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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 これは奔放で情熱的な女、スカーレット・オハラのラブ・ストーリーではなく、メラニーという一人の女に内面的に敗北し続けた不幸な女の哀しき半生記だと思う。そもそもスカーレットはアシュレーの事が本当に好きだったわけではない。彼女が愛したのは終始自分自身のみである。土地の男達の関心を独り占めするのが当たり前、という環境でアシュレーだけがメラニーという別の女と結婚するという。自分が相手の気持ちに応えるかはともかくとして、とりあえず男には愛されていたいという素直な欲求をかなえられずにプライドがいたく傷ついたスカーレットは何とかアシュレーを横取りしようとする。が、「性格がちょっと」という逃げ場の無い根源的な理由でメラニーに敗北する。そのメラニーのマリア様のような大らかで優しい性格がこれでもかとばかりにスカーレットを傷つける。スカーレットの行動理由の根っこは全てメラニーへのコンプレックスと言っても過言ではない。ラスト、メラニーが自分に感謝したまま死んでいくことで勝負はメラニーの勝ち逃げに終わる。そこでスカーレットは初めて自分自身の心に気づく。が、気づいた時にはもう遅く、大切なものを全て失ってしまう。そこで無理やりひねりだしたのがタラという土地への愛。夕日を見つめながらタラの地に立つスカーレットは、すでに狂っていたのだろうとしみじみ同情した。4時間が飽きずに見続けられる名作でした。9点(2004-06-05 01:04:36)(良:1票)

2.  暗黒街の顔役(1932) 《ネタバレ》 先にアル・パチーノのリメイク版を見ていたのでどうしても比べながら見てしまいましたが、こんなにシンプルでスタイリッシュだったとは。特に冒頭の、口笛吹きつつ銃を構えてボス(当時)を撃ち殺すシーン。影のみの表現。社会正義に満ちた前口上がしらじらしく思えるほどかっこいい。ギャング映画を見る男は、どこかギャングにあこがれる部分を持っている、という男の心理を良く分かっている。この映画を見て「ギャングはいけない」と思う男はいないだろう。むしろ男たちの破滅の美学を感じて憧れてしまいそうだ。ただ、妹への執着やボスの女への横恋慕の部分はリメイク版の方がしっかり描かれていたと思う。9点(2004-06-05 00:49:33)

3.  或る夜の出来事 わがままな家出お嬢様に金目当てで付きまとう新聞記者。が、そのうちに二人は・・・という、とても分かりやすいラブコメ。二人がぶつかりながらも段々惹かれあっていく過程や、脇役たちを絡めた小ネタ、気持ちのすれ違い。細かいところまで神経の行き届いた粋な名作。10点(2004-06-04 23:56:23)

4.  モダン・タイムス 皮肉と希望に満ち溢れた名作。現在の社会と比べてみると、この映画内よりもっとひどくなっていることに気づく。例え社会からはみ出ても、何をやってもうまくいかなくても、希望と人間性を失わず前を向いて人生を歩んで行こうというラストに涙した。10点(2004-05-13 15:46:31)(良:1票)

5.  グランド・ホテル 感じの良い男爵が泥棒、ニコニコしているおじさんが余命わずか、美しいダンサーは落ち目、偉そうな社長は仕事でピンチと、外見とは裏腹な設定に社会の表面的な部分への軽い皮肉を感じた。登場人物それぞれのドラマはとても面白かったのですが、冒頭とラストに出てくる、ドクターの芝居がかったセリフが野暮でした。8点(2004-04-07 16:30:11)

6.  駅馬車(1939) 典型的と言ってしまえばそれまでの多様なキャラクターが乗り合わせ、各々の性格通りの行動でドラマが細やかに描かれている。ジェロニモに襲われるシーンのスピード感溢れるアクション、ジョン・ウェインの不器用な恋など、エンターテインメントの全てが注ぎ込まれた傑作。10点(2004-03-17 01:36:14)

7.  街の灯(1931) セリフが無くても、顔と動きに想像を付け加えるだけで全てが伝わる。ジーンとくるストーリーも、完璧なボクシングシーンも素晴らしいですが、やはりこの作品を名作たらしめているのはラストの娘の表情。あれこそ女性であり、人間だと思う。10点(2004-03-03 01:52:23)

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