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タイトル名 |
モダン・タイムス |
レビュワー |
Harpo=ひろしХирошиさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2004-09-23 21:07:33 |
変更日時 |
2007-03-02 22:28:27 |
レビュー内容 |
これこそ、僕が初めて観たチャップリン映画。高校1年生の時、現代社会の授業でクラスのみんなと一緒に観ました。オープニングの音楽が、ちょっと角張った感じがして、ちょっと違和感があったものの、開巻直ちに工場のシーンになってからは、もう爆笑の連続!「第5班 スピードアップ 4-1」と、単語を並べたようなだけの指示 (こういう態度のオヤジ、最近ほんと多い!) をモニターカメラ (1936年当時に!) で飛ばし、画面はその「第5班」へ。ある工員が、画面を横切って行くのを追って、画面がパンして行き、「第5班 ナットの締めが緩い」という社長のアナウンスに重なって、最後はその張本人=ベルトコンベアでネジを締めるチャーリーが登場…という、主人公をさり気なく紹介する、実にスマートな冒頭。
そして、何と言ってもクライマックスの『ティティナ』を即興で歌い躍り、見事ピンチを凌ぎ切るシークエンス。ここでのチャップリンは、それまでのドジばっかりのボケキャラとは別人の、名エンターテイナーの顔そのものでした。後に、衛星映画劇場で放映された時には、逃さずちゃんと録画。この『ティティナ』のチャーリーに、何度も何度もアンコールを送り、巻き戻して観ていました。 |
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