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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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1.  エデンの東(1955) 結局僕はこの主人公に共感できなかった。やはりあの、明るく笑ったと思ったら次の瞬間に頭を抱えて憂いの表情で苦悶する情緒不安定な青年を受け入れられなかった。所どころに良いなと思う場面はあったのだけど・・・。“うわっ、ジェームズ・ディーンや!”という感動に匹敵する程の何かを、映画を通して感じられなかった。残念。[映画館(字幕)] 5点(2010-05-30 21:51:22)

2.  東京物語 《ネタバレ》 息子たちに、まるで邪魔者を押し付け合うような対応を受けるだけ受けておいて、後になって“昔はもっと優しい子だった”と語らい、それでも“まぁ幸せな方じゃのう”“幸せな方でさぁ”こう自らに言い聞かすように、寂しく、そして穏やかに語る老夫婦。この穏やかさが心に沁みる。たまらない。この映画には(人というものには、こういうところがある)という側面が次々と描かれている。その為、映画に没頭しながらも、いつの間にか自分に押し当て、心かき乱されてしまうのだ。一例として、母親の死に直面したしげ(杉村春子)が泣き崩れた場面と、葬式が終わった後のケロッとした態度は、配役の性格設定を超えた、人間というものの性質を映しているように感じる。、 大阪から遅れて馳せ参じた敬三の、どこか筋の取っていない立ち振る舞いや言動などもそうだろう・・・。人がそれぞれの境遇によって、その局面での取り繕う様子が生々しく描かれている。そしてどこか自分自身を見ているような気持になってくる。 [DVD(邦画)] 9点(2008-11-06 05:29:09)《改行有》

3.  カビリアの夜 《ネタバレ》 この映画は、どうしても普通にハッピーエンドではないと分かって鑑賞してしまいます。だからカビリアが喜々として家財を整理しているシーンあたりでも幸せそうに見えず、嫌な胸騒ぎを感じるのです。そして持参金を持って喜び勇んで現われたカビリアに対し、オスカーの曇った表情と流れ落ちる汗が不幸な結末を観る側に確信させ、後はどんな不幸な終わり方になるのかという絶望へと誘われていくのみ!と諦めつつ鑑賞してしまいます。ただし鑑賞後、逆にこれは何という後味のいい映画なんだろうと思わせるのです。それはやはり特筆すべきラストシーンが本当に素晴らしいからで、純粋なこの魂一つ、この魂のみが希望への道しるべと謳いあげます。何とも力強い生きる力と喜びさえ感じてしまいます。それにしても、この映画もジュリエッタ・マシーナだからここまでの傑作になったと思えるほど、圧倒的な表現力でした。[DVD(字幕)] 8点(2008-06-08 11:24:40)

4.  巴里のアメリカ人 ジーン・ケリーとレスリー・キャロンはまさに大熱演、やはりあの河のほとりでのダンス・シーンが特に素晴らしい。中盤までの展開も結構好き。でも、あの終盤の延々と続く意味不明のダンスシーンでちょっと引いてしまった。 野心作であることは充分伝わるのだけど、なんか作り手側の凄いでしょ!?って感じがあまりにも出すぎてるように思う。 僕の好きなミュージカル映画は、もっと下世話な感じのものからポンと芸術的な名場面が生まれたりする。本作では逆に芸術に寄りかかってるなと感じた時点で冷めてしまった。やはりミュージカル映画は気分ノリノリで観れたら多少のアラなど気にならない程に満足できるのに、一番重要なシーンで冷めてしまったことが僕にとっては致命的だった。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-03 23:40:48)《改行有》

5.  アニーよ銃をとれ ベティ・ハットンが主演することによって、いい意味で全開子供向けに作られていると感じる楽しいミュージカル。やっぱり好きです、この手作り感。 曲名知りませんが、ザッツでも出てきたメチャ楽しい子供の喧嘩を歌にしたかのようなハワード・キールとの大熱演は見モノ。 ただスターのオーラとかシーンのオーラに期待は出来ないことと、必要以上に歌のシーンが多く、しかも曲の出来がイマイチと感じるものが多かったのがマイナス。 それでも "気ままな暮らし"と、これでもかって繰り返される "ショウほど素敵な商売はない"の、この感慨。 個人的にはジュディ・ガーランドへの思い入れ、そして本作に限ってはそれ以上にエセル・マーマンへの憧れがグルグルと頭の中を駆け回って、そういう思い巡らせてしまうことでも非常に感慨深い作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-28 12:14:47)《改行有》

6.  上流社会 配役が贅沢、楽曲が贅沢、パフォーマンスが贅沢、グレース・ケリーが贅沢、 もうそれだけで何度でも観返したくなる、まさにハイ・ソサエティーな一品。 サッチモとのデュエットでただ両腕を横に伸ばしたくらいのビング・クロスビー のステージが何でこんなにも様になるのか?なんでグレース・ケリーはこんなに も品があるのに、そこに妖艶な色気を並び立たせてしまえるのか? 軽い感じで観られるのに、めちゃくちゃ手応えのある作品です。 それにしても、1950年代って何という時代なんだろうか。 [DVD(字幕)] 8点(2007-10-07 22:59:03)《改行有》

