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タイトル名 |
明日の記憶 |
レビュワー |
おばちゃんさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-06-15 00:53:00 |
変更日時 |
2006-06-15 00:59:13 |
レビュー内容 |
夫婦像よりも、私は、退職の日に部下達が飛び出してきたとこに一番グッときました。せつなかった。役者達がみんな好演でしたが、娘夫婦にもうちょっと個性がほしかったかな。これは主にシナリオの問題でしょうか。子どもが小さくて直接にはサポートできない悲しさやつらさを織り込むと、さらにもっとリアリティにつながったのではないかと(私自身、父が脳梗塞で倒れたとき息子が1歳だったのでそういう経験をしました・・)。ほんの1シーンでもそれは表せたのではないでしょうか。それと、ラストシーンはつらすぎたので、冒頭のシーンのリフレイン(か冒頭のシーンをラストにもってくるとか)にしてもよかったのではないかなあと思いました。ただ随所に、国際的な仕事をするようになった渡辺謙のセンスが感じられ、今までになかった邦画だと思いました。押し付けがましくない日本らしさが出ていると思います。何か大きな賞をとれるといいですね。
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