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タイトル名 |
深夜の告白(1944) |
レビュワー |
チョコレクターさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-10-26 21:10:44 |
変更日時 |
2004-10-27 10:13:59 |
レビュー内容 |
よくできているとは思いますが、今見ると詰めが甘いように思います。主人公ネフは、大してよく知りもしない女のために殺人を犯しちゃうし、せっかく殺人犯の罪を着せる身代わりが見つかったのに結局自分で罪を告白しちゃう。私は見始めたときは、「銃で撃たれて死を覚悟しての告白なんだな」と思いましたが、別に致命傷でもなかったみたいなので、何のための告白だったのかと思いました。彼は最後に「国境を越えてみせる」と言いながら力尽きて歩けなくなりますが、本当に国境を越えるつもりなら、「深夜の告白」なんてしないで体力が残っているうちにとっとと逃げちゃえばよかったのに。キーズとの友情のためなのでしょうか。だったら逃げおおせてからゆっくり手紙でも書けばすんだのに。何だかこの男、どうしようもない間抜けに見えて興ざめします。相手の人妻の本心が最後までわからず、もやもやした気分が残ります。 |
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