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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 150分という長い尺の映画でしたが、わたし的にはあっという間でした。序盤から中盤の各個人のキャラを際立たせる内容、しっかりとした情報戦でしっかりと画面に引きつけられました。そして、そこから後半の突入のシーンまでの持って行き方、突入の間の緊迫感は素晴らしいですね。違う意味での臨場感を味わいました。常に死と隣り合わせの状況というのが中盤にもりこまれていたお陰でしょう。ここが特に上手だなと。どこまでが本当なのかわかりませんが、娯楽を意識し過ぎずかつしっかり観客を惹きつける良い映画だと感じました。宗教観など、日本人には馴染み薄いかもしれませんが日本も隣国に脅威を感じる時代です。他人ごとではないと感じた一作でもありました。[映画館(字幕)] 10点(2013-02-17 21:35:31) 2. エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 90年代アクション映画&豪華競演に弱い私にはドツボでした。スタローン、シュワちゃん、ブルース・ウィリスの3人が揃ったシーンとかニヤニヤしっぱなしでしたよこれ。ターミネーターの台詞、掘削機(トータル・リコール)で登場、車のドアを片手でちぎり捨てるところ等など・・・シュワちゃんの扱いがおもろすぎ!お前は戻りすぎなんだよ!のブルース・ウィリスの突っ込みなんてめっちゃ笑った!それだけで私は満足だったのに、作品としても前作を遥かに上回る面白さ!もう文句のつけよーがないです。おみそれしました!まいりました![映画館(字幕)] 10点(2012-10-21 04:15:28)(良:1票) 3. アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 5年以上も前に、映画化の噂を知ってから待って待ってついに公開された作品!どれだけ心待ちにしたか。過去の作品を鑑賞している前提で創られているため無駄なエピソードは一切無し。当然、それが良い。ダイジェストなどいらん。5人の敵との乱闘をみせる為だけに作られたであろう超娯楽作品な仕上がりはお見事。経済など世界的に荒れている今だからこそ、こういったヒーロー作品が必要だ。[映画館(字幕)] 10点(2012-08-14 16:38:02)(良:1票) 4. ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 自分の存在意義を見出す一作目。正義とは?悪とは?を問いかけた前作。ウェインが悩み、もがいた先に見出した答えを見せてくれる今作。物語として立派な完結編でしょう。そして私たちが平和を願うなら、この作品の続編は望んではいけませんね。お上手!そう考えると、アルフレッドがいかに人間味があって観る人に近しい人なのかわかります。親であり、友であるアルフレッドとウェインの会話で目頭が熱くなりました。何より、ウェインもいい加減報われてもいいのでは?と思っていた私にとっては最高のラスト。監督、次回作も楽しみに待ってます笑[映画館(字幕)] 10点(2012-07-28 14:58:50) 5. おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 時期や世代で捉え方や感じ方が違ってくる作りで、非常に面白い作品でした。自分は最近結婚したのですが、子が親元を離れるときの感情、そしてこれから自分たちが通る道を(子育て)、一度にしかも逆の方向から見れた。私はそれだけでも、この作品を十二分に鑑賞した価値があったと感じています。必要最低限の感情表現しかしてなかったお陰で、自分の中で様々な事を考えられたし、この作品には感謝しています。[映画館(邦画)] 10点(2012-07-22 06:43:38)(良:2票) 6. アナザー プラネット 凄く凄く良く練られた脚本だと思います。おそらく過去に過ちを犯し、誰からも赦しをもらえず、自ら視覚と聴覚を奪った老人の存在が大きい。ローダと老人の病院での"会話"は思わず目頭が熱くなりました。そして、ラストのお互いの地球の存在に気付いた時点で「コピーでは無くなる」という仮設が本当であったという瞬間に鳥肌。近年でもトップクラスの傑作です。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-03-15 23:23:20)(良:2票) 7. グリーン・ホーネット 良作。男心くすぐる最高のエンターテイメント。