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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  宇宙戦争(2005) えっこの映画、監督スピルバーグなの? ウソだあ~伊藤潤二でしょうコレ。[地上波(吹替)] 6点(2011-07-22 13:19:13)

2.  オールド・ボーイ(2003) 初見から随分たつけど、当時ものすごい衝撃を受けた作品。 観終えた後、数日考え込んでしまったぐらい。 でもって人に勧めにくい作品でもある。 家族とは一緒に観れないし(まして弟とはとてもじゃないが無理) 凄惨な暴力シーンがあまりに多いので友達にも勧められないし 面白いよ!と断言してしまうと私の人格を誤解されるどころか 付き合いをやめさせられそうなので勧められないというもどかしさ。 なので個人的には大好き!とここでこっそり主張しておく…。[DVD(字幕)] 8点(2011-07-20 14:00:53)《改行有》

3.  オテサーネク 妄想の子供 《ネタバレ》 初めてこの映画を観たのが約3年前。 この間に私の人生にも色々転機が訪れたのでこの作品を再レビューしてみる。 この作品にはいくつかの親子像が出てくる。不妊症の夫婦とオティーク。隣部屋の夫婦と娘。そして管理人(老婆)とキャベツ。 特出して目立つのが女性差によるエゴと残酷さと母性。 当時観ていて何もここまでオティークに固執せずとも他にもっと可愛い子供の代替になるものはあるだろうに…と思っていたが最近見返してみて考えが改まった。 長らく不妊治療を続けてきたこの夫婦、それでもより追い詰められ子供を切望していたのは妻側で夫とは切迫感の違いというか溝があるのだ。だから夫のほんの気まぐれで遊び心から差し出した切り株に妻が執着したのは、他ならぬ夫からの『贈り物』だったから。おそらくそれまで子供の代替として飼われていた猫は妻が欲したものだったのではなかろうか。妻にとってオティークは夫婦の共同作業で得た本物の子供という事になるのだろう。狂っていく妻と暴走を止められない夫の苦悩に引き込まれていく。 夫婦視点で描かれていた話の中核は後半になるにつれ少女視点にシフトしていく。 子供にオモチャを与えると親が性差をつけずとも本能として遊び方が異なってくるという。男の子は分解と破壊、女の子は大人の真似事(○○ごっこetc)を始めるそうな。この作品ではオティークと少女が『食欲』を通して大人をもて遊んでいく。 物語のラストで管理人(老婆)とキャベツ(赤子の象徴)という生命の終末と誕生を外殻化した親子像が浮き上がってくるのも印象強い。 少女の薄っぺらい懇願なぞ、人生の酸いも甘いもかみわけた老女にとってはとるに足らない深刻さだろう。 シュルレアリスムの視点で描かれる生命とは何てグロテスクなのかと魅了される。 老若問わず女性特有の残酷かつ観念主義的な一面をえぐりたてるように描いた作品は私にとっては非常に興味深く面白く感じた。ここまでひどくなくとも「あるある」と思える共感部分が多いのだ。そしてそれを描いたのが男性の監督だという事がまた素晴らしい。(20110719)[DVD(字幕)] 8点(2011-07-20 00:31:30)《改行有》

4.  どろろ 冒頭、集落で売られている子供がぷくぷくに肥えてて血色がよくてなんかそれだけで見る意欲が失せた。それでも最初の数分はすごく気合が入って頑張っているんだけど観ているうちにどんどん苦痛が増して耐えられなくなってしまった。とにかくCGがひどいですね。なんで邦画のCGってあんなカクカクしてて不自然なんだろう、嫌になります。[地上波(邦画)] 4点(2011-06-10 13:40:13)

5.  チキンラン 米国に留学していた弟が送ってくれたのがこれ。(鑑賞環境、本当はビデオテープだったけど原語のみがないので) まっっったく英語が読めないできない私にこれ送ってどーすんのよと 思いつつ観たら面白かった。言葉が全くわからないのにニュアンスで キャラが何いってるかわかる、ストーリーもちゃんと追える。普通に面白い。 アニメに限らず映画ってこうでないとダメなんじゃない?と改めて感じた作品。 後になって字幕版をみたけど全く遜色なかった。 ちなみに日本公開時、友人を誘ったけど「キャラが気持ち悪くて…」と断られた。 私が誘う映画はことごとく断られるんだけど、作品チョイスが悪いのか 自分のセンスが悪いのか説得力がないのか未だによくわからない。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2011-05-24 20:03:25)(良:1票) 《改行有》

