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プロフィール
コメント数 49
性別 男性
年齢 77歳
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  花とアリス〈劇場版〉 よかった。よく分からないのに、観たあと、さわやかで味わい深い何かがしっかり伝わってくる。コミカルなのに繊細で確かな存在感を放っている二人の少女とその世界。その孤独。最後のバレーのシーンでも、なにかしらはっきりはしないのに、自然に周りの者たちを惹きつけてしまうものがあるということか。すれっからしの大人たちにも、外部にも、この世代の少女たちからあふれ出るなにかがみんなにも分かるはずだ、という監督のおおらかな確信に敬服。[CS・衛星(邦画)] 9点(2018-04-25 20:48:25)

2.  EUREKA ユリイカ 《ネタバレ》 はじめの方では期待できたのに、だんだん面白くなくなってきた。時々ハッとするような風景が流れるだけに,いかにも惜しい。悔やまれる。たぶんテーマが定めきれてないのだと思う。それが冗長になった理由でもある。バスジャック犯の凶行に遭遇したことにより、この平凡な日常の亀裂を見せられた運転手や中学生の兄と妹。事件をきっかけに家族のきずなや人の人生が、崩壊すべくして崩壊してしまう。日本社会の日常に潜む亀裂をバスジャック犯は切開して見せた。犯人が最後に運転手に語り掛けた言葉「別の人になりたくなかったですか」。ところがこの修復と再生の大きなテーマが、映画ではいつに間にか事件の当事者たちの心のケアー、トラウマの癒しの問題に横滑りしてしまう。だから後は感傷的、情緒的に進んでしまう。そしてそれを補うかのように、とってつけたような荒っぽい展開になってしまう。惜しい。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-30 07:44:30)

3.  デイジー 《ネタバレ》 主演女優のあの娘が醸し出す深く圧倒的な情感、さわやかなのにしっかりした存在感、そういうのはいまの日本映画ではまったく見られない。それなのに、それなのに、脚本のこの俗悪な筋立て。信じられないほどのアンバランスだ。韓国、あるいは監督が香港人とのことだからアジアか、日本以外のアジアの人々の深い感情と、その通俗性・俗悪さとの不自然な結合。なんなんだこれは。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-25 18:49:40)

4.  それでもボクはやってない 本当はもっと複雑なはずなのだ。観終わったときなんかやりきれないのは、すべてを司法の硬直性とか、国家権力の本質のようなものに還元してしまっているからではないか。<人間の何か><人間の不思議>のリアルに迫っていないからこそ、<救い>も見えないのではないか。かつてセクハラという言葉そのものがない時代があった。そのとき<弱者><女性>を守れという声が世間に響き渡った。痴漢の罪深さが強く訴えられた。確かにそれは社会の進歩だった。そして次には、痴漢の加害者とされた人たちの人権、冤罪可能性に眼が向けられた。この映画は2006年のそういうときに作られたにすぎない。そして今は司法制度の見直しや取り調べの可視化も少しは進んでいる。つまり警察の横暴や<国家悪>は不変の本質ではないのだ。ところがこの映画は警察や国家をそのように描くことにより、<答え>を出してしまっている。本当の問題の提起になっていない。どんな判決が出るのだろうと観客を引き込んで行く監督の力量は認めるが…。[DVD(邦画)] 6点(2014-11-03 21:20:17)

5.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーの熱演に支えられているものの、なんか物足りない、精神性に乏しい作品だと思った。イーストウッドらしくもない。彼も事実そのものの奇抜さに追いつけなかったのかもしれない。陰鬱な雰囲気だけは出ていた。 あえてイーストウッドらしさを探せば、最後の最後になって事件の全貌がほぼ明らかになっても、アンジェリーナが何の迷いもなく、息子の生存を信じて探し続けることか。絶望の中の希望?[DVD(字幕)] 6点(2014-10-24 23:02:40)

6.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 べつにリアルでもないし深くもないけど、なんかおもしろい。夕日に染まった東京下町の異空間。まるまる作られたものだけど嫌味じゃない。自分が子供時代を生きてきたころを思い出そうとすると、なぜかこういうふうになってしまう、という気もする。だからなんか良い評価をしたくなる、そういう作品。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-12 20:50:06)

7.  ワイルド・レンジ 最後の銃撃 アメリカ民主主義の原点を確認するような、気持ちの良い佳作。日本のナイーヴな絶対平和主義者なら何と観るだろうか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-19 18:59:54)

8.  ばかのハコ船 田舎の人間模様もうそだし、何より狙いがいじましい。丁寧に描かれているようでいやみだ。作り過ぎという意味。父親になじられただけで主人公が鼻汁を垂らしてひとりで泣く場面があるがこれを見た瞬間、おかしみも飛んでしまった。リアリズムはつまらなさを増幅させただけ。見て損した。最低の失敗作だ。庶民的日本的なリアリズムだって?笑わせるな。 [DVD(邦画)] 2点(2014-08-10 13:13:21)《改行有》

9.  リアリズムの宿 同じ監督の天然コケッコーが傑作だったのでレンタルしたけど、つまらなかった。細部はリアルで笑えもするけど、全体を貫くものが何もない。だから後に何も残らない。失敗作だ。[DVD(邦画)] 5点(2014-08-01 17:36:23)

