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タイトル名 |
007/慰めの報酬 |
レビュワー |
まさサイトーさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2009-08-27 21:54:17 |
変更日時 |
2009-09-17 14:36:56 |
レビュー内容 |
何だ、この行き当たりばったりの適当なストーリーは! 前回の話などインパクトのあるシーン(カードで勝った・キン○マ拷問・ボンドカーの最新兵器がAEDだった事ぐらい)しか覚えていないし復讐がどうとか言われても全くピンと来ない。やるなら”M”が殺されての復讐ぐらいじゃないと、組織の命令さえ無視したボンドの後先を考えない行動は共感を得られないだろう。『24』でシリーズを一度気を引き締めた方法を真似して。襲われて逆に倒すの連続で、敵も狙撃するか爆弾で殺せよという感じ。ボンドに関った者が殺されていくのも、ボンドの無神経さばかりが目立ち後味が悪い。アクションは、冒頭のカーアクションだけ良かった。ただ、アストンマーチンなのでボンドカーの筈なのに、防弾設備さえ無いとはどういう事だ。誰もQの後を継がなかったのか? そして、前回も疑問に感じた屋根を駆け回る”追いかけっこ”、肉体派に生まれ変わったボンドの象徴のように描かれているがどう考えても硬派のイメージとは程遠い。昔なら、ジャッキー・チェン、今ならジェイソン・ステイサムのようなキャラがやってこそ活きると感じる。要は、「007」の概念を悉く打ち壊すのは良いが、最低限此れまでのファンも楽しませるぐらいの気遣いが必要。ラスト全然盛り上がらなかったのもマイナス。オルガ・キュリレンコは「ヒットマン」で脱ぎまくっていた時の方が綺麗で魅力的だった。 |
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