みんなのシネマレビュー
キューポラのある街 - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 キューポラのある街
レビュワー にじばぶさん
点数 6点
投稿日時 2010-02-19 01:01:15
変更日時 2010-02-19 01:05:49
レビュー内容
日本映画オールタイムベストなどで常連の『キューポラのある街』、やっと観ることができた。
所得倍増計画と叫びながら、日本中がこれから経済を盛り立てようと勢いづいていた時代、東京隣りの川口では、その時代の波に飲み込まれ、鋳物で生計を立てていた川口の人々は、あらゆる面での新陳代謝を余儀なくされていた。

そうした激動の昭和史を語る上で、本作はこれ以上ない作品と言えよう。
当時の、下町に住む市井の人々の暮らしを事細かに描きつつ、そこに生活する人々の希望や悩みを、実に丁寧に描いている。

主演の吉永小百合は、まだ幼さが残り、元気溌剌とした演技で、スクリーンを縦横無尽に駆け巡る。
昔かたぎの職人の失業など、現実的で暗い題材を扱いながらも、こうした吉永小百合の天真爛漫たる明るさが、見事なコントラストでもって浮かび上がっていた。

希望をもたせるラストも見事で、実によくまとまった名作だとは思うが、吉永小百合が個人的に好みではないという部分と、優等生すぎる内容に関しては、やや不満を感じた。

吉永小百合が主演をしている時点で、骨太な内容を求めるのは無理があるかもしれないが、もう少し見応えのある土くさい作品だったら、どうなっただろうか、と無いものねだりな興味がわいた。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-21モロッコへの道55.00点
2024-06-17この日々が凪いだら77.00点
2024-06-16世界中がアイ・ラヴ・ユー36.14点
2024-06-16レディ・イヴ57.20点
2024-06-13ぼくらの亡命88.00点
2024-06-10レミーのおいしいレストラン36.63点
2024-06-08ドーナツもり44.00点
2024-06-08めぐり逢い(1957)57.21点
2024-06-0700.00点
2024-06-07ブンミおじさんの森55.06点
キューポラのある街のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS