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藤原義江のふるさと - にじばぶさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 藤原義江のふるさと
レビュワー にじばぶさん
点数 3点
投稿日時 2007-09-19 04:22:55
変更日時 2009-07-23 02:01:11
レビュー内容
東京は中央区京橋(きょうばし)にある「東京国立近代美術館フィルムセンター」にて開催中の、溝口健二特集上映会にて鑑賞。

この特集上映においては、フィルムセンター所蔵の溝口作品を、なんと34作品も上映する。

溝口特集としては、まさに究極の数と質である。

今回は、その上映ラインナップの中でも特に貴重な作品の一つであろう『藤原義江のふるさと』を鑑賞した。


本作は、サイレントとトーキーが混ざったものであった。
トーキーだと思ったら、突然サイレントになったり、またトーキーに戻ったりする。

日活初のトーキー作品である本作は、そんな実験段階にあった作品なのであろう。


藤原義江という著名なオペラ歌手の、いわば伝記的作品である。

オペラ自体に造詣がないので、その辺からして入り込めず、しかも上に書いたような独特のセリフ回しや、“パート・トーキー”作品であることも手伝って、あまり楽しむことができなかった。

しかしながら、その後の溝口作品の基礎となるべくシーンやカメラワークも各所に見受けられ、特に、ダイナミックで溝口独特のカメラワークは、本作においても楽しむことができた。

それと当時の洋館の造りとかインテリアとか、映像的にも楽しめる箇所がいくつかあった。


フィルムセンターの上映環境は非常に素晴らしく、特にこういった古い日本映画の上映については、まさに最適の映画館だと思われる。

古典的な日本映画に常についてまわる“セリフの聴き取りにくさ”が極力緩和されており、恵比寿ガーデンシネマとは雲泥の差であった。
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