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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 悲しみのミルク 《ネタバレ》 主人公の娘は,ふたつの言語で話す。ひとつはスペイン語,そしてもうひとつはケチュア語。しかし,これが字幕では分からない。話したり歌ったりするときの時と,場所と,そして相手により言葉を換えている。祖母の故郷の言葉,スペイン人が来る前から話されていたインディオの言葉であるケチュア語とスペイン語。言語による民族のアイデンティーというのもテーマの一つかもしれない。字幕に一工夫ほしいところである。7点でも良いのだけれど,字幕の不満とちょっと暗いので1点割引。[映画館(字幕)] 6点(2011-06-04 11:13:40) 2. 白いリボン 《ネタバレ》 暗いのでマイナス1点,後味の悪さでマイナス1点,謎解きが分からずマイナス1点,謎解きが分からなくても賞を得たことに対する不満でマイナス1点です。見たあと,なぜ……が多すぎます。[映画館(字幕)] 6点(2010-12-31 17:50:43) 3. ディア・ドクター 50男の凄み、苦しみ、したたかさがよくでてました。笑福亭鶴瓶以外の適役を思いつきません。香川照之も余貴美子もよかったですが、なんといっても八千草薫が好演でした。品があって、わざとらしくなくて良かったですねえ。勘九郎だけマッチしてないように思いました。[映画館(邦画)] 7点(2009-07-12 10:49:23) 4. レスラー 主人公も、主人公を演じた俳優も、私も同年代。よれよれになりながらもがんばりましょう。試合のシーンはリアルなだけ痛々しい。良い子のお友達が見る映画じゃない(R15)ですが、心に残る映画となるでしょう。 [映画館(字幕)] 7点(2009-06-14 14:11:10)《改行有》 5. ホルテンさんのはじめての冒険 「老い」やリタイアー後の人生は、北欧の普通の人々も私たちも共通のテーマです。ひとつひとつのエピソードはややわかりにくい所がありましたが、渋い映画です。ポスターは犬を抱いた主人公の図柄だったのですが、「犬の演技」は私の期待したものではありませんでした。外国の生活を知ることは映画の楽しみです。信号、テーレコーダー、テレビの天気予報…日本と同じ所、違う所がおもしろいですね。ほんの少し日本の話題や小道具が登場します。[映画館(字幕)] 6点(2009-03-01 11:20:16) 6. ベンジャミン・バトン/数奇な人生 老いること、死ぬことを考えさせられる。脇役はみんなよかった。主演のブラッド・ピットは、主演者と言うより、脇役の引き立て役として良かった。ただ、上映時間が不必要に長いと思った。冬場でもあり小水を耐えた。アカデミー賞についていえば編集賞、というのはいかがなものか。タラジ・P・ヘンソンの助演女優賞候補も?13ノミネートのうち、特殊メイクアップ賞以外?である。[映画館(字幕)] 6点(2009-02-07 17:00:02) 7. マンマ・ミーア! 楽しめる映画です。風景も美しく、音楽もよい。深刻な話は、日常生活で十分です。テーマ自体は松竹新喜劇にありそうなものです。が、そこが単純に楽しくてよいと思います。[映画館(字幕)] 7点(2009-01-31 17:11:41) 8. ALWAYS 続・三丁目の夕日 良い映画です。みんな優しく描かれていました。吉岡は全作より上手くなったような気がします。観ている時間が短く感じられました。「続」でもこれだけ出来れば上等。小雪もよかった。大阪バージョンもあるといいですね。「じゃりんこチエ」でもかまいません。[映画館(邦画)] 7点(2007-11-10 20:04:23) 9. 天然コケッコー 日本映画ですねえ。田舎の自然、四季が、村が、海が美しい。夏帆がかわいい。「しまった」「困った」という表情がよかったです。脇役がみんな達者でした。子供達も良かった。優しい映画でいて、ずっと最後まで心地よい緊張感がありました。「思春期映画」という分類があってもいいですね。[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2007-08-26 13:32:40)
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