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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 63
性別 男性
ホームページ http://nothing-to-lose.seesaa.net/
年齢 43歳
自己紹介 昨年12月21日以降に初見、または再見した映画の超個人的感想です★
9月14日(火)
最近眠くなる映画が少なくなってきた。
”映画を見れる”ようになってきたのかなぁ。
そうだといいな。

にしても
未レビューが約40本。。。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  シティ・オブ・ゴッド 空気を吸うようにドラッグを呷り、おもちゃを扱うように銃を撃つ。欲望と暴力が渦巻くその街で生きていく為には、ただ己の力を信じ、暴力の連鎖に身を任せるしかない。そうしたやるせない無機質な現実をドキュメンタリー・タッチで描きつつも、一方ではスタイリッシュでハリウッド的な映像スタイルを多用し、ラテンの陽気なリズムに乗せて情感溢れるストーリーを描く。リアルでありながら、同時にアンリアルでもあり、独特な雰囲気の映画である。急速な工業化が生む社会の歪み。規則正しく並んだ“神の街”の小奇麗さが、怖い。画面からはみ出す程のエネルギー、パワーに圧倒された。10点(2004-03-04 09:22:10)

2.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 極上のサスペンスでありながら、大変な問題作。一晩寝たら心に何も残らない映画が跋扈する昨今、こうした深い余韻を残す映画こそ高く評価したい。ベースにあるものが中立的とは程遠いと思うが(会話の端々に出て来るデータなどに意図を感じてしまう)、ゲイルらの選択に対して偏ったスタンスは取っていない点に注目したい。人権に敏感でありながら死刑制度(それも絞首刑)を持つ国の国民として絶対に見て欲しい1本。10点(2004-02-26 15:51:11)(良:1票)

3.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 CG技術の進歩は、一方では表現の多様性を狭め、つまらなくしてきたと思うが、名作ファンタジー文学の世界を見事に映像化したこの3部作にはそうしたアンチ・ハリウッドみたいなものを蹴散らすぐらいの圧倒的なパワーがある。直球勝負、万歳。最後まで指輪の負の要素を描ききった点も評価したい(原作を改悪しなかったってことなんだろうけど)。3部作まとめて、満点。本当は1がダントツで好きで、後はちょっと残念な部分もあるんだけど。10点(2004-02-21 18:18:11)

4.  めぐりあう時間たち 3人の女性を中心とした、宿命にも似た異なる時代の1日を描いた人間ドラマ。それぞれのストーリーを途切れなく、過不足無く、くどくなく描くその様は美しく、鮮やかで、また詩的だが、しかし残酷である。その映像美と残酷さのコントラストにまず、舌を巻いた。たとえ例えば同性愛が許容される時代であっても、人生は表層的な自己満足の連続に過ぎない。そのことを悟り、自分の為ではなく、生死を超えて本当に自分らしくあることを望むとき、過酷な選択が待ち受ける。ヴァージニアやローラやリチャードの選択を自己中心的であると責めるのはたやすい。しかし、この映画を見終わってカタルシスにも似た感覚を覚えるのは、彼らの選択に誰しもが心に秘める部分があるからではないか。ジュリアのようにローラを抱きしめてあげたいと思ったのは、僕だけではないはずだ。逆に言えば、静寂を覆い隠す為にパーティーを繰り返すダロウェイ夫人にも、誰もが自分自身を投影する部分があるだろう。そして、意識的であれ無意識的であれ、誰かを”殺している”のかもしれない。ストーリーや演技は言うまでもないだろうが、それを支える演出、音楽の完璧さ(確かに音楽はややでしゃばり感が否めないが、それによって醸し出されている統一感は特筆すべきだろう)。この映画の見事さには、溜め息が出た。文句なしの満点。10点(2004-02-19 19:12:25)(良:2票)

5.  シカゴ(2002) セクシーながら力強いキャサリン・ゼタ・ジョーンズのパフォーマンスから見事に引き込まれる。ミュージカルの部分をキャラクターの心情を表すものとし、物語の進行と完全に分けた展開が新鮮。レニー・ゼルウィガーをここまで魅力的に撮るとは!風刺がきいていて毒がありながらも、本当に楽しめる。後味の良さは不思議なくらい。ミスター・セロファン大好き!9点(2004-08-31 12:34:15)

6.  殺人の追憶 激動の時代は、得てして迷宮入りに終わるおぞましい事件を生む。日本とて例外なく同じ経験をしているんだよね。最後に無垢そうな子が言う犯人像には、やられた。現代的な捜査法を否定している刑事が最後に頼るのがまさにそれであるというのも、過渡期である時代、新しいものが生まれゆく時代の象徴であろう。変わるものと、変わらないもの。失ったものと、得たもの。パク刑事の家庭の描写も、また象徴的である。9点(2004-05-04 05:16:48)

7.  猟奇的な彼女 エンターテインメントのツボをしっかり押さえながら、ちゃんとホロリとさせてくれる。オーバーでシンプルな演技、プロットが逆にすごくいい。終盤の韓国のラブストーリーに多いネチネチ感は個人的に好かないが、全体としてみればラブコメの傑作だと思う。男がそれ程カッコよくないのが良いね。9点(2004-05-04 03:05:29)

8.  28日後... 人類滅亡を目前の危機としても、利害を一致させず殺し合う人間の哀しさ。前衛的な映像感覚と手持ちカメラのリアルさが人間の底にある欲、本能を暴き、“人間らしさ”とは何かを問いかける。10点と迷う。9点(2004-04-16 20:01:25)

9.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 平均の低さにびっくり(笑)。アイディアだけでも充分高評価に値すると思うのだが(もちろん原作ものなわけだが)。まず素直に楽しめたし、何よりドリアン・グレイの苦悩や、ジキル博士の葛藤といった、それぞれの原作文学のエッセンスをきちんと描いていて、それらがある程度ストーリーに関わってくるのが好印象。もちろん表層的な描写であることは事実だが、それぞれのキャラクターをじっくり描くのは時間的にも不可能であるし、もともとそれら内面的な機微を映像化するのは他のジャンルの映画が専売特許とするところであろう。むしろ、“分かる人に分かってもらえれば”という姿勢はこの映画においてプラスに働いていると思う。背景知識を持たなくてもきちんと楽しめ、知っている人はニヤリと出来る。ただ、透明人間の白塗りには思わず失笑。9点(2004-03-19 09:13:41)(良:1票)

10.  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 適度に深みのあるストーリーもいいし、何より30手前、あるいは越えている3人の女優、ちょっと悪い言い方をすれば“色気で売るには賞味期限ギリギリ”なエンジェルたち(ついでに言えばデミ・ムーアはみんなとっくに賞味期限切れだと思ってたでしょ?)をここまで画面の中でイキイキとさせているのは本当にすごいと思う。キャメロン以外は“チョーきれい”って程ではないと思うのだが、それをとてもチャーミングな、魅力あるキャラクターに昇華させている。作り手が楽しんで作っている、少なくともそう感じさせられるし、所々にミュージック・クリップやCMでその才能を認められたMcGの映像センスが光る。時にアヴァン・ギャルドな形で。そして何と言っても、ユーモアやパロディーのセンス。言葉遊びなどは字幕では分かり辛いが、テレビだったら放送禁止になるようなギリギリのギャグが、いい。あのドリュー・バリモアに“処女だと思ってた”って。。。もうこれだけで一瞬10点を付けそうになりました。大好きです。9点(2004-03-06 05:42:34)

11.  テキサス・チェーンソー 《ネタバレ》 この映画で僕がおぞましいと感ずるのは、全編に漂うおどろおどろしさよりも、青春真っ只中の若者たちが絶望していく様である。“死体を放置できない”といった良心が仇となっていくのも見ていて辛いし、特にモーガンが保安官に理解されず追い込まれていく過程は恐怖とは違った“やるせなさ”を深く心に刻み込む(この意味で、その保安官の正体の意外性は不要に感ずる)。加えて描かれる、閉鎖性が生むレザーフェイス一家の狂気。直接的なグロ描写はほとんど無いにもかかわらず、“嫌なものを見た”という気持ちになるのはこうした“精神的グロ”とでも呼ぶべきプロットのせいだろう。映画としての完成度で言えば10点でも良いのかもしれない。ただ、全くのフィクションをホントの話のように見せ掛け恐怖感を煽るのは卑怯(よくあることなのかもしれないが、この映画は程度が甚だしい)。もう1点不満を挙げれば、レザーフェイスをモンスターのように見立てるよりは、前半の”見えない恐怖”をもっと前面に出しても良かったのではないかと思う。多分本作は2度は見ないだろうが(ちょっとしたトラウマ)、いつかオリジナルは見てみたい。8点(2004-09-14 06:53:26)(良:2票)

