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コメント数 1186
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年齢 58歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  女は二度生まれる 《ネタバレ》 うーん、わからない。印象的な凝った切り取り方の映像(靖国神社のシーンとか)、賑やかな当時の街並みや暮らしの様子が楽しくって、見ていて飽きないのですが、しかし。この悪気のない女性が、いつ仕切り直して別な生き方を始めるのかと思いながら見てましたが、「故郷に帰る決心をした」ということですか。きっかけは、カタギの生活をおくる野崎(フランキー堺)の姿を見たからであり、たしかにハッとするシーンではありましたが。それでも、なぜタイトルを「小えん日記」にしなかったのかといえば、川島雄三が「女は二度生まれる」って言いたかったからとしか思えません。[DVD(邦画)] 4点(2024-05-10 05:47:18)

2.  続・男はつらいよ 《ネタバレ》 もしワタシが寅さんのことを全然知らない外国の人だったら見ていられなかったかもと思うくらい、本作の車寅次郎は、本当に甘ったれでクズです。虎屋のみなさんの厚情に力一杯寄りかかっていて、見ていて腹が立つ。母親に邪険にされて帰ってきたときの気の使われようと、寅の「オレ、傷ついた自慢」は辟易としたなあ。工場の人にまでとくとくと。虎屋のみなさん、寅をこんなモンスターにしてしまったのは、あなたがたですよ。ラストシーン。あんなに軽蔑していた母親のところに赴いて、甘ったれている姿を見てまたあきれる。□でも、これはこれで面白い。しかしそれは、決してハートウオーミング的なものではなく、せつない人の悲しい物語として。お葬式から帰ってきたときの寒風吹きすさぶ様子はその象徴。確かに、これはつらいよ。□いつから、寅のキャラクターが、「これはこれでいいじゃん」と思えるものに変わるか知りたいので、第三作目以降も見てみたいと思います。[DVD(邦画)] 7点(2024-05-02 20:48:28)

3.  泥棒野郎 《ネタバレ》 チャップリンのような映画を目指していたのかなあ。結果としては、「オレたちひょうきん族」のコントみたいでしたし、もしかすると「ゲバゲバ90分!」のそれみたいなのかもしれない。コメディというより、ギャグの連続。邦題は、こざっぱりしてて好き。[DVD(字幕)] 4点(2024-02-04 20:33:01)

4.  ゼロの焦点(1961) 登場人物たちが、ワッセワッセと情報交換をしながら、95分でサスペンスドラマを作り上げましたというような、なんだかメタな感触があり、それが妙な味わいでした。源流なんだけど、むしろ二時間ドラマのパロディを見ているような。[DVD(邦画)] 5点(2024-01-13 15:54:44)

5.  夜空の大空港<TVM> 《ネタバレ》 ■ある高度まで降下すると爆発する仕組みの爆弾が旅客機に仕掛けられた、と聞くととてつもなく面白いのではないかと思ったのだが、しかし。■トンプソン捜査官は、翻弄されるばかりで、集めた情報から結局、犯人を絞りきれない。犯人は、よりによって犯行の最中なのに酔っ払ってしまい、飲み屋の大将に大事な秘密をバラしてしまい、あげく○○してしまう。爆弾発見が大オチなんだろうけど、仕事用のカバンの重さって体に染みついてますよねえ。しかも、爆弾の形状がポイントにもなってたかと思いきや、あんなに爆弾然としているブツなら、機長もそこは気づいてよ。■ある種のエポックだとは思うが、グダグダなんだよ。□酔っ払ったとはいえ、犯人の醸し出している焦燥感は好きでした。[DVD(字幕)] 3点(2023-12-17 19:23:37)

6.  恐竜グワンジ 《ネタバレ》 うーん、面白くは、ない。特撮は「がんばってるなあ、うまいなあ」とは思うんだけど、しかしつまりそこに没入できるほどではない。おそらく「大聖堂でむかえる恐竜の最期」というイメージのみがあって、あとはそこまで行き当たりばったりみたいな物語。最初の犠牲者であるカルロスの死が、あまりにあっさりしていて(「あれ、カルロスは?」みたいな)、そこは妙におかしかったなあ。恋愛パートなど、この状況でなにやってんのというようなおかしさもあったが、しかしそれらは制作側の本意ではないでしょう。小馬が一番よかった。[DVD(字幕)] 3点(2023-10-01 11:28:46)

7.  質屋 《ネタバレ》 往時のニューヨークの街並みやクインシー・ジョーンズの音楽がかっこいいなと思うけど,面白いかというとちょっとなあ。絶望が深い彼だからこそ,当初の冷酷な質屋のキャラクターが魅力的であったわけで。グズグズになっちゃって,後半,社会学者のマンションに訪ねたりしたシーンは興醒めでした。[DVD(邦画)] 3点(2023-04-28 22:40:26)

8.  性本能と原爆戦 《ネタバレ》 ■視聴してみて、あらためてよく分からない「性本能と原爆戦」という邦題。大蔵映画っていうものすごいクセが強い配給会社の手によるものとのこと。■原題は「ゼロ年のパニック」。ゼロ年とは。核兵器が使用された第3次世界大戦により、文明社会が最もダメージを受けた年を指定したもの。そこからの逃避行が本作。■主役のハリーは家族を護るために必死なのだが、画面に登場する人物の中で、最も暴徒的なのが皮肉だ。誰よりも人格が豹変した彼が、(異常な状況を乗り切るために)「我々の価値観を維持し、通常の日常を送ろう」とか、(娘を襲った2人を殺害して)「他人の悪意を探していたが、私の中にもあった」とか、いったい今更どの口がいう、というところも含めて面白い。■いまこそ、リメイクする価値のある作品。邦題もちゃんとしたのつけて。【追記】本当は「父性本能と〜」だったのではないか。クセつよの配給会社が、どっかで「父」をふざけてもいでしまったとか。[DVD(字幕)] 8点(2023-03-20 20:01:15)

9.  不意打ち 《ネタバレ》 面白い。やってくる悪党が、全く魅力を感じないというか、うんざりするような奴らなのがすごい。毒親設定、いなくなったセガレの安否を明らかにしないのもすごい。非常ベルを鳴らそうと、大声で叫ぼうと無反応だった世間が、自分の交通の妨げになるような事象が発生するとワラワラ集まってくるところもすごい。エレベーターからの脱出方法が、また荒っぽいのがすごい。どんどんすごいんだけど、ホントに嫌な映画だったよ。気持ちを寄せられるような人物が一人もいない。不意打ちって邦題が不明。[DVD(字幕)] 7点(2022-07-23 14:49:27)

10.  ある脅迫 《ネタバレ》 □まあまあな短編。■西村晃の中池は、枯れた感じは良かったが、うらぶれた感じがなく、最後の逆転のカタルシスが弱い。浜村淳の方が中池役に適任だったのでは。□最後の信越本線での3段オチでは、せっかく逆転した中池だが、滝田と一緒の穴に落ちていくのね。最後の中池の表情はいい。■短い映画なのに、滝田と中池の妹との不倫関係は必要だったか?男対男を突き詰めば良かったのに。【追記】原作(27p)読みました。原作では、中池は「のろまらしい」人物として描かれている。熊木も中池の妹も登場しない。中池と次長は幼なじみという設定はない。ラストは逆転した中池が勝ち誇り、次長は今後脅迫されて暮らすはめになることが暗示される。警察に逮捕されない。[DVD(邦画)] 6点(2022-06-27 20:16:25)

