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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 生きる 志村喬の演技が、もう演技に見えない程光っていました。混沌とした時代の映画ですが、今改めて見ると凄く新鮮で、夜の街のシーンなんかもう日本とは思えませんでした。カラーがあれば見てみたいです。後半の通夜の席の話は若干冗長でしたが、『12人の怒れる男』のような展開は面白かったです。全体を通して、とても切ない映画でした。色んな人に見て欲しい映画。[DVD(邦画)] 10点(2009-08-26 17:32:37) 2. 誓いの休暇(1959) 反戦映画として、是非一度は見ていただきたい作品。グググッときます。いやホント。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-12-23 07:41:54) 3. 十二人の怒れる男(1957) いやー、よく出来てます。おもろいです。引き込まれます。引き込まれると同時に「みんなそない怒らんでもええやん」とか「性格ワルいヤツ多すぎやろ」とか思います。あと最後にもっと盛大なオチがあるのかと思ってました。でもまぁ、これは名画です。発想が凄いわ監督。[ビデオ(字幕)] 9点(2008-12-23 07:37:18) 4. 夜と霧 人間は怖い。目を覆いたくなるような衝撃的な映像と、今私の周りにある平穏な世界とのあまりのギャップに、この作品をどれだけ見ても色のついたイメージにはならず、非現実的な世界での出来事としてしかとらえられない。取材も編集も荒い分、映像だけが真実味を帯びている。どんな事があったにせよ、この死体の山は真実であり、この国は集団心理によって本当に狂っていたんだと思いたい。映画やテレビで「ホラー」などに分類されている幽霊達よりも、それを作っている人間の方が本当に遥かに怖いじゃねえかと、そう感じさせられた映画。母親が借りてきたビデオで、小学生の時に初めて見ました。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-19 11:25:44)
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