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タイトル名 |
告白(2010) |
レビュワー |
LORETTOさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-06-20 00:34:40 |
変更日時 |
2010-06-25 12:15:01 |
レビュー内容 |
スプラッタームービーですか?というくらいの血しぶきの演出。飛び過ぎてかえってリアリティを感じないのか、それが狙いなのか、途中から感覚が麻痺してきました。もう少しこういった場面を控えてくれれば「見応えあるエンターティメント作品」として人に勧められるのに・・・。多少の不快感は覚悟の上で、かつ過剰な期待を抱かなければ満足できる映画だと思います。内容には全く肯定できないけど、作品としては楽しめるという変な感じ。それにしても今の子どもってあんなに残酷なんでしょうかね?イジメを誇張しているけど、完全にフィクションとも言い切れずという・・・精神が未熟な分もあって子どもが生きにくい世の中になりました。子どもは大人の映し鏡というように、子ども達が異常なら大人の社会が異常だということなんでしょうね(余談ですが)。教師森口が少年Aを追い詰めるためにAの母親の爆死を誘導した旨はやはり狂言かと。でないと複数の他人を巻添えにするだろう(都合良く母親が死ぬとは限らないし)ことは、結局Aがやろうとしていたことと何ら変わりなく、それも想像出来なくなるほど正気を失っていない限り整合性が保てなくなると思います。ところでHIV注射の件を生徒が皆黙っていたり、いくら無実とはいえAを壇上で演説させ生徒達が大喝采の豹変ぶりとか、ネットで流した爆破予告が全く騒がれなかったことなど、話の流れ的にリアリティに欠ける部分が散見されたのが惜しい。 |
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