|
タイトル名 |
ボーイ・ミーツ・ガール |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2009-03-13 22:07:24 |
変更日時 |
2009-03-13 22:08:26 |
レビュー内容 |
イマジネーションを紡いだ内容で、リンチの処女作「イレイザーヘッド」を想起させる。 この二つの作品が、この二人の監督にとっての処女作という共通点が興味深い。
ただ、主人公の男がどうもいただけない。 まるで村上春樹の小説の主人公のように、青春というものを苦悩や妄想、思い込みで埋め尽くしている。 そのような若造に興味もないし、退屈でしかない。
モノクロの映像は、言われているほど美しくない。 即興演出は、ヌーヴェル・ヴァーグの名作達と比べて面白味がない。
いかにもわざとらしく、ピンボールに遊び呆けるシーンが出てくるが、“青春に彷徨う若者たちの遊び”として、ワザとらしく象徴的に使われているのも、あざとさがあってよろしくない。
というか、作品自体がつまらない、というのが率直な感想。
|
|
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
ボーイ・ミーツ・ガールのレビュー一覧を見る
|