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1. ゆれる
《ネタバレ》 映画の出来はともかく、好き嫌いの分かれる映画。何というか、山菜を食べた後の苦味がずっと続く感じ。自分にとっては間違いなく嫌いな映画だった。誰一人共感できる人物がいないので、映画を観て感情移入するのが好きな人にはお薦めできない。但し、丁寧に作ってあるのはよくわかるし、人間の身勝手な心理をよく捉えていると思う。でも、ラストで「兄ちゃーん!」はいくらなんでもないだろ。それにしても、オダギリジョーの演技はそんなにいいだろうか?香川照之に比べてセリフの説得力のなさ、軽さが最後まで目に付いてしょうがなかった。それに、モノローグが下手だと思う。(特に映写機を見終わった後)[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2007-08-25 16:24:37)(良:1票)
2. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 中盤のカーチェイスまでは非常に緊張感があって面白かった。が、デンゼルワシントンが装置の中に入るあたりから普通のタイムスリップものになって一気にトーンダウン。タイムスリップせずに過去の人物を動かして事件解決するようなストーリーにすれば緊張感が持続したと思う。デンゼルワシントンの演技は上手いけど、いつも通りで新鮮味がない。ヒロイン役のポーラ・パットンは魅力的で今後要注目ですね。[DVD(字幕)] 6点(2007-08-25 12:52:48)(良:1票)
3. 呪怨 パンデミック
《ネタバレ》 呪怨シリーズも遂にハリウッド2作目に突入した。マンネリと言われて久しいこのシリーズだけど、新作が公開される度にやっぱり観てしまう。呪怨シリーズの驚かせ方や演出が好きな人は観て損はないでしょう。映画自体は非常によくまとまっていると思う。とはいえ、有名な声や階段の演出はもう慣れっこ(というかマンネリ)になってしまっているので新鮮味はゼロだ。さらにやたらとテンポが良く、「怖い」というよりは「びっくり」という演出がほとんど。まあ、このシリーズ自体が精神的怖さよりはお化け屋敷的びっくり感を楽しむものだから別にいいんだけど。唯一興味深かったのは、怨念が屋敷に留まらず、外の世界にまで広がっていったこと。せっかくあそこまで話を広げたのだから、次作ではあっと驚くような新展開にして欲しい。例えば、エイリアンシリーズが密室サスペンスからマッチョなホラーアクションに切り替わったように。ここまでこのシリーズを見てきた人達は、あまりに理不尽に登場人物がバタバタとやられていくので、相当フラストレーションがたまっているはず。次作ではそれを一気にカタルシスにもっていくような新展開が見てみたい。IQ300の天才が怨念と知的に対決するとか、恐怖を感じないように特殊な訓練を受けたSAT隊員がカヤコに肉弾戦を挑む、とか。本作品単体として観た場合、バランス良し、だけど、インパクトなし。次作に期待を込めてこの点数。 それにしても、女子高生ゾンビ(キョンシー?)は何度見ても笑ってしまう。[映画館(字幕)] 5点(2007-08-12 22:17:43)
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