みんなのシネマレビュー
痛いほどきみが好きなのに - スティーヴン・ジェラードの妻さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 痛いほどきみが好きなのに
レビュワー スティーヴン・ジェラードの妻さん
点数 8点
投稿日時 2008-06-03 17:40:59
変更日時 2008-06-08 13:37:32
レビュー内容
期待どおりなかなか良かったです。ただし、万人受けする映画ではないかもしれません。
配給側もそれをわかっているのでしょうか。上映している映画館がとても少ないのはそのせいかもしれません。
イーサン・ホークの自伝小説を映画化しており、ウィリアム(若かりし頃のイーサン)の17年前の苦い恋愛経験をマーク・ウェバーがうまく演じています。ニューヨークで新進俳優として、そこそこ仕事もうまくいっているウィリアム。21歳の誕生日を目前に、彼はシンガーソングライターの卵であるサラとあるバーで出会います。
ウィリアムはすぐにサラに夢中になり、サラは実家の母にウィリアムを紹介する。そこでウィリアムはサラの過去の恋愛を知ることになります。
その後、二人は仕事のロケ先であるメキシコへ向かい結ばれ、ウィリアムは何も疑うことなく仕事を終えてニューヨークのアパートへ戻るとサラの態度が急変している。
ウィリアムは愛を取り戻そうと必死になる。そしてサラにうるさくつきまとい(ほとんどストーカー)、情緒不安定になる。彼が必死になるほど、彼女はどんどん遠ざかる。
自分は女の立場ながらウィリアムに共感しつつ、サラの豹変ぶりも分らないでもない。
この映画の良さはサラッと言った台詞がとても巧みで心に浸みるのです。
「子供の頃は夢を追いなさいと言われ、大人になって夢を追っていると怒られる」確かにそうだなぁと納得したり、イーサン本人がウィリアムの父の役で出ているのですが、
サラとの関係を修復したい一心でずっと音信不通だった父を数年ぶりで訪ねたウィリアムに父(イーサン)が
「(彼女を)待っていろ。待って来なければ、愛の価値のない人だ」と言う台詞。短いけれど全てを言い当てていて凝縮している一言だと思いました。
ウィリアム(原作者のイーサンも)、サラとも幼い時に両親の離婚を経験しており、複雑な家族背景も互いのの人生観、恋愛観に影響しているのかもしれません。
マーク・ウェバーが演じる若き日のイーサンがなんとも頼りなげでどうしようもない雰囲気がぴったりでした。
Laura Linneyが母親役、Michelle Williamsが元彼女役で脇役を演じているのも贅沢なキャスティングです。
スティーヴン・ジェラードの妻 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-11-24追憶(1973)97.32点
2008-09-07ベオウルフ/呪われし勇者35.51点
2008-08-31リトル・チルドレン66.34点
2008-08-27セックス・アンド・ザ・シティ106.06点
2008-08-24スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師65.84点
2008-08-16魔法にかけられて57.04点
2008-08-11ダークナイト(2008)97.67点
2008-08-03バットマン ビギンズ76.73点
2008-08-03ナイト ミュージアム66.20点
2008-08-03妹の恋人67.08点
痛いほどきみが好きなのにのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS