みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 人間の條件 第五部 死の脱出 タイトルが「死の脱出」というだけあって、常に”死”がつきまとうストーリー展開、とても緊張感がありました。密林をぬけた後の丹下との再会はちょっとだけ心休まるシーンと思いきや、その後も引き続き”死”がつきまとう行軍の連続、、、鑑賞中は意識しませんでしたが、梶は自分が生き残るために今度は一般市民や他国の軍人をどんどん殺す加害者の側にまわっています。一部・二部で戦争の被害者だった人間が今度は加害者へ、この作品の最大の問いかけのような気がしてなりません。[DVD(邦画)] 10点(2006-09-28 02:35:54)(良:1票) 2. 切腹 いきなり「切腹させてくれ」と始まって意味不明。それがちょっとづつ明らかになっていく展開は見ごたえ十分!飯を食っていくためにプライドを捨てていく武士たちに見え隠れするのは武家社会、封建社会の脆弱さそのものなのかもしれません。[ビデオ(吹替)] 10点(2005-11-08 03:41:34) 3. 太陽がいっぱい フランス映画に手を伸ばすきっかけとなった映画です。内容の濃さ、アラン・ドロンの妖艶な雰囲気、そして魅惑のラストシーン、本当によく出来てます![ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-30 02:01:13) 4. 穴(1960) 《ネタバレ》 終盤の鏡にいっぱい人が映っていたのにはぞくっとしました!あれだけ苦労して掘っていった穴の結末がこうなるとは、、、アメリカ映画では絶対にないエンディングに大満足です![ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-30 01:58:06) 5. 椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 個人的には黒澤エンターテインメントの中で最高傑作だと思います。コメディ、椿の色ネタ、ラストの居合いシーン、三十朗のたたずまい、どれもgood![ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-27 22:26:23) 6. アパートの鍵貸します 初めて見終わった後は心がときめいて何もせずにはいられない状態でした。ジャック・レモンもシャーリー・マクレーンもかわいい!ラストシーンはとってもgood![ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-27 16:50:10) 7. 噂の二人 《ネタバレ》 恋人までもが疑いをかけてしまうシーン、思わず画面にのめりこん込んでしまった記憶があります。かわいらしいイメージばかり先行していたヘップバーンとマクレーンのイメージは一新しました。暗く、悲しいお話なんですけど、満点をつけずにはいられない作品です。[ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-27 16:46:27) 8. 招かれざる客(1967) 《ネタバレ》 一つの家を舞台に長々と繰り返されるディスカッションはまるで”十二人の怒れる男”や”ダイヤルM”を思わせるサスペンスタッチ!ラストは希望に満ちたメッセージをこめ終幕!見事、実に見事な手法![DVD(字幕)] 9点(2007-03-26 01:39:09) 9. ロシュフォールの恋人たち ”とってもhappyな内容?”のはずなのに、かかっている音楽はマイナーキーでスローなものが多かったような、、、個人的にはこのミスマッチがよかったと思います。ルグランの作曲・編曲技術にはあらためて感服でした。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-07-03 18:26:59) 10. ピンクの豹 記念すべき第一弾で一番面白いですよやっぱり![ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-09 23:31:24) 11. 大脱走 《ネタバレ》 ”穴掘りをしていたときが、、、”なんていってたシーンにはしみじみしちゃいました。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-01 09:59:24) 12. サウンド・オブ・ミュージック 前・中盤は音楽の楽しさを改めて実感させてくれます。リチャード・ロジャースの作り上げた曲は本当にすばらしい! 後半の脱出劇への転換も見事の一言!ただ、一日で全部見るには体力が要りますね、、、[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-30 19:39:57)《改行有》 13. 天国と地獄 後半のちょっとだらだらしたところを除けば文句なしおもしろいサスペンスでした。[ビデオ(吹替)] 9点(2005-10-30 02:07:07) 14. サイコ(1960) ヒッチ・コックの最高傑作だと思います。モノクロなのに血の色がものすごくリアルに感じられました。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-29 19:45:05) 15. 酒とバラの日々 ジャック・レモンという俳優を知った作品です。彼の生々しい演技に惹きつけられました。ヘンリー・マンシーニの主題曲は本当に切なく、悲しく聞こえました。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-28 23:41:22) 16. 明日に向って撃て! まっとうに生きていけない二人の本当は悲しい話のはず、そこをコミカルに描いているのがきっといいところなんだろうなぁー。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-28 13:00:39) 17. シェルブールの雨傘 そもそもミュージカル映画というのは、普通の会話の途中で踊ったり、歌ったりするわけだから奇妙なものなんでしょうけど、この作品はセリフがメロディーにずっと重なっているということで、最初はかなり違和感を覚えました。だんだん慣れてくると、ごくごくありふれた悲恋物だと気づいてきたわけですが、なぜでしょう?「ひまわり」なんかとは全く違ったものが頭を駆け巡ってました。もちろんそれは心地のよいものだったわけですが、、、ああ、ミュージカル映画は奥が深い![ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-02 23:20:11) 18. ドクトル・ジバゴ(1965) 淡々としたドラマではあるものの、その背景にある国家的なものを丁寧に描ききっているため、壮大さというものを強く感じてしまいます。 この作品を見た後に革命や改革運動を扱った作品に興味をもてるようになりました。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-04 14:32:16)《改行有》 19. 猿の惑星 じょじょにじょじょに匂わせといてもしかして、と思ったところでラストシーン!あれは見事です。[地上波(吹替)] 8点(2005-11-30 00:54:19) 20. 奇跡の人(1962) 役者同士のバトルのような作品、アン・バンクロフトとパティ・デュークは戦っているように見えました。もはや演技という領域を超えているよなすさまじさでした。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-21 13:56:31)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS