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プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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変更日付順12

1.  コーカサスの虜 《ネタバレ》 地味ながら、戦争のもたらす数奇な出会いと別れの悲しみをきちんと描いている作品。サーシャとの絆、ジーナとの絆、ハッサンとの絆、チェチェン人との絆。どれも、戦争のおかげで芽生えたもの。そして、全て消え行く運命にあるもの。 ラストの攻撃ヘリは村を攻撃しに行くものなんでしょうね。何とも哀しくやるせない。過剰な演出を排した素朴な演技が余計に悲しみを増幅させます。レビューを書いているとまた泣きたくなります。[DVD(字幕)] 7点(2014-06-01 17:15:39)(良:1票) 《改行有》

2.  ボーイズ・ドント・クライ タイトルが一番すごい(これは批判ではない)。ジョンがイカれているので、下手な反差別映画に堕していないところも良い。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-01 16:14:11)

3.  地球は女で回ってる 濃厚なアレン節。[映画館(字幕)] 8点(2012-07-16 14:45:32)

4.  恋人までの距離(ディスタンス) 素敵。[DVD(字幕)] 8点(2012-07-01 11:31:00)

5.  マーズ・アタック! 《ネタバレ》 この映画はティム・バートン監督を好きか嫌いかの試金石になる映画だと思う。で、僕はこの映画が大好きなのだ。 良い意味でも悪い意味でも、この映画をB(C?)級映画と表現する人は多い。しかし、それに対しては、僕は明確に異を唱えたい。この映画のチープさや荒唐無稽なあらすじは既存のB級SF映画へのオマージュであると同時に、人間社会に対する痛烈な皮肉であり、諷刺であるからだ。この映画で監督が訴えたかったことは「愛」や「勇気」や「優しさ」の大切さといった非常に普遍的な「価値」である。そういう意味でこの映画がB級と評されることはあってはならないと僕は思う。彼は既存のB級映画のスタイルを単に「借りた」だけなのだ。 さて、この映画で、彼は自らの信念や道徳観をあからさまに開示しており、異論を一切差し挟ませない。この映画で生き残る人間は彼のお眼鏡にかなった人々だけだ。見栄やカネ、権力に固執する人間は死に絶え、先ほど挙げた愛や勇気を持つ人々は救われる。火星人のやり口は悪辣の限りであり、それはコミカルであると同時に禍々しいが、最終的に彼らは全滅してしまう。火星人との戦争の過程は清清しいほどに確信犯的ご都合主義で描かれる。彼が後に映画化するロアルド・ダール原作である「チャーリーとチョコレート工場」とこの作品は、徹底的に作者の価値観に基づいてストーリーが進行するという部分が実によく似ている。この作品はティム・バートン監督が初心に戻って制作した大人向けの童話なのだ。そのストレートな物言いに僕は感激する。一方で、近年の彼の制作スタンスとこの作品を比較すると、少しさびしい気持ちになるのもまた事実だ。[DVD(字幕)] 9点(2011-12-20 23:40:52)(良:1票) 《改行有》

6.  ヒート 《ネタバレ》 特濃男汁が飛び散る男による男のための映画。アル・パチーノが刑事になって過剰かつオラオラな演技を披露すれば、デ・ニーロは例のキメ顔を惜しみなくさらしながら盗賊団の首領を熱演する。これが3時間続くのは正直少ししんどいんだよなあ。初鑑賞は中学生の頃だったと思うが、その頃から比べると評価は落さざるを得ない。僕も年をとりました。 この映画のテーマは「仕事と女(家族)」なんだということも今回鑑賞して気づいた。刑事にしても盗賊についてもみんな女のことで悩んでる。女って奴は何でこうも分からず屋かねえ。ジャスティンにしてもシャリーンにしても旦那の足を引っ張ってばかりじゃないか。男ってのは忙しいんだから家のことはお前らがきちんとやれよ。という男の目線には納得できるところもあれば納得できないところもある。ただし、この映画は設定からして、男の味方をしやすく作られているのだ。この映画に出てくる女達は弱すぎる。何だかんだで男におんぶに抱っこなのだ。これじゃ男たちが上に立とうとするのも無理は無い。現代から見ればそういう設定が少し時代遅れに見えてしまう。 でも、この映画が良いのはそんな小難しいところじゃない。とにかくこの映画のアクションシーンの迫力は圧倒的だ。特に銀行強盗のシーンとラストの空港での追跡シーンは白眉である。色々と欠点はあるけど、憎めない作品だ。[DVD(字幕)] 7点(2011-09-19 00:37:19)(良:1票) 《改行有》

