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タイトル名 |
陽暉楼 |
レビュワー |
眉山さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-02-12 01:26:53 |
変更日時 |
2025-02-12 01:26:53 |
レビュー内容 |
青空さえも曇って見える、このジメジメ感こそ古き良き日本映画。男尊女卑が当たり前の花街で、それでも女には女の意地があり、嫉妬があり、競争があり。そのバトルがこの作品の一つの売りなのでしょう。 それはそれとして、アクの強い男たちもいい感じ。どっしり存在感のある緒形拳はもちろんのこと、小池朝雄とか成田三樹夫とか、いかにもクセがありそうというかクセしかなさそうな面々が物語に花を添えています。前年に「銀ちゃん」で一世風靡した風間杜夫が霞んでしまうほど。こういう役者は、最近なかなかいないんじゃやないでしょうか。一見コワそうで実はいい人、もしくは無理をして悪役を演じているというのばかりで。雲天ジメジメな日本映画の復活に期待したいところです。 あ、作品としては少々長くて飽きます。 |
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