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プロフィール |
コメント数 |
12 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
レビューする上で心掛けている事は、 「まっさらな、ひとつの映画として観ること」。つまり、
「他と比べない」 原作やリメイクの元・TVシリーズと比べない、 監督や俳優の過去作品と比べない。
「フィルムの中だけを観る」 監督のプライベートや俳優の役作り、制作~公開までのドラマ、 公開~ヒットまでのプロモーション、それらを加味しない。
が、しかし(!)、うすうす気付いているのは、 「その作品の背景や歴史を知っているほうが、断然面白く鑑賞できる」という事。 初めて訪れた観光地の歴史を知っているのと、そうで無いのとでは感動が違うように。
だって映画は工業製品では無く、生きて生活してる人間が作っているのだから。
※そして私も人間なので、スタッフやキャストによって、 その作品を贔屓目に観てしまう事が多々あります。あしからず。(2012.01.13現在) |
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1. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 始まりは、、、
何か話題になっている映画があるらしい。低予算。すごくキテルらしい。
気になってちょっと調べてみる。やばい、前情報を仕入れちゃいけない映画らしい。
ん~・・・。でも、ちょっと気になる。調べる。ゾンビ。
え?私、ゾンビとか苦手。自問自答する。ゾンビ主体だったらこんなにヒットしないかな?
なんか他にあるのかな。
見に行く。
そう言えば「ワンカットの長廻し」っていう単語もどこかにあった。これがそうか。
でもそれより私ゾンビ苦手。血とか嫌だ。怖い。うぇっ、気持ち悪い。
しかし、長いな!すごい。
最初の最後の方、血ぃ飛び散ってるし・・・!もう嫌だ、帰りたい。
最初の最後、エンドロール。ゾンビ終わりでホッとする。腕時計見る。あれ?
監督のおじさん、良い人面で出てきた時、どんなにワクワクしたことか!
「ゾンビ映画」を払拭してくれる展開が始まる!(笑)[映画館(邦画)] 9点(2019-01-12 01:25:54)《改行有》
2. CUT(2011)
強烈な映画「愛」に基づく、映画産業への「憎しみ」。
そう、怒りを通り越しちゃって「憎しみ」、そして「焦り」。
それらの巨大な感情を一つもこぼさず、ぎゅ~っとフィルムに詰め込んで、
それがスクリーン上で爆発した感じ。
秀二(=西島秀俊)の狂気もさることながら、
その狂気のカケラを追う陽子(=常盤貴子)の眼がとても良い。
過去の偉大な監督たちへの畏敬の念と、
その素晴らしい作品群に対する、あふれんばかりの愛情の表現は泣けるほど。
この映画で訴えている事を救えるのは、私たち(つまり、ここ『みんなのシネマレビュー』
を訪れるような)観る側の人間だけなのかな。
政治家が世論を気にするように、作り手は観客の動向を気にする。
だってそれが資本主義。でも悪くは無い。表現の自由がある。[映画館(邦画)] 8点(2012-01-08 20:13:14)《改行有》
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