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プロフィール
コメント数 111
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 生涯ヒマラヤ!

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  嫌われ松子の一生 人物造詣やストーリーなんてものはこの映画にとっては些細なことなんじゃないだろうか。松子が不幸だからかわいそうなんてこれぽっちも思わない。ポイントは幸・不幸のその落差、非常にテンポの良いローラーコースターに乗っているようにスリリング且つ軽快。また、じっとり湿った暗い話をコメディやおとぎ話のようにアレンジしてしまう映像のセンスは素晴らしい。テンポの良さが薄れてくる後半は普通の二時間ドラマ染みてきて、退屈。しかし、後半の退屈さを差っ引いてもそれでもなお傑作といえる素晴らしさがこの映画にはある。監督の監督による監督のための商業映画。まるで気まぐれな神が映画を作って終いの方で飽きてしまったかのような出来映えである。[映画館(邦画)] 9点(2006-11-24 00:06:22)

2.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 母のための嘘がやがて自分自身のための嘘に変わっていくところが面白い。東ドイツという国家、自分が信じていた体制、憧れていた宇宙飛行士、それらが古臭さの象徴ではなく、もっと神々しいものであった、と考えてしまう人間の心理ってのはよく理解できる。「昔はよかった」っていうノスタルジーで旧体制を神格化するんじゃなく、単に自分の来歴を新体制に変わったからといって「間違ってた」なんて簡単には言いたくないだけ、そんな変な強情さ、というか湿った弱さが人間的で好きだ。[DVD(字幕)] 7点(2006-10-20 23:04:45)

3.  エリザベスタウン 《ネタバレ》 男目線の映画だと思う。仕事で大きなミスを犯し、その上愛する父を失った青年の痛んだ心を癒してくれるのは完全なる味方としての一人の女性である。彼女は彼を励ます、皮肉も言わない、笑顔が最高に素敵だ、男の妄想の産物としてしか存在し得ないはずの女。女は男に一目惚れをし、男は少しずつ恋に落ちる、この恋愛の構造がまさに男にとって都合が良い。この恋愛は女が男のためにいろいろと尽くす恋愛である。私には女が二人の出会いの場面で男のルックス以外のどこに惹かれたのかかがイマイチわからなかったが、何にせよ、女は男を愛し、絶対的な支持者として見守るのだ。しかし、この女の都合の良さが映画からリアリティを削ぎ、映画をちぐはぐさせてしまう。後半のロードムービー的な部分は男が女の殻(男が生まれ変わったと捉えるならば、第二の子宮といっても良いだろう)に包まれたまま、女の演出によって人生のどん底から這い上がっていく姿が描かれる。これは「優しさ」の物語だ。しかし、この女はあまりに優しすぎるが故に物語の中で浮いた存在となってしまっている。旅で流れる音楽やアメリカの南部の景色は美しいが、そこで描かれる男の葛藤は女の旅へのくど過ぎる演出によって取って付けたようなお粗末な代物にしか映らない。女のくどさが男の再生という一つの主題をぶち壊して映画をただのラブコメ(ラブコメ否定では無い)にしてしまっている。はははん。[試写会(字幕)] 6点(2005-11-06 23:28:25)(良:2票)

4.  Dear フランキー 言いすぎない、やりすぎないところがいい。まぁ、その分地味ですが。 [映画館(字幕)] 6点(2005-08-28 15:14:26)《改行有》

5.  ビヨンド the シー/夢見るように歌えば 一人の男の人生を音楽を触媒にエンターテインメントとして見事に表現している映画。ボビー・ダーリンについての知識も全く無く、正直そこまで期待していなかったのだが、いやはやこれは私の想像をはるかに超えた名作だ。観終わって即行でサントラを買ってしまった。ミュージカルにあまり興味が無かったのだが本作のミュージカルシーン(特に『BEYOND THE SEA』をBGMに求愛するシーン)にはぐぐぐっと惹きつけられた。音楽ってすごいや!(なんと陳腐な表現だろう、けれども真実)[映画館(字幕)] 9点(2005-03-21 01:11:23)

6.  キャスト・アウェイ 『十五少年』や『ロビンソン』など無人島ものが好きなんで楽しめました。一言で言ったら、非常にセンチメンタルな映画。ボールを擬人化することで自らが人間であることを保つ、こういう設定はぐっとくる。全体の筋自体はありがちだけれど、細部がうまい。漂流物の利用に無駄がない、こいつぁ見習うべきですな。8点(2005-02-01 23:59:32)

7.  天国の口、終りの楽園。 《ネタバレ》 浜辺と豚の群れ、飛び込み台と手淫など意外な組み合わせが結構楽しめた。ナレーションをいれたからだろうか、SEXのいやらしさはあまり感じなかった。6点(2004-08-24 04:36:04)

8.  MONDAY 堤真一うまいっ!冒頭でえらいもんを爆発させるなぁと感心させられ、そしてダンスに魅せられる。ここらへんまではほんとによかった。銃を持って暴れ、ホテルでの立てこもりへと移っていくにつれてどんどんしんどくなっていった。堤真一にあんな演説させずに、前半のテンション活かしたままあっさり逝って欲しかった。残念。6点(2004-08-23 19:10:19)

9.  スペース・カウボーイ まあまあ。元気なじいさんは素敵ですね。サザーランドのサングラスがGOOD!6点(2004-08-23 18:41:40)

10.  オールド・ボーイ(2003) 悲劇、喜劇、活劇の要素を兼ね備えたエンターテイメントとしてよくできている。下手に登場人物に感情移入などせずに(すれば人間不信になるかもね)、ただただそのどんでん返しを楽しもう。どんでん返しに関しては『情婦』よりも面白かった。ネタバレ禁止確実!観終わった後、とても餃子が食べたくなった。8点(2004-08-11 00:04:29)

11.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 制作サイドは、この作品を単なるアイドル映画、現代的美談風寓話にしたくなかったから、あの演出、あのシナリオだったのではないかと思う。ラストは、生々しい、人間の弱さを伴った現実的な選択である。この人間的な生々しさがこの映画のポイントだと思う。近頃は、TVには、裸そのものの生々しさが薄れた、ある種の清潔感ある恋愛があふれている。そして、障害者との美談めいた交流話なども喜ばれる。そういうものをぶっ壊して残ったものは、リアルな、生々しい塊だった。そんな映画です。少し心情説明的場面が多かったかと思う。想像して見る楽しみも欲しい。最後に、池脇の演技はよかった。大阪弁であの気だるさを出せる若手女優は稀有のもの!6点(2004-08-08 10:14:09)

12.  集団殺人クラブ Returns 大谷充保(改名しました!)が出てるから見ました。大谷充保が好きなんです!と、適度な痛さで、愛をさけんでみたり。まぁ、映画はホラーというよりもバイオレンス・アクションだ。ラストとか、もうコントやがな。3点(2004-07-29 14:17:38)

13.  ぼくの神さま 子供や動物を用いた悲劇は斜に構えて見てしまうからか、すごいあざとい映画だと感じた。ラストの回想もいかにも過ぎる。4点(2004-07-29 13:54:02)

14.  息子の部屋 《ネタバレ》 コマーシャルにやられた、ちくしょう!「生きているときは、開けてはいけないドアでした」なんてこと言われたら息子はどんな怪物なんだろうって思うじゃないですか?期待に胸膨らませて見てみると息子は普通の好青年。ははーん、こやつは猫かぶってやがるな。さては家族に内緒であんな○○やこんな○○○でも集めていたりするんだな、と純粋な私は考えるわけです。そして、息子が亡くなり、そのドアが開けられる。息子の部屋には人類の精神的遺産のごとき変態コレクションでもあるはずだ、とワクワクして見てたのに、おい!何なんだい、文通て!そりゃないよぅ。あまりにがっかりしすぎて、なで肩になってしまいました。本編よりも予告編の方が素晴らしい、と私は声を大にして叫びたい。5点(2004-07-29 13:45:25)