11.  無宿人別帳 《ネタバレ》 島抜けのくだりは、これは日本版の「大脱走」をやるのかとテンションがあがりましたが、さにあらず。どちらも1963年の作でした。同級生の「大脱走」と比べると無宿人たちに周到さがないのが残念です。ラストシーンの奉行所放火、無宿人対奉行所の総かがり戦は、デラックスなキャストに見合った豪華な演出なのかも知れませんが、そのため雑な決着になってしまっています。長門裕之演じるイヤなエリート小役人が良かったです。長門裕之のベストパフォーマンスだったと思います。■まんまと一人だけ生き残った彼がすべて起こった事柄の記録を書き換えてしまい、ちゃっかり江戸に赴任するようなやりきれない終わり方はどうでしょうか?松本清張的?□佐渡金山の世界遺産への推薦をきっかけに見ました。[DVD(邦画)] 5点(2022-02-20 20:10:54)

12.  オー! ジャン=ポール・ベルモンドを見てみようと思い立っての鑑賞。再評価されているみたいですし。確かに、色気のある俳優だとは思います。でも。この作品は、彼がどんなにかっこつけても、世の中がそれを受け入れていた頃のものではないでしょうか。例えば、「太陽を盗んだ男」のころの沢田研二というか、「傷だらけの天使(テレビドラマだけど)」のころの萩原健一というか。だから、そういった気持ちの共有のない、21世紀の日本の初老のワタシにとっては、おもしろくはなかったかなあ。何見たらいいんだろうなあ、ジャン=ポール・ベルモンド。[DVD(字幕)] 3点(2021-08-17 19:30:26)

13.  魚が出てきた日 《ネタバレ》 うーん、面白くない。パロマレス米軍機墜落事故を元に作られたスラップスティック・コメディだと思うのだが、コメディであったのだろうかと確信が持てない。半裸の男(パイロットたちや軍人たち)をたくさん見たと思うのだが、なぜそれを見せられていたのか分からない。放射能とか、核とかの環境に対する影響が、いろいろと一筋縄ではないことが明らかになった現在としては、もうあまり価値のある映画ではないのでは。我々は、もう少し屈託のある世の中を今、生きていますよね。[DVD(字幕)] 2点(2021-08-08 21:10:45)

14.  バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 これは…。度肝を抜かれました。奇妙な大家さんや園長先生の造形やドールホスピタルのシーンなどから、クラシックなホラーでありそして教科書的な作品なのだなと、したり顔してみていましたが、最後の15分。こんな展開ありましたっけ。クラシックでありながら最新型(オラには)。ひと一人の痕跡をそんなに簡単に消せるものかとか、転居前の住所地に問い合わせれば、バニー不在説はすぐ消えるだろうとか、無理筋もありましたが、それよりラスト展開の衝撃が勝る。使われている音楽も好きでした。[DVD(字幕)] 9点(2021-06-12 17:08:54)(良:2票)

15.  競輪上人行状記 《ネタバレ》 ああ、イヤだ。頑迷な父親、考えるのを放棄した嫂、犬の肉を出す焼き鳥屋、貧乏、ギャンブル、ノミ屋。物語が悪い方向に転がりっぱなしだ。ATG映画みたいだ。ラストシーンは、なるほどこの映画はこういう風に落とすのねとちょっと感心するのだけれど、それもそれまでただただ陰鬱な物語を見せられてたからで。ちっともコメディじゃないじゃんと言いたいのと、もしかしてこれがコメディとして捉えられていた世の中があったのかという迷いがあったり。うーん、日曜日の夜に見るもんじゃなかったですよ。【追記】これは、どうしようもない巡り合わせになったときには、墜ちて落ちて落ちきってから立ち上がれというような、坂口安吾の堕落論的なお話なんだなと思い至りました。それであったら、なおさらちゃんとコメディにしてもらわないと。ラストシーンの小沢昭一的なトコロがやっぱり輝いてたと思いますので。[インターネット(邦画)] 4点(2021-01-24 21:48:10)