7.  アビス/完全版 《ネタバレ》 この前、「アバター」を観て、で、この作品を観たのだが、ジェームズ・キャメロンの考えって昔から全然変わっていないんだなと感じた。単純すぎるほどラブ&ピース。そして設定は壮大なSFで「強い女性」が登場。この分かりやすさが良いところだし、同時に彼の限界でもあるような気がする。 良いところとしては、訴えたいポイントが絞られているからそれがストレートに伝わってくるところ。バッドがリンジーを必死で蘇生させようとするシーンなどは誰が観ても感動的だと思う。一方で、どうしても話が薄っぺらでご都合主義に見えてしまうところが悪いところ。コフィ大尉はそもそも狂いすぎだし、ラストの津波シーンと宇宙人登場シーンもいたずらに壮大すぎて感動どころか逆に笑ってしまった。 監督の純粋な思いがあまりにも強すぎる。彼と同じように純粋な観客に対する訴求力は強いが、僕のような不純な人間、うがった物の見方をする人間は、観ていてちょっと小っ恥ずかしくなる。リアリティを疑いたくなる。 たとえば、この作品の世界では、ラストの宇宙人出現後、人間は本気で宇宙人を倒す方策を考え始めると僕は思う。だって、いつなんどき海底の宇宙人に津波で滅ぼされるか分からないのだ。人間は核による先制攻撃を狙うだろう。そして滅ぼされるだろう。 結局人間なんてそんなものさと嘯く僕は、彼の映画で本当の意味で「感動」はできないのかもしれない。それは寂しいことなのかもしれないが、それが正しいかもしれないじゃないか。[DVD(字幕)] 6点(2011-05-05 22:48:05)(笑:1票) 《改行有》

8.  キリクと魔女 《ネタバレ》 オシャレで先進的なヨーロッパ臭がすごいが、イライラしないのは映像が優れているから。エジプトの古代美術を模したような平面的な描写にカラフルな彩色を付加したこのビジュアルは最強。 何も恐れず、理由を突き詰める「自由な知性」を持ったキリクのキャラがイカす。子供に必要なものを全て備えている。オシャレでありながら、子供にも見せられるアニメ。 ラストは現代版「美女と野獣」とも呼べるのでは。男女が逆転しているのがモダン。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-10 22:18:09)《改行有》

9.  L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》 憎らしいほど良くできている。原作は未読だが、長編でかつ複雑と言われる原作を見事に纏め上げている。脚本は練り上げられている上に、シーンの構成にも無駄がない。2時間を超える大作だが長さを全然感じさせない。 俳優陣の演技も凄い。ラッセル・クロウの出世作だが、ケヴィン・スペイシーとガイ・ピアースもしっかりとキャラクターを打ち出していた。全員がはまり役で非の打ち所がない。個人的にはガイ・ピアース演じるエドに最も共感した。こういうタイプってもてないんだよなあ。 公開時は確かまだ中学生か高校生で恋愛とかよく分かっていない時期(今も分からないが)だったので、リンのキャラクターがよくつかめていなかったのだが、今観なおすと強くてはかなくてとても魅力的な女性だということが分かった。アカデミー助演女優賞を取るほどの演技だったとは思えないが、円熟した魅力プンプンで最高だった。 細部にまでこだわった演出も見事で、エドは実は2度目の突入の際にも、メガネを忘れているんですよね。でもそれを吹っ切って突入する際の表情に惚れた!いや、女にはもてないんだけど、そこにもまた共感する。一般的にはノワール映画の持つ魅力や興奮を存分に堪能できる素晴らしい映画なんですが、僕にとってはやっぱりエドの映画だ。 いずれ原作も読んでみよう。[DVD(字幕)] 9点(2010-12-05 18:26:57)(良:1票) 《改行有》