6.  ゲド戦記 《ネタバレ》 「○○っぽさ」ばかり。 例えば冒頭海のシーン、船員の格好がいかにもナウシカとか、宮崎ファンタジーに出てくる衣装。でもあれってそもそも山岳地域など内陸や砂漠だから必要な格好なんだと思う。なのに何故海の船員が厚ぼったい服着てるんだろう。マント羽織ったり顔にフードかぶるの、船員に必要?そういった細かい設定の掘り下げが甘いので冒頭時点で「ああ、隅々まで思い入れのない作品なんだな」と感じてしまう。こういう格好させれば宮崎アニメっぽいよね?こういう動きが宮崎アニメでしょ?とにかく動かすんだよ上にいったり下にいったり、キャラが走るところ見せればとりあえず感動するはず!でも自分の入れたい部分はしっかり入れるんだ。砂漠の船とか、綺麗な風景とか歪んだ顔とか、青少年にありがちなナイーブな心情とか!最近のアニメはこういう内面探求が重要なんだよね、僕こういうの好きなんだ。そのうえ宮崎アニメらしさもクリアしてる、プロデューサーやスポンサーさんの意向もばっちりです、これ以上いうことないよね? …なんていう監督の想いが伝わってきました。ある意味良い子で優等生な『作品』なんでしょうね。だから箸にも棒にもならない仕上がりになったのではないでしょうか。[地上波(邦画)] 2点(2011-04-15 23:58:57)(良:1票) 《改行有》

7.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 これこれ!すっごく面白いんだよ!細田監督っていま注目されてるんだって!と勧めた『デジモンアドベンチャー僕らのウォーゲーム』を「設定がありえない、つまらない。昔トロンという映画があったんだ、これはそれのパクリだ焼き直しだ」と兄からケチョンケチョンにけなされた悲しき数年前の思い出。時は経ち『ときかけ』にズドンとはまり細田マンセーとばかりに大絶賛していた兄は、さてこの作品に関しては(絶対観たはず)どう答えるものやら。正月にあって聞くのが楽しみな私である。ぐっふっふ。 あ、肝心のレビューを書いてなかった。まあ良作。バトルシーンやグラフィックのキッチュでポップなセンスのよさは買います。構成はテンポよさを重視するせいかぶつ切りが多くて 実はウォーゲーム時代から個人的にあまり好きではありません。でも見せ方がとても上手い。才能のある人間が作れば見せられるものになるんだな、と感心します。ヒロインが性格が悪くてうざいので-1点。あとカズマの涙にもらい泣きする女連中にポカーン。傍から見ればゲームに負けてくやし泣きする子供にもらい泣きするお母さんなんていないし。ここの泣かせよう盛り上げようとする演出があざとすぎるのでさらに-1点。[映画館(邦画)] 7点(2010-09-30 08:06:52)(笑:1票) 《改行有》

8.  300 <スリーハンドレッド> この監督さんてきっと北斗の拳のファンだよね。[地上波(吹替)] 5点(2010-05-10 14:54:36)

9.  ドリームガールズ(2006) 《ネタバレ》 某ホテルに宿泊した際、無料試写会が開催されていて鑑賞。 途中までミュージカルと気付かず慌てた記憶があります。 試写会前は呑気に拍手などしてだらだらしてたのですが、 エフィの歌声に圧倒されて観終わった後は皆ボーゼンとしてました。 まるでひとつのショーを観ているような気分になれるので 都会のど真ん中でやるほうが良かったのにと思いました。 その時試写会してたホテルは新潟の山深いスキー場だったから…。[試写会(字幕)] 7点(2010-02-02 12:15:50)《改行有》

10.  マリー・アントワネット(2006) 《ネタバレ》 映画館でCMを観たときから、女の女による女のためのふわふわした映画なんだろうなと思った。 勿論自分も女なのでああいう華美な衣装や装飾は大好きです(笑) しかしなんとまあマリーの視点から描く世界の華美で贅沢で凡庸で退屈なことよ! ルイ16世やマリーの人格や政治手腕には一切触れず、夫婦としての生活のみを切り取っている。 マリー自身は、女として女王としての責務に重大な悩みを抱え一人苦しみ、泣きあがく。 待望の子供が出来て、平凡な女性として自らの幸せのみに埋没していく。 イケメンフェルゼンとの初恋に胸おどらせるが、しかし夫との長い三角関係を丁寧に描くのかというとそうでもない。片手落ち感が否めないのだ。 この国王と女王は、世情に目をそむけていたわけではない。そもそも興味を持てなかったか政治から隔絶されていたかなのだろう。慢性的な財政難に悩まされ続けた国家を背負わされ国王になるも「いい人」なだけでは国王は務まらない。知識はあってもそれを生かす才能と才覚がなければ賢王とはなりえないわけですな。ちなみにこれは鳩○総理の話じゃないですよ念のため。 話を戻して、なんというかこの2人が真正面から受け止めなかった国の問題と この監督がマリーアントワネットという人物を切り込み掘り下げ 監督なりの人物像をしっかり描かかなった事がだぶった。 8月末にあわてて宿題を片付けている子供のような映画。それがマリー・アントワネット。[DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 12:08:15)《改行有》

11.  河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 友人と鑑賞。 「妖怪は嘘をつかねぇ。」私の心にグサリときた台詞だ。 昨今のNHK教育でも見られない地味で素朴なキャラ。かわいいというより不気味さが先にたつクゥ。見始めるとそんなことはまったく気にならなくなる。丁寧な表現とほのぼのとした笑いに素直に顔が綻ぶ。そのぶん、中盤から後半の流れが辛くなってくる。思わず観ていて目をそむけたくなった。それは表現が過激なためではなく『人間はこういう生き物だ』と別の生き物達の目から淡々と見せ付けられるから。この映画に説教はない、批判もない。人間批判をしているわけでも妖怪賛歌でもない。ある少年とクゥという河童がかけがえのない一夏を過ごした思い出の映画だ。 クゥを守りきれなかった上原一家に憤る人もいたのではなかろうか。けれど上原一家はあくまでどこにでもある平凡な一般家庭。仮に別の子供の手によってクゥが復活したとしても、結末は変わらないものになったと思う。クゥのような、人間ではない小さな生き物が日本のどこかで静かに暮らしている事を願ってやまない。 余談だが、新天地で川の神様に挨拶をしてはいるクゥにはっとさせられた。この映画を観て以来、私は見知らぬ土地に出向く時は心の中で「お邪魔します」と一礼するようになった。 [映画館(邦画)] 7点(2009-12-05 23:49:32)(良:2票) 《改行有》

12.  チャーリーとチョコレート工場 心の底から腹を抱えて笑いました。 もし日本でリメイクするなら是非とも実写ではなく岡田あーみん先生の漫画でお願いします。[映画館(字幕)] 8点(2009-07-12 23:34:36)《改行有》

13.  ほしのこえ 先に秒速5センチメートルを劇場で観てしまったので あまり良い印象を持たず視聴しましたが、よかったです。 「自分で好き勝手やりたかったら、自分がオーナーにならなアカン。」 と以前会社の上司(二代目予定)が愚痴ってましたがその通りだなと実感。 監督が本当に自分で表現したい事、やりたい事描きたい事を 好き放題詰め込んだ愛情満ち溢れた作品だと思います。 映画作品自体の感想は 「コレ1人で作ったんだ…うわー、すごい。うわー、すごい。うわー…」の連続。 監督に対してはアニメ監督というより『映像詩人』だと思いました。 アート色が強いのはやはり監督自身のための作品だからなのかな? 観終わった直後、なぜか永野のりこ先生の短編SF漫画を思い出しました。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-01 04:15:52)《改行有》

