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タイトル名 |
異母兄弟 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2020-06-07 11:28:59 |
変更日時 |
2020-06-07 11:32:24 |
レビュー内容 |
田中絹代が堪える、耐える。 彼女は戦時中の国民の嘘を呑み込んで、演技していた。 末の男の子が好きになった女中を、二人一緒にさせない絹代の演技の深さ。 「陸軍」の絹代と比べると興味深い。
三国連太郎も怪演。 軍人の時、出世していく息子を褒める時、戦後、ボロボロになった時のそれぞれの三国。 目力を演技できるのかなと思ってしまう位の変わりよう。
このズレた夫婦を通して、戦争を描いてる。 どちらかというと兄弟の軋轢を描く映画ではなかった。 |
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