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戯夢人生 - なんのかんのさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 戯夢人生
レビュワー なんのかんのさん
点数 9点
投稿日時 2011-04-07 09:20:52
変更日時 2011-04-07 09:20:52
レビュー内容
画面の美しさにいちいち感嘆したのは『バリー・リンドン』以来であった。室内と風景と。煙がたなびき、人々の表情が捉えられない遠景。まるで影絵のような世界。主人公の半生もののドキュメント形式映画なんだけど、その彼の「生きざま」が浮かび上がって“こない”ところが特徴で、その個人の半生が、台湾史の中に溶けて拡散している。歴史でもないか、記憶? 歴史と普段承知しているものは、つまりこういうものなのか、と逆に目から鱗を落とされたような気がした。物憂げに響く木のサンダルの音の響きの中にこそ歴史はあるのかも知れない。映画のスクリーンと、人形劇の舞台と、芝居の舞台と、スケールをカチャカチャと替えつつ、「意志」を何かに預けている雰囲気がある。主人公は精一杯自分で選んで生きてるんだろうけど、作者の視線は、その意志が預けられているものを凝視している。これは個人と歴史との関係を描いて、もしかしてすごいことを言っている映画なのではないだろうか。この人の映画では身内の病気・その看病ってのが繰り返し出てくるなあ。親密な不安のために寄り添っている人々ってのがいいんだなあ。
なんのかんの さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2014-03-15エデンの東(1955)87.25点
2014-03-14アゲイン/明日への誓い65.22点
2014-03-13オリバー!76.08点
2014-03-12世界の中心で、愛をさけぶ65.27点
2014-03-11真珠の耳飾りの少女66.33点
2014-03-10ゴースト/ニューヨークの幻77.02点
2014-03-09EMMA/エマ(1988)66.00点
2014-03-08稲村ジェーン42.43点
2014-03-07つぐみ54.96点
2014-03-06ボイス・オブ・ムーン65.25点
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