みんなのシネマレビュー
赤い天使 - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 赤い天使
レビュワー にじばぶさん
点数 5点
投稿日時 2011-12-23 11:49:39
変更日時 2011-12-23 11:57:27
レビュー内容
川津祐介が演じた男は、とっても卑劣だ。
別にスケベなのはいいのだが、気弱な口調で従軍看護婦に手淫を願い出て、股にまで足を挟む。
普通の男なら、あんなことは看護婦に頼めないはず。
もし現実にあんな男がいたとしたら、とんでもなく陰湿でスケベな男なはずだ。
でも最期は飛び降り自殺をしたから、まあ許されるか・・・

当時観れば、スケベでセンセーショナルな題材たっぷりな内容なのかもしれないが、現代から観ると大したことはない。

そして小話が何個もつながって全体を構成したつくりになっているので、重厚感がない。
まるでオムニバス映画を、軽い気持ちで観ている気分になってしまう。

軍医と従軍看護婦とのロマンスが主な柱だとは思うが、それも後半に集中して描かれるのみである。
結局、従軍看護婦の、性的な部分を含めての、過酷な戦場を見せたかったのだろうが、散漫な印象はぬぐえない。
そして、いたずらをされる従軍看護婦役として、若尾文子が適していたかどうかが一番の疑問である。
若尾文子は十分に魅力的であったが、いたずらを受ける“天使”としてのキャラに無理がある気がする。
もう少し素朴な印象を持つ女優さんを、この役に抜擢した方が、より興奮度が高かったに違いない。

つまらないわけではないが、題材が先走りし、作品全体の完成度と重厚感は、他の増村保造作品に一歩劣る気がした。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-17この日々が凪いだら77.00点
2024-06-16世界中がアイ・ラヴ・ユー36.14点
2024-06-16レディ・イヴ57.20点
2024-06-13ぼくらの亡命88.00点
2024-06-10レミーのおいしいレストラン36.63点
2024-06-08ドーナツもり44.00点
2024-06-08めぐり逢い(1957)57.21点
2024-06-0700.00点
2024-06-07ブンミおじさんの森55.06点
2024-06-06ぼくのエリ 200歳の少女77.10点
赤い天使のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS