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タイトル名 |
アバター(2009) |
レビュワー |
梅干御飯さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2009-12-24 20:02:23 |
変更日時 |
2009-12-24 22:01:09 |
レビュー内容 |
いやー、素晴らしい体験させて貰いました。 これからの立体映像、体感映像の大きな第一歩として確実に映画史に残ると 思われる作品でした。 IMAX3Dで観たんですが、まるでスクリーンが一枚の大きなガラス窓で その向うに事実世界が広がっているような錯覚を何度も起こしました。 画面が右左に移動する時も、自分の席が動いているように感じて焦ったり。 観る前は、「パンドラへようこそ」やプレスレビューの「パンドラに戻りたい」 をみて、ありきたりなキャッチコピーだなーなどと思ってたんですが 今実際私は、パンドラにもっかい失礼してよいですか?・・また行きたい・・としみじみ思ってしまってます。
ストーリーはとても良く出来た御伽噺で2Dで観るときっと7,8点位の出来だと 思います。でも3D映像と大変優れた脚本で確実に私は数時間パンドラに観光に行ってました。 住みたいとかじゃなくて、もっとあの体感がしたい・・。 プロペラ蜥蜴や蛍光白柳そしてそのクラゲ種、奇妙な生き物達をもっともっと他にも 観てみたい。 パンドラの世界感が妙になつかしーい感じがするのは、ナウシカに似てるから? 世界中の様々な原始宗教の考えから部分部分を色々とったから? 難を言えば、アフリカコーラス系の音楽じゃなくて、どうせならもっと独創的な 音楽だったらより良かったんじゃないかなあと思います。
この体感映像に感化されて、これからどんどんもっと凄いのが出来るでしょう。 リディックのような超独創的な世界に足を踏み入れたら、どんな感覚なんだろう? プラトーンみたいな激しい戦争映画に入り込んだら、トラウマになるんじゃないか? ゾンビ映画好きでも、中に入り込むようなのは自分には無理かも・・。 いや、少しずつ慣れていけばきっと大丈夫だ!(そこまでして観たいのか?) などと色々思いを馳せてしまいます。
私がSFファンタジーが好きな理由は、人の頭の中で創造された世界を覗けるから。 キャメロン監督は、覗くだけじゃなくて疑似体験させてくれた。 素直に凄いと思います。とてつもないクリエーターだと思います。 |
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