12.  ホワイト・オランダー 《ネタバレ》 美しさと鋭いトゲを併せ持つ母と、自分自身もトゲを持ちながらも母のようになりたくない、と自身のアイデンティティーを模索する娘。母に待たされる車中など、アストリッドが主観的に長く感ずる部分は贅沢に時間を取り、それ以外は思い切ってカットしているように思うが、それだけにアストリッドの心の変遷が浮き彫りになっていたと感ずる。“強い母”が、変わったアストリッドを見て言葉を失い、娘を責めるよりは自分を責めたのが印象的である。ラストの“どんなに私を傷つけようと、母は私を愛している”というアストリッドの帰結に、親子の絆の強さと同時にその哀れさを感じた。静かに心に染み入る1本。8点(2004-09-14 06:47:10)

13.  ファインディング・ニモ 実物よりも綺麗なんじゃないかと思わせる程の芸術的CG(特にクラゲ!)と、マンガ的なキャラクター(特に表情)が見事に融合しているのがすごい。“主に子供向き”のストーリーであることは確かだけど、まあアニメ見るときぐらい童心に帰りたいものです。8点(2004-08-31 12:46:47)

14.  ルール2 出たぁ、腎臓泥棒(笑)!!!ラスト、レベッカ・ゲイハートの登場もそうだけど、(前作の)ファンをニヤリとさせるこういうの、大好きです。前作に比べれば凡作の印象は拭えないものの、都市伝説の扱い方を1とガラッと変えることで全くマンネリ化していないのはすごいと思う。都市伝説の意義が薄れてしまっているってのは事実だけど。前作同様、ロレッタ・デヴァインが見事に笑いの要素をプラスしていていい。昔のパム・グリアーの映画見てみようかな。。。3以降は実際は続編でないので要注意。意図的に翻訳を改変してる箇所もあるし、、、映画の製作者たちと違って日本の映画会社にはガッカリですよ、ホント。しかし皆さんの点数低いですね(笑)。。。8点(2004-08-18 04:08:43)

15.  ブルース・オールマイティ 俳優ジム・キャリーもいいけど、やっぱりコメディアンとしての彼も良い。しっかり笑えて、しっかり泣けて。途中素晴らしき哉~がテレビに映るのも、オマージュの示し方として良いと思う。戸田さんは上手い字幕を作っていると思いますが、出来れば英語で見たいですね。にしても、神が黒人というのは何か示唆的だなぁ。8点(2004-05-04 04:10:26)

16.  チャーリーズ・エンジェル(2000) 狙わないでバカなより、狙ってアフォな方がずっとマシだと思う。8点(2004-03-06 05:30:55)

17.  キル・ビル Vol.1(日本版) オマージュで彩られたバカ映画。一言で言ってしまえばそれまでだが、それはジャンルを超え、様々なテクニックを駆使して繰り広げられるスタイリッシュな映像世界に裏打ちされている。本当は10点を付けたい。それぐらいの作品だと思うが、日本語が聞き取れない(これもオマージュと取れなくはないので、字幕を付けなかった日本の配給側の責任か)のと、凄惨なバイオレンスはその意義は分かるが生理的に受け付けない部分が無きにしもあらずだったので、残念ながらこの点数。8点(2004-01-06 04:23:14)

18.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 25年前の悲劇を今もそれぞれに引きずる3人。彼らにとって、この映画の結末はある意味では救済なのかもしれない。音楽や効果音など、個人的に好きでない面があるのだが、それでも、これ程までに深い余韻を残す映画が最近あっただろうか。哀しみに満ちた物語を演じる3人の演技は、一級品でありながら調和が取れていて、素晴らしいの一言である。 8点(2004-01-06 03:04:14)(良:1票)

19.  EUREKA ユリイカ 《ネタバレ》 裏に隠された強いメッセージ性とは対照的に、ひたすらに淡々と、セリフや音楽の少ないセピア色の長回しが続く。しかし、そこにムダは無い。むしろ、必要最低限の情報しか与えられないのだ。3時間半、全くあくびをせずに見た。安いヒューマニズムなど、この映画には一切無い。ここにあるのは、死を通して生を感じる少年や、深い傷を負った者同士がその傷を舐め合うしかない哀れな姿であり、最後にあるのは和解より決別であると僕は理解した。8点(2003-12-29 03:51:14)

20.  千と千尋の神隠し 成長(自立)、アイデンティティー、欲といった普遍的かつ根源的なテーマが描かれている、とても深い作品だと思う。ただ、消化不良な部分がかなりあり、説明不足、あるいはムダな要素があるのも否めないのではないか。しかし、多文化的な描写はもはやその1コマ1コマが芸術であり、ディテールの細やかさは筆舌に尽くしがたい。8点(2003-12-26 01:49:14)

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