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タイトル名 |
ソドムとゴモラ(1994)<TVM> |
レビュワー |
且さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2008-11-22 12:25:38 |
変更日時 |
2008-11-22 12:31:30 |
レビュー内容 |
旧約聖書のエピソードの映像化。 アブラムは旅に出た時が75歳らしいけど、妻がなんであんなに若いの? もうこの時点で、聖人とか言われてもなんだかなぁという感じがしてしまう。 もとがもとだけに、全体的にぶっとんだストーリーで、残酷だったり 納得のいかない部分も多いのだけど、 そのぶっとび具合がこの作品の特色でもあり、現代の世界や常識とかけ離れた あまりの異世界っぷりに、最後の頃には奇妙な覚醒感さえ得ていた。 周囲を見回しても厳しい自然しかない不毛の地で、 みな土埃にまみれてテントのような粗末な住居で、今でいう難民キャンプのような 生活をしている。これが人類の原初の姿なのか。 荒野とか砂漠が好きな人にはいいと思う。ラクダの騎士とか出てくるし。 ちなみに、邦題やジャケットから想像するような、 ソドムとゴモラの崩壊を描いたスペクタクルのようなシーンは、作中にないので注意。 ソドムはたしかに神に滅ぼされるけど、その描写は本当にショボく、ないに等しい。 ゴモラに至っては名前しか出ない。また騙された。 |
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