みんなのシネマレビュー
映画 聲の形 - ユーカラさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 映画 聲の形
レビュワー ユーカラさん
点数 5点
投稿日時 2016-09-21 23:28:35
変更日時 2016-09-22 01:39:07
レビュー内容
直訳のとおり、言葉が手話の型・ポージングによって具体化される。映画版としては当然その動き=アクションが重視されることになるだろう。
実際に、発話のシーンはバストショットで対話にあわせてリップシンクロの動画を施すというような安易な手法は極力避け、
表情以外の部位や空ショット的なカットを織り交ぜたり、POVショットを多用したり、フレーム・イン・カメラフレームを利用したりと
画面に変化を持たせている。
手話の身振りもショットサイズやアングルに工夫を凝らしながらアニメーションとして再現することで描画ならではのささやかな誇張が表現できている。
そうした手話の模写自体は実に丹念で力が入っているのだが、いかんせんヒロインの像が弱いように思う。

実際の手話にしても過去の実写映画の手話シーンにしても、観るものを感動させるのは表情や全身の身振りによるその表現力の豊かさだ。
例えば『風の歌が聴きたい』での中江有里の感情豊かな表情とそのアクションを思い起こしたい。
その映画的アクションと比べると、こちらは文字通り小手先の模写に見えてしまう。

ヒロインの人物の掘り下げがもう少しでも欲しいところである。
別に御大層なことではなく、食事でも家の手伝いでも難聴者ならではのちょっとした日常動作の点描の中から人柄を浮かび上がらせるのが演出だろう。
ベッドに飛び込むばかりでは描写が貧弱に過ぎる。
ユーカラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-02-14キリエのうた26.20点
2018-03-11坂道のアポロン56.00点
2018-02-28シムソンズ77.41点
2018-02-28空海 KU-KAI 美しき王妃の謎54.85点
2018-02-25リバーズ・エッジ55.33点
2018-02-24キングスマン: ゴールデン・サークル76.35点
2018-02-18グレイテスト・ショーマン97.32点
2018-02-18羊の木75.90点
2018-02-18マンハント(2017)54.70点
2018-02-07不能犯54.36点
映画 聲の形のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS