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1. 戦国自衛隊1549
前作のストーリーは戦国時代ならではの荒々しさが出ており、荒削りな部分はあるがそれでもまあいいか、と思わせる面白さと魅力があった。キャラクターも灰汁が強く印象に残ったし、戦闘シーンも当時としては十分満足いくレベル。そして何より和風タイムスリップものの一大スペクタルのパイオニアとしての価値があった。
それと比べ、今作はストーリーは破綻しておりただただ面白くない。登場人物はなんか小奇麗で魅力に欠け、戦闘シーンも無駄に派手なだけ。もちろんパイオニアとしての価値もない。前作にあった良いものが何もない。
凡百のハリウッドSF大作が名作に見えてしまう。見るだけ時間の無駄。ネタは面白いのにどうしてこんなことになったんだ!?
ただスタッフ、キャストの意気込みは何故か感じられる。でもそれも全部空回り。何だか観ていて可哀そうになってきたので1点だけあげる。
あまり関係ないけど前作をゲーム化すると面白そうな気がする。今だったら少なくとも技術的には満足いくものができそう。[ビデオ(邦画)] 1点(2009-07-10 20:01:14)(笑:1票) 《改行有》
2. スナッチ
多分、この映画の大きな魅力はアクの強い変な連中がたくさん沸いてきて変なことするところ、のはずなんだけど・・・。実際はブラピからほとばしる圧倒的な存在感が他の登場人物の個性をねじ伏せ、無き者にしていく・・・そんな映画になっています。
改めてブラピのカリスマ性を感じてしまった。悪い意味で[DVD(字幕)] 5点(2007-10-10 20:16:19)《改行有》
3. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 最近のスターウォーズの中では抜群の出来。特に迫力と哀愁が混ざり合ったオビ・ワンvsアナキンのシーンはとても良かった。
ただ不満が何点か。個人的にどうしてもアナキン=後のダースベイダーとは思えない。エピソードⅥのダースベイダーには物凄い葛藤の末、どうしようもない形で暗黒面に落ちていったんだろうなあ、と感じさせるものがあった(うろ覚え)。しかし、新三部作のアナキンは頭が足りないため、自分から暗黒面に嵌っていったように見えてしまう。一気にベイダーが薄っぺらくなったようで残念。
あとパドメを始めとした登場人物があっさり死に過ぎ。話の都合上次々と瞬殺されていくジェダイとか、まるでドラゴンボールのヤムチャだし。[DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 22:28:48)《改行有》
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