14.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 一度でいいから、駿氏のコンテ画がそのまま動く映画が観たいと思ってたので ざっくりした絵柄や背景と単純な線画のポニョは長年の夢が適ったようで嬉しかったです。 実は宮崎アニメって一度観ただけで内容と主旨が理解出来た作品は殆どありません。 一度観ただけで理解できたのは、かろうじてラピュタとカリ城ぐらいです。 他作品は何度か視聴して他メディアの解説や原作や書評を読んでやっと理解できるものばかり。 バックグラウンドが壮大すぎるのか知らないけど「あのシーンは何?」「何を意味しているの?」と疑問符が浮かぶのですがさも知ったかのような顔をするのはもう疲れちゃいました。紅の豚以降の宮崎アニメはなるべく自分の感情が揺さぶられたそのままに受け止めるようにしています。 ポニョが「そーすけ、好き!」と言うシーンで何故かぐっと泣きそうになったし ポニョと宗介が二人きりで試練(?)を課すとき現れる子連れの夫婦が現れたとき 何故か言い様のない寂しさというか哀しさを感じました。本当、何故かはわからないけど瞬間的に「千と千尋」の後半電車シーンの、駅のプラットホームの黒い少女の影を思い出したのです。異世界のような奇妙な空間みたいな。 ポニョは波の重量感と質感、スピード感を重視したおとぎ話。 自分が子供だった頃、ポニョのような人間以外の小さな生き物の友達は確かにいました。 でもそういった友達は出会いから別れるまでせいぜい数時間なんですよね。 二度と会えないと思ってた小さな友達が「きたよ!」て全身全霊で応えて目の前に現れるってそれだけで涙が出そうになりました。まあそこまでならおとぎ話だけど、実際お魚が人間になっちゃうと現実はシビアだからねえ。ポニョ母の口から「身元引受人」という言葉が出てきたときは思わず噴出しました。あと父親って報われないものですね…娘の立場として代わってここに書きますが、不器用な父に感謝する日は必ず来ますからね、ホント。がんばれフジモト。[映画館(邦画)] 7点(2008-09-01 04:10:37)《改行有》

15.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 映画館で観て、意味がわからず頭の中は?マークと疑問ばかり。 結局何がいいたいのこの映画? もしかして原作読めば少しは破綻した部分が理解できるのかと原作を購入し読んでみて納得。 原作では「成程」と納得できる『恋する大人になりかけの女性心理』が描ききれてない。 原作のソフィはハウルの言動にいちいち嫉妬し感情的で怒鳴り散らし家事はこなすけど一貫性がなくて考えなしの無鉄砲。母性のボの字もないしハウルの言動も表面上はちっともかっこよくない。傍から見れば割れ鍋に閉じ蓋のような凸凹カップルだった。ソフィはラピュタに出てくる豪快なおかみさんとか、もののけのおトキさんのような性格だけど宮崎アニメになるとちょっと元気のいいクラリスというかシータというか…なんだか性格がぼやけている。 原作のキャラの持ち味のよさが映画に活かされてばどんなに面白くなったことだろうと残念でたまらない。 でもこれは仕方ないのかもしれない。 女性も男性も、お互いが異性に求める理想像があるけど、異性に言わせるとその理想像は「ファンタジー」でしかないから。宮崎駿が大人の女性に求める理想像はおばあちゃんの介護を献身的にこなし黙々と働き子供をあやし文句をいいつつ彼氏が散らかした玩具を片付けてくれる『お母さん』だ。男が永遠に求める理想の女性を描いてみたらそんなソフィになりましたとさ…という映画。原作ではエッセンス程度だった戦争のモチーフをメインにもってきて、無理やりドンパチに巻き込ませる手法はいかにも男性的だなあと思います。 女性脳で構築された原作を、男性脳の人間が理解するとこういう映画になるのでしょうね。 あ、ちなみに私「この映画はつまらない。」と言いつつ公開中5回観に行ってしまいました。 フィルムブックも購入してしまいました。つまらないし色々不満だらけなのに何度も観ています。 なんなんでしょうねこの映画、女性心理が全くわかってないから逆に 女性のイライラする心の琴線をくすぐるのが上手というか捉われるというか。 ツンデレ調に言うなら「お、面白くなんかないんだからね、勘違いしないでよ!」なのかなあ。 …なんだ一行で済むレビューだったのか。[映画館(邦画)] 7点(2008-07-24 02:51:33)(笑:2票) 《改行有》