前作と言い、本当にこの監督は映画が好きなんでしょうね。最初っから最後までバカ映画で貫き通してる辺り、小難しく映画を観る人に向けての挑戦状ですかね笑。自己中な考え方でヒーロー始めちゃったり、計画性全く無かったりと、このバカさ加減がなんとも言えません!めちゃくちゃワクワクしたし、笑わせて頂きました。改めて、映画は娯楽だという事を思い出しました。さいこー![映画館(字幕)] 10点(2011-01-23 02:00:06)(良:1票) 8. パシフィック・リム 《ネタバレ》 大変ギークな映画でした。だからこそ、映画に整合性を求める人には特に不向きでしょう。こういった映画は、人に理解してもらうために創られているのではなく、楽しませるために創られているものです。楽しいに理屈はいらないと私は思いますしね。「巨大ロボットを操縦し、人類存亡をかけて怪獣と戦う。」その単純明快なストーリーだけでも私は十分楽しめました。そして、所々に日本のアニメ作品に影響を受けたのかなと感じ取れる部分が多々あり、そういう視点でも楽しめます。あと「萌&健太ビデオ」ってなんなんでしょうかね笑。[映画館(字幕)] 9点(2013-08-10 00:09:30) 9. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 とても良質なファンタジー映画でした。この物語に対して「はたしてどちらが真実であったのか」を考える事自体が野暮だと思うくらいに、パイの事故に対する深い悲しみや生に対する強い思いがひしひしと伝わってきました。ラストの記者とのやりとりでのパイの「ありがとう」が大変印象的でした。[映画館(字幕)] 9点(2013-02-02 23:38:03) 10. インセプション かなり練られた作品。脚本,世界観,キャラ作りがよく出来てる。良作ですね。[映画館(字幕)] 9点(2010-07-20 00:28:08) 11. アイアンマン2 《ネタバレ》 大満足。[映画館(字幕)] 9点(2010-06-12 03:11:20) 12. 大脱出(2013) 《ネタバレ》 三十路でギリ20代な私ですが、親父世代に影響されて映画が好きになった一人であります。そのせいもあってか、80~90年代のハリウッドのアクション映画に良くも悪くも毒されてます。そんな私と同じ境遇もしくは、親父世代なら見るしかない一本でしょう。不仲の噂が絶えない二人が、歳を重ねてからようやく競演…。近年ワクワクしっぱなしです。さて、内容なんですが、これまたファンサービスが多い良作だこと。リアリティ路線が主流ですが、ハリウッド全盛、それこそラストアクションヒーローのおやくそく「弾が当たらない法則」発動しまくり。そんな馬鹿なという野暮な突っ込みはおいておきましょう。終盤のカメラへピース、そしてシュワちゃんの機関銃シーンのスロー演出など思わず吹いてしまうようなサービスが嬉しかった。こういうの大事。で、適役も絶妙な方向に細かいキャラ設定されていて良かったですね。まず黒幕二人とも潔癖。だからこそ脱出不可の監獄を作ったのでしょう。あと所長の悪趣味さとか、アクション映画の適役のおやくそくですよね。これでわかってくれる人はわかってくれるはずです。私は娯楽作に整合性は求めませんし、何より思春期に心躍らせた二人の競演作で大満足の一本でした。以上。[映画館(字幕)] 8点(2014-01-11 02:29:37)(良:1票) 13. ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 ラストのZに対して「有効な手段ができないまま終わる」という点が妙にリアルでした。実世界でも風邪を完治させる薬はありませんしね。多くの病がそうでしょう。ゾンビ映画である前に、これはパンデミックが本質であると認識しましたね。ゾンビが襲ってくる恐怖よりも、拡大する恐怖に本質はあるのだなと。予告とか見てしまうと、どうしても見る側は前者を期待するでしょうね笑 パンデミックの恐怖を淡々と描いたコンティジョンとは間逆な作風ではありますが、コアの恐怖部分に関しては同じでした。私はきちんとエンターテイメントとして描き、そしてパンデミックの恐怖を派手な演出で終わせなかったという部分で大変良作だと思っています。[映画館(字幕)] 8点(2013-08-10 22:03:01) 14. 人生の特等席 《ネタバレ》 親戚に預けられたり、寄宿学校に入れられ父親から連絡を一方的に絶たれる事で、自分の家族においての存在意義を失っていた娘。そして、不器用でありながらも娘を思うあまり自分から遠ざけてしまった頑固親父。この二人がすれ違いながらも、野球を通して絆を取戻してく様は見ていて心地よかったです。少なくとも野球は物語に対してのスパイスにしか過ぎないと感じました。それでも上手に絡めていたと思います笑 決して押し付けがましくない親子の絆を描いた作品としては、大変わかりやすく良作ではないでしょうか。そして、爽やかな感動を与えてくれるラストは素敵だなと、私は純粋にそう感じました。[映画館(字幕)] 8点(2012-11-23 22:50:50)(良:2票) 15. 英国王のスピーチ 《ネタバレ》 歳を重ねても役者をやり続けたかったライオネルが、最後表舞台に立つ王の後姿を覗き込む姿が大変印象的でした。彼の叶わぬ想いと、父の「王は役者」という台詞もあったとおり、王の吃音症の克服と共に自分(ライオネル)の願いを王へ投影している描写がなんとも言えません。王も友人と認め、ライオネルも陛下と認め合って本当の意味で障がいを克服するシーンも印象的でした。物語りは淡々と進みますが、思った以上に人の感情を丁寧に描ききった良作だと私は感じました。[映画館(字幕)] 8点(2011-03-27 22:27:06)(良:1票) 16. トランセンデンス(2014) 《ネタバレ》 この映画は人工知能や科学への問題の注意喚起がテーマじゃない。「共存」がテーマだ。人類が「超越(トランセンデンス)」する未来とどう共存するのか・・・結局物語ではそれを放棄した。それによって多くの人が死んだ(大停電による被害)のは想像がつく。物語で博士は一切人を殺してなどいない。勝手に人間が、新しいものに対して恐怖していただけで。結局、姿かたちが変わっても博士は博士であったし、それこそまさに超越した現象=人工知能でなく、本当に生きた存在だった。でも人類はそれとの共存を選ばなかった・・・。一方的に人類に対する恐怖だと決め付けて、話し合いもせずに、攻めてたのは人間だった。それを考えるとこれは結構深い映画だった。思ったよりも酷評だったのが残念。宣伝が偏りすぎてたかもね。[映画館(字幕)] 7点(2014-06-29 21:38:06) 17. オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 「上質なSF」と言う言葉がしっくりくる映画も珍しいのではないでしょうか。荒廃した地球などのビジュアルとは裏腹に、ストーリーは大変丁寧かつ繊細な印象を受けるこの作品。確かにSFとして、ストーリーとしての目新しさは無いにせよ、なんとも言えぬ後を引く切ないラストが印象深かったです。先が読めるからダメ、ありきたりだからダメ。そんな野暮な感想だけでは語れないモノを感じる良い作品でした。「月に囚われた男」同様に古典的なSFで私は好きですね。[映画館(字幕)] 7点(2013-06-02 11:46:07)(良:2票) 18. ボーン・レガシー 《ネタバレ》 前3部作よりも、良くも悪くも泥臭い生々しい描写が減った気がします。新しいシリーズの形なのでしょう。今回は続編ありきの、ふろしきを広げた形になりましたね。残りのメンバーの話、進行しているプロジェクト、今後ジェイソン・ボーンとの絡みは?など色々期待してしまう内容で、序章としては良くできてるのでは無いでしょうか。にしてもジェレミー・レナーは適役でしたね。好きな俳優の一人ですし、主演作が増えしかも人気シリーズ主演なのは嬉しい!内容的には6点くらいかなーと思ってますが、続編への期待もこめて7で![映画館(字幕)] 7点(2012-09-29 13:14:03) 19. ファミリー・ツリー 《ネタバレ》 母親が事故でこん睡状態から始まる映画にしては、重くならずに観れて余韻が残る独特な雰囲気を持った映画。印象的なシーンはマット(父親)とシド(娘の友人)の会話。シドの境遇を知り、同じ辛さを持った子だと知ると同時に、娘の優しさにも触れる。良いシーンですよね。このように細部にまで丁寧に心理描写が描かれていて、観ていて飽きない良作。個人的に「自分はマットのような大人の対応はできないな・・・」と感心して観てました笑[映画館(字幕)] 7点(2012-05-20 22:20:01)(良:1票) 20. バトルシップ(2012) こういった、良く言えば「王道」悪く言えば「ご都合主義」をあえてやっている映画、大好きです。映画ってこういうもんだろ!?一緒に楽しもうぜ!カモン!イエイ!無邪気に観れるって素晴らしいじゃないですか。非現実に細かい所求めず、頭からっぽにして楽しみましょうよ。映画は娯楽だ!と私は再確認しましたね。個人的に、昔は敵対していた日本とアメリカがいつのまにか友情を深め、真珠湾で共通の敵をぶちのめす設定だけでも十分楽しめましたね笑[映画館(字幕)] 7点(2012-05-03 03:33:26)
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