16.  寒い国から帰ったスパイ 《ネタバレ》 コートのポケットに手を突っ込んで歩く、リチャード・バートンのカッコつけっぷりに嫌気がさして、観るのを何度止めようとしたことか。ところが。放蕩が演技と分かった頃から、見方が変わりました。物語の二転三転があるのですが、登場人物の目的が、冷戦を大義にした組織内の権力争いにしか思えない。そこをスパイのリーマスが右往左往しているんですが、スパイもつまるところ、公務員。官僚主義の不条理さが、ワタシにとっては本作のテーマです。[DVD(字幕)] 7点(2020-02-17 11:03:03)

17.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 うーむ。今時の作であれば、こういったサイコ系のヤツって結構あるよねって、受け流せたんだと思います。 しかし、これワタシが生まれる前の作じゃないですか。こんなころから、身内による監禁致死事件がネタになっている。いやいや、家族による猟奇ってもちろん近年始まった話じゃないんでしょうけど、白黒映画でそんなん見せられて、ショックなんですよ。映画の中だけは、昔は良かったとでもオレは思いたかったんだろうか。んなわきゃ、ないのに。 ところで、最後のブランチの告白って、本当なんでしょうか?いまわの際の、ジェーンに対する最後の復讐ってふうには解釈できないでしょうか?だって、自分自身を無実の罪に縛り付けて、その後の人生を棒にふったことを知らされるのって、相当の痛手ありそうですもの。 そのダメージで、ストロベリーアイス2つ持って、衆人環視のなか、浜辺でダンスしてしまうくらいに。[DVD(字幕)] 8点(2019-09-22 21:41:15)(良:1票) 《改行有》

18.  上意討ち 拝領妻始末 《ネタバレ》 綺麗な映画だったなと思う。常にシンメトリーとか、お侍さんの所作が美しいとか。武家社会のねちっこいいやらしさも、それに爆発する嘆願書もいい。しかし。いちと与五郎の二人を犬死にしないためには、是が非でも江戸に行かなければならなかったはず。作中人物である伊三郎には藩に鉄砲があることはわかってたんでしょう。なんの工夫もなく、関所を経由して江戸に行こうとする伊三郎がわからなかったですよ。関所で待っている帯刀と対決しなければならなかったにせよ。たとえこの話が、バッドエンド以外に終わりようがないんだとしても。【追記】高橋外記を倒したところで、終わっていればよかったのに。[DVD(邦画)] 6点(2019-08-11 21:14:20)(良:2票)

19.  用心棒 《ネタバレ》 「おめえはな、本当の悪じゃねえ。悪に見せるのが好きなだけらしいな」。結局、かけた情けが隙(スキ)になって、反撃を食らってしまうわけです。三十郎は、とことんそういうところのないやつでよかったんじゃないでしょうか。ただ単に無責任な面白がり。そんなロクでなしがやってきて、ロクでもない街を焼け野原にして去っていく。しかし、なぜかそこには秩序がもたらされている。ラストシーン。番太に「クビでもくくりな」っていうシーンがすき。一番ロクでもないのは、この番太だもんね。[DVD(邦画)] 6点(2019-07-28 21:44:07)

20.  妻は告白する 《ネタバレ》 これはちょっと理解できない。裁判中に関わらず、オロカな振る舞いをし続ける「奥さん」と幸田。アホかとしか思えないのは、ワタシはまったく「奥さん」の魅力がわからないから。イヤ、惚れたはれたの渦中にいれば、多少強引な展開もむしろそんな風に振り回されたいのかも、と思いますけどね(アホですよね)。しかし、2019年、この手のオンナ、無茶苦茶めんどくさっ、ってもう世間では共通認識になっています(多分)。幸田も責められるべき所はありますけど、オトコの勤め先に、ずぶ濡れで来て、薬で死ぬなんて、いやいやこの「奥さん」だいぶたち悪いですよ。なんか、取り返しつかないくらい自分に酔っていますよね。【追記】なんか、「近松物語」を思い出しました。[DVD(邦画)] 3点(2019-03-29 22:00:00)

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