16.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 映画館で吹替えと字幕両方鑑賞しました。 過去のディズニープリンセスシリーズのオマージュが随所に散りばめられているので、ひととおり古典ディズニー映画を楽しんだ人には二度おいしい仕上がりになっています。 どうしても主人公のジゼルをメインに捉えてしまうのですが、もうひとりのプリンセス『ナンシー』へのスポットが弱かったのが残念。この映画、ナンシー視点で考えてみるとまた面白いです。NYではバリバリのキャリアウーマンだけど本当はロマンチック大好き。恋人の趣味嗜好に合わせて大人の女性を演じてきたナンシーが、エドワードと出会って本来の自分をとり戻しおとぎの国の女王になるというシンデレラストーリー。恋に破れても相手を怨まず現実を受け入れる潔さとか、自分に『芯』がある。これって古典プリンセスに通じる要素なんですよね。どんな意味でも前向きで強くないとプリンセスになれない。逆に最終的に巡り合ったパートナーと真実の愛を紡げれば全て大団円だし、どんな世界や環境でも女性はプリンセスになれる。人生ってそんなもんなのかもと幸せな気持ちになれました。 未公開のカットシーンにはエドワードとナンシーのやり取りがあったそうなので、DVDの特典映像で見せてもらえないかな~??とひそかに願っています。[映画館(字幕)] 9点(2008-07-14 13:50:43)(良:1票) 《改行有》

17.  雲のむこう、約束の場所 秒速~、ほしのこえの順でこの作品を視聴しました。 やはりこの監督さんは「映像詩人」だなと思います。 誰かに恋している時の純粋な一瞬だけの想いを切り取ってアニメで表現しているので どこまでも青く純粋で瑞々しく清らか。一瞬の煌めきを盛り上げるための映画なので感動しますが、あくまで内面にむけての感情。長編抒情詩アニメとでもいいましょうか。こういう作品にエンターテイメント性を求めるのはナンセンスかもしれません。なのでこれはこのカタチで良いと思います、あとは受け取り手の好みの問題。 ちなみに一番ファンタジーなのはやっぱりサユリかな~、 こんな可憐な女のコ二次元にしかいないから。[DVD(邦画)] 5点(2008-04-29 12:44:46)《改行有》

18.  秒速5センチメートル 《ネタバレ》 うわーーーーーー綺麗~~~~~~~~! …だけだった。 ものすごくイイから!すごいから!と勧めてくれた友人ゴメン。 ロマンチスト(というよりナルシスト)な10~20代の男性向き映画って感じ。 背景など描写の細かさはすごかったです。東北線宇都宮線の車内とか。 主人公が向かう方面がまんま地元方面で馴染みの地名ばかり出てきたので吹き出しそうになって困りました。テレビや映画で知ってる地名が出てくると何故かはしゃいでしまう典型的な田舎モンに戻ってしまい、中盤真面目に鑑賞出来ませんでした。 ひとつだけツッコミ。いくらなんでも掘っ立て小屋はないだろ!!![映画館(邦画)] 3点(2008-03-17 12:40:24)《改行有》

19.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 井尻や廉姫の純情な恋愛劇もさることながら、やはり野原一家の描写が素晴らしいです。自分は女だからか、女視点で見てしまうのですが…「野原一家ファイヤー!」のひろしに合わせてひまわりとしんちゃんを抱きかかえて、身を挺して伏せるみさえ。しんちゃんに危機が迫った時、咄嗟にしんちゃんをかばい刀にむかうみさえ。「かあちゃん!」と叫ぶしんちゃんの台詞に思わず胸がキューンとなり、涙がボロボロッとこぼれました。うんうん、母親ってこうなんだと思う。子供がピンチだったら母親はなりふり構わず守るし、そして家族のピンチになったら父親は家族を守るために闘う。自分も野原一家のような『家族』を築きたいなあとしみじみ思った映画。[DVD(邦画)] 10点(2008-01-30 15:17:04)

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