7.  サマー・ストック オープニングのジューディ・ガーランドを見て、フ、太すぎる、大丈夫か・・・?と不安でいっぱいになったけど、途中から気にならなくなった(おそらく、オープニング映像がマックスだったと思う)この単純明快なストーリーと、素晴らしい芸に彩られたアイデェアいっぱいのダンスと気分ウキウキの楽しい楽曲の数々。 理屈ぬきで大好き、大満足、ミュージカル映画はやっぱりこうでなくっちゃ!(な・・・なくっちゃだって!赤面) あの"ゲット・ハッピー"は音楽と映像の化学反応という意味で最高峰、この貫禄、まさにザッツ・エンターティンメント。 [ビデオ(吹替)] 7点(2007-07-23 00:38:18)《改行有》

8.  リリー おぼこ娘のレスリー・キャロンが本当にカワイイですねー。 まさに彼女の魅力を存分に伝える映画であると同時に、メル・ファーラーの、 あそこまで自分を人形に投影しているギリギリ感があってこそ、このミュージカル映画 は楽しいだけじゃない、心の中の微妙な揺れや想いを映し出した類稀な作品になってい るんでしょうね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-23 00:36:50)《改行有》

9.  四十挺の拳銃 バーバラ・スタンウィック目当てで観た本作ですが、さすがに1930~40年代の眩いばかりの輝きが多少色褪せたとは言え、その凛とした姉御の魅力は健在で当時の年齢を考えると奇跡的な美しさですね。それにしても、このB級西部劇は冒頭シーンの迫力から、捻りを加えたガンファイトの緊張感、途中に挿入される歌もたっぷりと聴かせ、詩情豊かな味わいまで詰め込まれた作品で、ホント意外なめっけもんでした。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-24 21:57:34)《改行有》

10.  悪魔のような女(1955) 終盤のスリリングな観せ方は、観る側に心臓の悪い嫁はんの身体を労わる心理をも巻き込んで容赦ないですね。マジで恐かったし、ラストもびっくりしました。これじゃ本当にお化け屋敷ですよ。シリアスでカビの生えそうなジメジメした要素がジンワリ染みてくる構成は素晴らしかったです。ただシモーヌ・シニョレの神取忍っぷりがちょっと強すぎて、"なんか、おっさんみたいな女やの~" って鑑賞中、何度も気になってしまいました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-24 21:56:22)《改行有》

11.  情婦 嘘の供述と騙し騙されることの同じようでいて微妙に違うニュアンスの綴れおり、私利私欲と愛情とお洒落な笑いのアンサンブル、チャールズ・ロー豚のデップリした名演とディートリッヒのオーラ、人生一度っきりのフルコース。 [DVD(字幕)] 9点(2007-06-23 19:42:02)《改行有》

12.  黒いオルフェ 凄い熱気がムンムン。暑苦しい顔がギュウギュウ詰めで皆が汗かいてリズムとってサンバ!サンバ! この繰り返され続けるリズムと、小刻みにに揺れ続ける人々、これぞレッツ・グルーヴ! このムンムンギュウギュウの何という心地よさ。 古いドキュメンタリーのような画質もここでは効果的。そしてステップを踏む子供の カッコよさ、リズムを習ってんじゃない、リズムと同化しているようなホンマモンを感じる。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-16 22:11:25)《改行有》

13.  彼岸花 《ネタバレ》 冒頭から結婚披露宴での佐分利信の普通のスピーチと遠慮がちに起こる笑い声、もうこの時代のムードやテンポ、色彩と空気、そして人と会話、相槌、挨拶、空返事。どこをどう切り離して繋ぎ合わせても素晴らしすぎる、僕が追い求め、夢に描くシーンばかり。この極上のスープに詰まった味わいは、映画の出来さえも冷静に判断できないほど、自分にはたまらない妙味。娘が嫁いだ広島行きを、背中押されて決めたにも関わらず、"いや、まだはっきり決めた訳じゃないんだけどね" この台詞のおかしみ、"何笑ってんだ、何がおかしい?" はは、そりゃあ胸が熱くなるほどおかしいです。この台詞を言う側と聞く側が言葉の奥に互いが読み取る感情に、夫婦の年輪を感じる。 そういった味わいが随所に溢れでている、まさに気持ちさえ浄化されるほどの極上のスープです。 [DVD(字幕)] 10点(2007-06-11 06:35:59)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

