう捉えるか、また、信仰についてどう考えているか・信仰を持っているなら、偶像崇拝に対してどう考えているのか、ということに関して、明確な答えを持っていないと、両神父の「救い」に関して、答えを出せるはずはないだろう。…この作品が取り沙汰される時、リーガンの肉体や周囲に起こる超常現象が注目されてきたが、他のシーンを思い返して欲しい。冒頭の発掘現場での…鍛冶屋の激しい音と、ミラン神父が佇む時の静寂…悪鬼のような像の背景の真っ青な空。カラス神父の母親が収容された病院は、白い光が差し込み、清潔感が漂うのに、母とカラス神父の間には嘆きがある。…ただのホラーではないのだ…。10点(2004-07-10 10:02:52)(良:2票)

2.  オーメン(1976) 初めて観た時の感想は…すんげー怖かった。ですが、数十年ぶりに観たら…外交官な山崎努・紳士的な山崎努・大柄な山崎努・英語を喋る山崎努・金髪美人とキスする山崎努・犬に脅える山崎努・腕を怪我する山崎努………山崎努のオンパレードと思い込んだが最後、どのショットも山崎努氏に見えてしまい…そう思うと腹の底がこそばゆく…鑑賞どころではなかったです。ごめんなさい。点数は、過去の記憶からつけときます。8点(2004-07-07 17:16:58)(笑:4票)

3.  未知との遭遇 友好的な宇宙人もいるかもしれないよ、というメッセージが込められてるのか?でも、誘拐しておいて友好的もないもんだ。でも「誘拐は悪だ」という価値観は宇宙人には無いのかもしれない。でも、数十年ぶりに返された人たちの呆然とした様子を見る限り、人間側は、アインシュタインの仮説が正しかったという証明を得ただけであり、当事者は、時間を失われ、その間に大切な人も失っただろう。でも、宇宙人側にも人間を研究する時間が必要だったのかもしれない。今回、一部の人間に対して、テレパシーを送れるようになったのは、その誘拐のおかげかもしれない…ってことは、やっぱり、人体実験のための誘拐じゃん。リチャード・ドレイファスが「答えを見つけるため」デビルタワーにやって来て、意気揚々と宇宙船に乗り込む。それを羨ましそうに眺める研究者…おいおい、答えを見つけるのは、どう考えても宇宙人じゃないんですか?音楽は人の心・思考に影響を及ぼすことを承知の上で、わざと、音楽での対話を仕掛けてきたんじゃないですか?子供らしき宇宙人の登場もそうですよ。罠ですよ、罠。ドレイファスが無事に帰還した時、今度は、人間側の研究対象にされるのは目に見えてますね。ま、ドレイファスが選んだ道なんだから、しょうがないね。結局、未知なる物に遭遇した時の人間の反応は、最初から「敵」と思うか、思い込みで踊らされるかのどちらかなんだろうな。・・・製作者は、ここまで考えさせることを目的にはしていないと思うんだけど、宇宙船の映像だけでは満足できなければ、こういうゴタクを並べたくなるのさ~。4点(2004-06-28 08:58:15)(笑:1票) (良:1票)

4.  八つ墓村(1977) 村人に騙されて殺された夏八木さんのメイクを見た瞬間、台無し…と思ったのだが、飛行機がお空を飛ぶ時代に、数百年前の怨念話を信じ、農機具片手にタツオを始末してしまえ~と暴れる村人たちの姿を見せつけられると、この村は異時空間の世界であり、タツオも金田一も、別世界に足を踏み入れたってことかも、と思え、メイクも、あの世界ならアリだわね、と思えた。 渥美清さんバージョンの金田一はどうなのか。…この作品での金田一は、ただの語り部だったじゃ~んと思ったし、物足りない気もしたのだが、フケだらけの頭髪を掻き毟るしぐさや、また殺されてるぅ~の場面で「えええっ!!!」と慌てふためく場面、ラストでの美しい女性との別れ、警部とのやり取り等々のお決まりのシーンが無かったのは、かえって新鮮だった。他の作品同様、事件の謎解きだけが金田一のお仕事である。殺人を防ぐことは無い。情報を収集・整理して、事件の本質を探り出し、登場人物と観客にそれを説明するだけだ。となると、この作品の金田一は、本分を遂げていると思う。お決まりのシーンが無い方が、すっきりしていていいとさえ思った。タツオが必死に逃げている時に、洞窟前でのんびりと解説してる場合じゃないだろ、と思ったが、ラストシーンで、タツオの実の父親の生誕地に関する話が出てきたわけで…「タツオを見殺しにする気か~!!!」と怒り心頭してしまった人たちは、そこを見逃しちゃうかも。なぜ、タツオがミヤコから逃げおおせたのか…この部分は、怨念に血塗られた物語の中の、一筋の光明かもしれないのに。その部分を見逃す可能性があるというのは、非常に残念。ラストシーンって、本当に大事だね。7点(2004-06-14 09:22:48)《改行有》

5.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 この作品が上映された時代に観たとしたら、私はどんな感想を抱いたかが最後まで気になった。時代背景、映画の撮り方等も今とはもちろん違うが、デ・ニーロ、カイテル、フォスターといった現在の大物と呼ばれる俳優たちの若かりし頃を初めて見たわけで。先入観が先立ってしまい、この作品がどうなのかという部分での感想を言葉にしてひねり出すのが難しい気がする。帰還兵を描く映画を何作か観たが、悪夢にうなされたり、肉体に障害を負ったが故に心の傷も深くなっていたり、正気を失っていたり、社会に適応できずに怒りだけを孤独なまま抱えていたり…でも、トラヴィスは不眠症で慢性の頭痛を抱えているが、そこの描写に鑑賞者の哀れみを要求していない。仕事も手に入れ、恋した女性と親しくなりたいという願望を実現させようとする。両親の結婚記念日も覚えており、親思いの子供らしい手紙を書く。だが、心の底に消化できない爆弾を抱えている。それが何なのかを自らが名づけた「ごみため」「ごみたち」の中に発見するのだが、その爆弾を破裂させるために選んだ第一の標的を、トラヴィスは間違っていたのだな、と思った。タクシードライバーの先輩に、トラヴィスが「何かをしたい」と相談した時、その先輩は「俺たちは負け犬だ。のんびりとこうして生きていけばいいんだ」というようなことを言った。それに対し、トラヴィスは、「そんな馬鹿げた話は~」と聞き流した。でも、結果的にトラヴィスの爆弾を破裂させた場所は、第一の標的では無かった。政治も役人も国も、何の関係も無い娼館である。幼い娼婦を助けることで彼の爆弾は意味を持った。彼をヒーローに仕立て上げた。鬼気迫る彼の表情は穏やかな好青年の表情に戻り、またタクシーに乗り込む。トラヴィスが、先輩の助言どおりに、「自分らしくそれなりに生きる」意味を実感したのではないか…ラストのトラヴィスの表情でそう感じた。…こうして書いてみると、この作品を観る人によって、多種多様な意見が生まれる作品なのかもしれないと思う。おもねらない潔い作品として、評価したい。8点(2004-06-01 21:43:47)(良:1票)

6.  キャリー(1976) 初めてみた十代の頃は、斬新な作品に興奮した。改めて見ると、ただただ切ない。6点(2003-12-26 18:06:20)

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