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タイトル名 |
水のないプール |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2018-11-23 14:44:08 |
変更日時 |
2018-11-23 14:45:13 |
レビュー内容 |
若松孝二は、法とかそんなものでは人間を裁かない。
最後に女性が警察への訴えを止めるとこなど、いかにも若松監督である。
普通の映画なら、クロロホルムを用いた犯罪がエスカレートして、粗くなって、 捕まって、日本の治安は守られた、めでたしめでたしで終わるとこなのだが、 若松監督はそう来ない。
守られて当たり前の平成の世には、まずありえないラスト。 昭和の、キチンと枠にはめぬ人間のものの見方が伺えられる。 そんな若松監督も今はこの世にはいない。合掌。 |
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