14.  麗しのサブリナ 《ネタバレ》 オードリー、綺麗すぎ!!サブリナパンツ+エプロンがキュート、しかも本作ではホンモノの歌声まで聴ける!そしてオードリーがいじらしい。これだけアイドルの素材を活かしながらもアイドル映画と感じさせないあたりは、さすがはワイルダー監督!(と言っても個人的には時にハナにつくワイルダーテイストですが、本作ではまさにゴキゲンな出来栄え) また素晴らしき名曲 "Isn't It Romantic" そして"La Vie En Rose" の使われ方もまさにロマンチック(この2曲のスタンダードは、まさにマイベスト中のベスト) 1950年代のハリウッド映画のええとこだけを凝縮したような映画で、ボガートもホールデンもええよな~!特にラストの船上のシーンは素晴らしく、こんなボギーを、もっと観たかったとつくづく思ってしまいました。[DVD(字幕)] 7点(2007-06-06 06:40:02)《改行有》

15.  居酒屋(1956) 《ネタバレ》 とことん阿呆な男どもと、とことん嫌な女どもに翻弄されて、とことん気持ちが滅入って来るほど救われない映画です。ただ、阿呆も、嫌な奴もそこらには居てるんでしょうけど、この屋根職人やったアル中の現夫クポーの行動がマジで最悪。行き場を無くした元夫、その胸に飛び込むしかなかった、あの日のジェルヴェーズ、ここは辛い、ここも確かに阿呆なんやけど、もうしゃーないやん、ここはもうしゃーないやん。おまけにそれで密かに心寄せる男が去っていくのもしゃーないやん(あー自分でもしつこ) 全て最悪のアル中現夫が引き金やん。さらにこの酒びたりのクポーの葛藤とか思いとか後悔とか全然描かれてへんからジェルヴェーズの不幸な運命に呆然と鑑賞を終えるしか手立てが無いねん。映画としては凄い迫力のある演出で、観応えあんねんけど、その分あまりに一方的すぎるところがある意味かなりもったいない。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-30 00:12:40)《改行有》

16.  ヘッドライト 《ネタバレ》 霧と暴風雨にさらされた果てし無きトラックの長距離輸送、度重なるエンジンの故障と睡魔との闘い、その哀愁を帯びた見事な映像。自分もトラックの運転席に座っているかのようあ錯覚に陥り、あの狭い空間での振動を感じて気持ちを共感せざるを得ない程に切なくなってくる。空しく切実なジャンの日々、そしてくたびれた妻と軽薄な娘と、傷ついた仔猫のような薄幸の女クロ、この三人の女の描き分け。安らぎを求めるジャン、しかし家畜を乗せた500kmの逃避行で、全く笑わず、傷つき憔悴しきったクロを乗せハンドルを握り、ただひたすらトラックを走らせるジャンの心情。容態が悪化したクロの為に停車した田舎道のあの映像、真っ暗で静かな景観にただ家畜の鳴き声だけが響く、このやるせなさ、このどうしようも無さが胸を打つ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-23 06:16:36)(良:2票) 《改行有》

17.  旅情(1955) 《ネタバレ》 ベネチア綺麗やな~、行きたいな~、甘美な主題曲のメロディが酔わすな~、公開当時にこれを観た日本人はホンマに腰砕けになったやろうな~ってなコトまで考えてしまう程、美しい作品ですねー。キャサリン・ヘプバーンの名演はさすがに見事。微妙な女心の表現力、ぶっちゃけ暗がりのシーンに関しては真剣にカワイイです。それにしても、こんな愛の語らいを過酷と感じた自分は甘ちゃんなんだろうな。 "空腹なら食えるモンを食え" スコーンと突き抜けたこの台詞、明日会社で言ったら間違いなく訴えられるだろうな。 [DVD(字幕)] 7点(2007-04-23 00:12:24)《改行有》

18.  道(1954) ・・・ただ、こんなにも、こんなにも、心に、沁みる、映画が、あるのか。[DVD(字幕)] 10点(2007-04-15 20:28:49)

19.  七年目の浮気 1950年代版アメリカのホームコメディっぽい雰囲気がいいですね。『逢びき』では切なく映画を濡らしたラフマニノフのピアノ協奏曲第二番が、この映画のお陰で台無しになっているのが楽しい。 そしてモンローが良いも悪いも、そのイメージを決定的にしたかのような印象があり、この映画の全てのシーンに、そこにモンローがいる!という輝きがあり眩いくらいです。しかし、どうしてもテンポの悪さが響いてダレてしまうのでワイルダー監督作の中でも傑作の部類には入らないでしょうけど。 [DVD(字幕)] 5点(2007-04-08 21:30:05)《改行有》

20.  知りすぎていた男 《ネタバレ》 実際観るまで "ケ・セラ・セラ" は単なる挿入曲だと勝手に思っていたので、この曲の扱い方、使われ方にヤラレてしまいました。ドリス・デイいいですよね。それにしても、この時代のヒッチコック監督のカラー作品のテンポと言おうか、ヌケと言おうか、じらし様と言おうか、おそらく全部なんでしょうけど、好きなんで。もうこればっかりは、どうしようもないんです。ただこの作品は邦題が損してる(原題からして仕方ないけど)でもなんかこの邦題じゃ物足りない。 [DVD(字幕)] 8点(2007-04-01 21:51:34)《改行有》

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