10.  雪に願うこと 《ネタバレ》 「サイドカーに犬」が傑作だったので、期待しすぎたのかもしれない。けどこれはこれでよくまとまっていると思った。意外性はどこにもないが、無理なく、細部をきちんと撮りながら進んでいくので、見終わって清々しい。というと平凡なようだが、そうではなく、最後まで観客をひきつけ離さない。そしてささやかながらメッセージをしっかり伝えている。この作品が‘一般受け’したのも分かる気がする。「ばんえい競馬」というそうな…。鉄ソリを馬に曳かせ、途中二ヶ所の障害(坂)を越え、全長200mの直線を競うレースらしい。北海道の田舎のうらぶれた厩舎が舞台だ。そこに17年前、兄のカネを持ち出して逃げた弟が帰ってくるところから物語が始まる。弟は、兄をはじめ人々がみな切ない願いを持ち、けなげに生きていることに気づく。そしてもういちど都会に戻り、仲間に謝り、やり直すことを決意する。[DVD(邦画)] 7点(2014-07-13 23:17:02)

11.  カフーを待ちわびて 沖縄の自然や風物をダシにしているが、なんの思想も確かな感情も感じられない、ひたすら甘く感傷的な駄作だった。ここでの評価が高いのに惑わされ、録画して観てしまって損した。これからは勇気を出して途中で観るのをやめることにしよう。[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-07-11 18:35:31)

12.  血と骨 《ネタバレ》 観ていてはじめからずっと、訳が分からない状態が続く。この男が何を根拠に生きているのか、金、女、血?何がこの男を突き動かしているのか…。訳が分からないままなのに目が離せない。俳優がみな良い演技をしているからか、細部を描いて時代のリアルに迫っているからか、とにかく惹きつけて離さない。日本の東から西を見ると大阪が見える。そのまた向うに朝鮮が見える。父親というもの、血というものが人を支配しているのか…。映画は何一つ明らかにしないまま、男が最後に全財産を共和国に寄付して朝鮮に帰ったというナレーションで終わる。そこで初めて観客は何かを想う。この映画や原作が書かれた時にはまだその惨めさが十分知れ渡っていなかった「北」の悲惨は、原作者や監督の崔洋一をはるかに越えている。[DVD(邦画)] 6点(2014-07-05 16:34:41)

13.  ミスティック・リバー 社会の不条理をこれでもかと見せ付けられるクリント・イーストウッド監督渾身の力作…、とだれかが書いてたけど、ほんとにその通りだと思った。圧倒的な空気感です。音楽がほとんどないのに、得体のしれない通奏低音が鳴り続けているような不思議な感覚です。人間の不条理や狂気の連鎖、憎しみの伝播?そういうものが最初の性犯罪から始まって、人の社会はこれを断ち切ることができないのだ。そしていつも取り返しがつかないところにまで進んでしまう。要するに救いがないのだ。そう考えると、不満が残ったこの映画の終わり方もすこし受け入れられるような気がしてくる。みんな病んでいる。いちばんまともに見える刑事さえ、妻の無言電話にどう対したらいいのかわからない。そして真犯人は人々の予想もつかぬところに見つかる。予想もつかない悪意や憎しみが人間の社会には潜んでいるのだ。この物語の終わり方をどうすればよいのか、イーストウッドにもわからなかったのだと思う。唯一示された救いは、最後に刑事が自分から先に心を開き、妻が電話の向かうでやっと口をきいた…ということくらいか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-22 21:14:03)

14.  私の中のあなた 《ネタバレ》 姉を救うためのドナーとしてこの世に生を受けた妹が、法や人間の力を信じて必死にがんばる母親に対して問題を突きつけるという映画…。母親はアメリカそのものなのか…。初めは、訴訟社会のアメリカなら在っても不思議ではないストーリーだが…と訝しく思いながら観ていた。けどとんでもない。最後はすべてのことが納得できる。というより何一つ余すところなく、深く大きな結論に、観る者をも巻き込んで到達する。 妹が最後に一人で語る次の言葉。「なぜケイトは死に、私たちは残ったのか。その答えはない。死は死、誰にも理解できない。私は姉を救うために生まれたが救えなかった。だがそのことは重要なことではない。重要なのは私にすばらしい姉がいたということ、いつかきっとまた会えるということ…」。死んでいったケイトに自分たちがいっしょに一つになって繋がっていることに気づく。 世に終末医療の問題といわれるものが、深く解けない問題をわたしたちに突きつけているのだということを、改めて考えさせてくれる好い映画だった。それにしても、この「シネマレヴュー」ってありがたいですよね。あらかじめ高得点の映画だけを録画予約できるから…。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-10 20:24:35)《改行有》

15.  サイドカーに犬 子供は何もかも知っているのかもしれない…。けれどそれを自分の意志としてに表すことができないし、もしかして言葉にさえならない形ですべてを感じ取っているのかもしれないのだ。自分も子供のころ、苦しい胸の内を周りの大人たちに言えなかった経験がある。男の自分さえそうだった。まして女の子…。この映画は、一人の少女が父親の風変わりな愛人…実はこの上なくやさしい女性…の少女への愛情を感じ取りながら、次第に一人の一人前の女性に成長していく…その出発点に立つという話だ。最後の、父親の腹にする頭突きは、少女の怒り…それは父親と父親の背後にある子供には訳の分からない大人たちの世界に対する言葉にならない怒りなのだろう。わたしはこの映画を見て涙が出て仕方がなかった。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2014-05-30 22:55:58)

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