10.  乙女の祈り 《ネタバレ》 なんともねちっこい映画ですね、これは。「女臭い映画」という意味で邦画の「ストロベリーショートケイクス」を思い出したが、あちらがあくまでも大人の物語であるのに対して、こちらはもっと閉鎖的で異質な子供の世界がテーマになっているところが大きく異なる。 登場人物はあまり多くなく、主役二人の演技力に負うものが大きいが、二人ともきちんとやり遂げている。自分の能力を過信するジュリエットと彼女を崇拝するポウリーンの奇妙な共依存関係が恐るべきエネルギーを生み出す様は、観ていて恐ろしくなる。子供対大人という構図に中二病と同性愛という新たなテーマも盛り込まれているから観ていて飽きない。子供のころは何で先生や親は子供の心が分からないのだろう?と不思議だったが、僕も大人になったらやっぱり分からなくなっている。子供対大人の緊張関係の描写が秀逸だ。 邦題も素晴らしい。原題を徒に改悪するものが多い中で、この邦題はなかなかのアイディア賞だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2010-12-05 17:26:28)《改行有》

11.  エイリアン3 1や2と比べて、良い意味でも悪い意味でも普通のSF映画になったなあという印象。それほど癖のあるつくりにもなっていないかわり、特に面白いわけでもない。ストーリーもあいまいなままで作り始められたらしく、フィンチャー作品の割には、確かに大して新味がない。どんでん返しというほどのこともない。 でも、エイリアンのもともとの造形が秀逸すぎるので、本作の犬型エイリアンもなかなか楽しめた。通路を天井も床もなく走って追いかけてくるのは、なかなか怖くて手に汗握った。話の規模が小さくなってしまっているし、1や2の完成度を求めるマニアの人には物足りないかもしれないが、普通のSFホラーと思って観れば、悪くない作品だと思った。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-10 19:55:08)《改行有》

12.  スターシップ・トゥルーパーズ レビュワーさん方のレビューを見ればわかるとおり、色んな楽しみ方ができる映画です。僕は頭をからっぽにして観ます。気持ちがいいです。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-20 22:48:48)

13.  あの夏、いちばん静かな海。 いい映画だとは思うけど、ちょっと静かすぎるかな。 北野映画独特の映像美、雰囲気、間は健在なのだが、いかんせん静かすぎる。主人公が聾唖者であり、言葉がほとんど無いだけに仕草や表情など外形的な体の動きが、普通の映画より強いメッセージを持っていて、それはそれで興味深いのだけれど、やっぱり台詞回しのない映画は寂しい。テクニカルな面では、周囲の人の口の動きと声が微妙に合っていないのも違和感があった。この映画を好きな人の気持ちも分かるが、僕には少し芸術レベルが高すぎたようだ。[DVD(邦画)] 5点(2010-08-06 18:52:13)《改行有》

14.  トイ・ストーリー ウッディはしょうもない臆病者で、バズは頭ガチガチな理想主義者。でもそんな二人だからこそ、ストーリーは説得力を増し、ラストの感動は深まる。アニメはヒーローがいなくても十分通用するし、子供にもウケる。メルヘンものでなく、ヒーローものでもない。それでいて大人も子供も楽しめる気持ちの良い作品。 でも、この作品を小さな子供に見せたら玩具を捨てるたびに泣き付かれそうでそれはちょっと…(笑)。その点、教育上観せた方が良いか悪いかは微妙なところか。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-04 20:10:43)(笑:1票) 《改行有》

15.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 前作ほどではないが、本当に良くできたアニメ。分かりやすい悪役がいるのが、前作に比べると陳腐だが、「玩具のアイデンティティ」に踏み込む展開は流石だ。「遊んでもらえてこその玩具!」というメッセージにはジンと来た。続編が楽しみになってきた。[DVD(字幕)] 6点(2010-07-04 20:08:12)

