みんなのシネマレビュー
ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON - イニシャルKさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
レビュワー イニシャルKさん
点数 7点
投稿日時 2013-08-06 22:46:41
変更日時 2013-08-06 23:34:08
レビュー内容
自ら演出の舞台や、脚本を担当している「古畑任三郎」でも法廷劇を扱ったことのある三谷幸喜監督が手がけた法廷映画であるが、ただの法廷劇ではなく、証人が戦国時代の落武者の幽霊であるというのはいかにも歴史マニアの三谷監督らしいところで、この設定だけで面白いし、よくこの奇想天外な設定を生かしきっていると思う。主演の深津絵里と西田敏行のやりとりなど三谷監督らしい笑いも多く安心して見ていられた。前作「ザ・マジックアワー」でもそうだったのだが、本作も犯行のあった時間に被告が泊まっていたホテルが「犬神家の一族」の那須ホテルを彷彿とさせていたり、フランク・キャプラ監督の映画に言及するシーンがあったりと三谷監督の映画好きぶりが垣間見えるのが楽しい。(幽霊である小日向文世が「スミス都へ行く」や「素晴らしき哉、人生」の上映時間を細かく記憶しているのには笑った。)ストーリーも思っていたより面白く、長いわりには退屈しなかったのだが、ただ、裁判のシーン以外のところで詰め込みすぎた感があり、少し不満も残る。その中でもやはりいちばん気になるのはラストで、エミ(深津絵里)に六兵衛(西田敏行)の姿が見えなくなるというだけで良かったのに、そこからさらに死んでいるエミの父(草彅剛)の幽霊を登場させたのは「感動させてやろう」という魂胆が見え見えでやり過ぎ感があり残念で、この父親との再会シーンを削ってしまったほうがもっとキレイに終われただろうと思うと惜しい。それでも主役ふたりが歌う主題歌はけっこう良かったし、本作は三谷監督の映画では「THE 有頂天ホテル」よりは好きなので少し甘めかもしれないが7点。でも、同じく7点をつけている「ザ・マジックアワー」のほうが本作よりも好きだな。最後にもう一言、「ザ・マジックアワー」の主人公である村田大樹(佐藤浩市)が登場してエミに自己紹介するシーンではつい「ザ・マジックアワー」での村田に高千穂マリ(深津絵里)が自己紹介するシーンを思い出してしまったことも書き加えておこう。
イニシャルK さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-09映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 202176.60点
2024-05-30特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER<OV>66.00点
2024-05-20フットルース66.51点
2024-04-30ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー66.78点
2024-03-28劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト55.30点
2024-03-18決算!忠臣蔵76.17点
2024-03-10花よりもなほ55.71点
2024-03-03小早川家の秋87.10点
2024-02-18秋日和87.34点
2024-01-28竜とそばかすの姫55.30点
ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOONのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS