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タイトル名 |
人間の條件 第一部 純愛篇 |
レビュワー |
maemaeさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2006-09-26 02:46:30 |
変更日時 |
2010-11-07 10:25:57 |
レビュー内容 |
日本の戦争映画といえば、”悲劇”をテーマにしたものが多いように思っていました。小学校の時の戦争教育で”悲劇”をテーマにした戦争映画を多々見せられたり、テレビの戦争ドラマでも悲劇的な部分のみを扱った作品が多かったからそんなイメージが植えついたのだと思います。 しかし、この映画はいきなり日本の侵略部分を描いているではありませんか!なんといってもそこに惹きつけられました。特に第一部では、特殊工人が運ばれてくるシーンがすごかった!!粗暴な軍人たちの中で人道を貫こうとする主人公梶、かなり複雑な気持ちになりました。 もちろん、南京大虐殺のようなものは中国共産党の嘘八百のプロパガンダなんだろうけど、シナ大陸への進出や差別は間違いなく事実。個人的には「中国侵略は自存自衛」と言い張る保守論壇の言い分にはちょっと疑問があったりもします。 ただ、逆にこの映画を見た人が左翼的な「日本は侵略して悪いことをした」という安易な考えには走ってほしくないです。
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