16.  エド・ウッド 史上最低の映画監督を面白く撮ろうなんてほうが土台無理な話。確かに変人たちがむちゃくちゃやってんのは面白いんだけど、少しだれるのも事実。でも、ベラ・ルゴシ役のマーティン・ランドーはすごくよかった。そして、彼の遺作をぐちゃぐちゃにしてしまうエド・ウッド。ほんとサイテーだ。愛があれば許されるのか?きっと、バートン監督はそう思ってる。エド・ウッドは幸せだ。[DVD(字幕)] 5点(2010-06-19 18:38:00)

17.  イル・ポスティーノ 《ネタバレ》 まさに風光明媚を絵に描いたようなイタリア南部の島の映像を背景に、そこで友情を育むマリオとネルーダの関係性が繊細なタッチで描かれている。マリオ役の人の演技は本当にうまいと思った。感情を出しにくい内気で無骨な男の心の動きを、抑制された演技で見事に表現している。また、「詩」という表現方法の魅力も存分に楽しめた。言葉とは本当に美しいものだ。これといった事件も起きない日常を切り取った温かい雰囲気の映画で、誰にでも勧めやすい内容になっている。 ただし、最後にマリオを殺すのは安易過ぎる。再会するも、インテリと労働者の気持ちのすれ違いみたいなものを感じるというような展開だったら、もっと切なくて興味深い内容になっていただろうに。泣けるのは確かなんだが、話に必然性が無く、そこが残念に感じざるを得ない。[DVD(字幕)] 6点(2010-06-19 18:28:17)《改行有》

18.  アパートメント(1996) 新感覚ラブストーリー~ミステリー仕立て~といった感じだが、プロットの練りこみが半端じゃないだけに、チープには堕していない。2度続けて観る気は起こらなかったので、1度しか観ていないが、正直、細かいところまで頭の中で再構成するのは無理だった。ただ、なんとなく見ても十分おしゃれだし、イケてる映画を観たという満足感は強い。とにかく、美男美女が右往左往するし、撮り方もセクシーなので、ただもう耽美的に映像を楽しみたい!という方にもお勧め。僕としては、比較的苦手なタイプだが、うまく作れているので、最後まで飽きなかった。[DVD(字幕)] 7点(2010-06-19 18:19:35)

19.  ブロードウェイと銃弾 アーティストとは?ということをウッディ・アレンが追求した作品。本人が出ていないため、ライト(?)で癖のない感じに仕上がっている。オチもうまいし、ほろりとさせられる。脚本はほとんど完璧に近いですが、個人的にはもっと毒のある自意識丸出しのアレン映画の方が好きなので、8点にしておきます。[DVD(字幕)] 7点(2010-06-19 18:18:03)

20.  デッドマン・ウォーキング 《ネタバレ》 魂の救済という重いテーマを正面から受け止めて、しかも死刑賛成派も反対派も公平に描いている非常によくできた作品。ラストも含めて無理のない素晴らしい脚本である上に、主演二人の熱演も奏功し、観客に深く考えさせる映画になっている。特に、嘘発見器を使った再調査を要望するマシューの精神状態は極めて興味深いし、ありそうな話である。凶悪な犯罪者であるマシューもただ一人の弱い人間に過ぎず、嘘でもいいから家族から良い人間と思われて死にたかったのだろう。 ただし、この映画を観ても自分の死刑に対する考え方は変わらなかった。マシューが結果的に悔い改めたのは喜ぶべきことだし、本人にとっても幸せだったろうと思うが、死刑宣告を受けないと結局彼は悔い改めることもなかったろう。とすると、死刑はやはり必要なのだと考えられる。むしろこの作品を観て、さらに死刑賛成の思いを強くした僕は製作者側からすると誤算かもしれない。[DVD(字幕)] 8点(2010-06-05 23:35:48)(良:2票) 《改行有》

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