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タイトル名 |
アラモ(1960) |
レビュワー |
六本木ソルジャーさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-09-26 02:14:12 |
変更日時 |
2004-09-26 02:14:12 |
レビュー内容 |
とにかく男の生き様、散り方を見させてもらった気がする。 3時間20分という長尺で、家族の別れのシーンなどはかなりしっかりと描かれていると感じた、確かに長くてちょっと飽きるかもしれないけど。 自分の生きたいように生きる自由を求めて、勇気と威厳とをもって立ち向かった戦い。 確かに彼らの正義も描かれているが、メキシコ人の正義や痛み、女、子どもを脱出させる時間を与える人間的な部分も多少描かれているのがポイントかな。 主人公3人のそれぞれ個性も注目できる。この3人の微妙なバランスが見所と言っていいだろう。 感情的で短気だけど豪快だが一方弱気も見え隠れする、仲間の信頼の厚いボウイ、指揮官としての重責を担いながら責任感、冷静さを常に保ち、勇気と優しさのあるトラヴィス、そして包容力と指導力のあるクロケット。 それぞれ3人の個性が対照的でいがみ合いながらも、それぞれ認め合う存在だったと思える。そしてそれぞれが自分の信じる道を生き、死んでいった。 個人的に欲を言えば、全体的に悲壮感がもっと欲しかった気がする。 |
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