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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ライフ・イズ・ビューティフル お調子者のロベルト・ベニーニは、コメディアン=俳優としてなら悪くないのだが、映画監督としては最悪を通り越して、とうとうネオナチにもできないことをしでかしてくれました。すべての間違いは、「アウシュヴィッツ」=絶滅収容所を、お涙頂戴の舞台に利用しようとしたこと。これまで「アウシュヴィッツ」に言及した映画は無数にあっても、これほどまでにデタラメで破廉恥でお粗末な描写は見たことがない。虐殺された死体の山を風呂屋のペンキ絵にしてしまったのは、もはや映画ではなく犯罪だ。早い話が、「アウシュヴィッツなんてただのウソ」。そう信じることが希望なのだね。まことに人生はすばらしい。ハイル・ヒトラー! こんなスキャンダルに拍手を送った感動依存症たちよ、「シンドラー」ですら忘却しようと決めたアカデミー賞よ、君たちに必要なのは映画などではない。恥を知れ!0点(2003-04-30 08:15:39)(良:1票) 2. 39 刑法第三十九条 面白い、いい映画。何よりキャスティングが面白いし、そのキャストたちの、リアリティあふれまくってパロディの域に達しそうな迫真の演技合戦が面白い。なのに何だよ、あの感傷的なスコアは。はっきり言って、ほとんどの音楽はただ邪魔でした。7点(2003-04-30 07:33:13) 3. 蝶の舌 どんな映画にしたかったのかは見えすぎるほど見えていて、その意味では「意欲作」。だのにことごとく力不足で、恥ずかしい映画になってしまった。ドン・グレゴリオがフェルナンド・フェルナン=ゴメスでなければならなかったのは痛いほど分かるのに、ただの恍惚の人にしてしまった罪は大きい。おかげでグレゴリオ先生の「性教育」も、ただのエロじじいのスケベ趣味に終わってしまった。4点(2003-04-30 07:15:01) 4. ピアノ・レッスン アンナ・パキンは「ミツバチのささやき」のイサベルとどこか似ている・・・って思ってるのは俺だけ?10点(2003-04-28 03:55:43)
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