15.  月のひつじ 人類史上初の月面着陸という世界的大事件の華やかなる中継の裏側に、命をかけた男たちのドラマがあった!うーん、素敵やん(陶酔)。8点(2004-07-29 13:41:07)

16.  ミート・ザ・ペアレンツ デ・ニーロはコメディに向かないのだろうか、少なくともこの作品では今フタツ。期待していたからなのか、見終わった後、ちょっと腹立った。3点(2004-07-29 13:28:19)

17.  キング・イズ・アライヴ 《ネタバレ》 あのような極限状態にも拘らず女性を犯すおっさんの精力にびびる。極限状態での醜悪な人間の姿が描かれているが、もちろん気持ちの良いものであるわけはない。4点(2004-07-28 10:28:31)

18.  あのころ僕らは 映画でしかやれないことをやっている作品、こういう作品を見ると無性に嬉しくなる。人生の最も輝かしい時代を上手く切り取っている。虚勢や、自己肯定、他者への牽制など尖った会話が繰り広げられるクラブのシーンと、時々挿入される、鏡に向かって登場人物がありのままの自分をさらけ出すトイレのシーン。この虚実、二つのシーンが絡み合い、一見単純な物語をより深く、濃いものへと醸成している。加えて、キャスト、音楽も実に良い。偽らないディカプリオが天晴れ!9点(2004-07-22 00:51:15)

19.  スクービー・ドゥー 21歳の夏、気が付けば映画館でこの映画を眺めていた。映画館の扉を開けたのは、自らの意志ではない。かといって誰かの意思でもない。不可抗力、そう、神による演出だったのだ。映画は吹き替え版。スクリーンでは必死のコメディーが展開する。しかし、笑えない。「小学生レベルのギャグじゃないか」と憤る。辺りを見回すと、親子連れの子供だらけ。物語は展開していく。しかし、まるで引き込まれない。内容はあるようでまるで無い。「子供騙しの映画じゃないか」と、ふと視線を逸らすと横にも前にもスクリーンに見入っている子供がわんさか。私は悟る。「この映画は間違っちゃいない、私が間違っていたのだ」おとなしく席に着き、映画を眺める。気付くと、エンドロール。そして、私はスクリーンに背を向ける。出口へ向かいながら、心の中では盛大な拍手を贈る。ある夏の日の過ちでございます。 2点(2004-07-21 22:51:42)

20.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 自分が歪んだ、嫌な人間だと自覚させられる映画。その意味であんがと!劇場でのしんみりした空気の中で声を噛み殺して笑うこと数回。「台風来てるのに、体育館施錠してないの?理科室は危険な薬品あるのに簡単に侵入できるの?」そして、笑いのピークは、坊主になった長澤の姿と、一緒に見に行った坊主頭(?)の友人の姿が重なり合い、口からヒィヒィ息が漏れました。なんとも不謹慎。筋は結構ベタ、『いちご同盟』やcannaの『約束の場所』を思い出す。斜に構えて見過ぎたかもしれんが、製作者がガラス玉を必死に磨いて「どう、綺麗な宝石でしょ」と言ってる感じ。確かにその恋は綺麗に見えるかもしれない。しかし、純愛をアピールするために登場人物はあれこれと都合よく動きすぎだろ。登場人物の人間性が物語を作っているのではなく、純愛という美談風の物語を構成するために人物が動いている。少女・律子の渡せなかったテープ、足に残る後遺症というエピソードは、脚本家による悲劇性の演出があまりにもあざとすぎる。高校生二人の死を抱えた恋愛も、極限状態故のヒロイズムだ。結局、「死を以て美談とす」てか。ラストもタイトルを利かせたいんだなぁ、と。映画プロモーションとして柴咲は必要不可欠であったのだろうが、結局彼女演じる律子が物語を薄っぺらいものにしている。むしろ、主人公の成長に関わる立場の山崎さん家の努君のかつての恋にもっと重点を置いて欲しかった。長くなったが、朔太郎の今後に幸せな未來があればいいよね。長澤の演技を加味して4.5点という具合。4点(2004-07-15 01:11:50)(良:3票)

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