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1. 闇のバイブル/聖少女の詩
映像美を楽しむのが一番です。物語はちゃんと存在していて、おそらくその通りに流れているのでしょうが、それを理解するのは極めて難解。考えるより感じましょう。多少アレ癖(露骨に言うとロリコン癖)のある男性に人気がありそうな映画かと思っていたら、製作国であるチェコでは国民的人気を得るメジャー映画だそうで、「こんな映画を国民規模で支持できるチェコっていったいどんな国なんだ!?」と広い範囲に興味を持ってしまいそうな味の深い映画です。[DVD(字幕)] 9点(2007-01-11 14:13:41)
2. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
超低予算ということもあって編集面に粗が目立つものの、それを利点と取るか欠点と取るかは観る人の感性次第。話は本当によくできてる。画かれているのはたった一夜の出来事。オープニングからエンディングまでの時間経過を換算しても恐らく24時間にも満たない(あるいは、その半分以下かも)。なのにここまで深い。そんな短い時間経過でよくここまで人間ドラマを組み立てたもんだ。アッパレ!!また自分が特に関心したのは、バーバラが最初のゾンビに追われてから、ベンに始めて話し掛けるまでの間、彼女は一言も喋らない。下手な監督だと観客に登場人物の心境を伝えようと何か独り言でも喋らせるんだけど、ロメロはそんな無駄な事はしなかった。これは無言の訴え。あの時の彼女にはせいぜい悲鳴を上げる程度の事しかできなかったんだと思う。ホラー映画史上最高の演出と言っても間違いではないはず。[DVD(字幕)] 9点(2007-01-03 13:15:20)(良:1票)
3. ひなぎく
俺みたいなむさ苦しい男がこの映画を1人で観ながらニヤニヤしてる光景なんて誰も想像したくないだろうけど、好きなものは好きなんだからしょうがない。女だろうが男だろうが関係なく、この作品を観て何も感じない人なんていないはず。全ての人にオススメする。[DVD(字幕)] 9点(2006-12-26 16:31:22)
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