|
タイトル名 |
侍タイムスリッパー |
レビュワー |
午の若丸さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2024-10-11 21:04:39 |
変更日時 |
2024-10-15 17:47:08 |
レビュー内容 |
タイムスリップによって過去から来た人間が時代錯誤・・・これだけの話であれば古今東西使い古された手法でありますが、本作はそこのコメディに重点は置いていません。 仮にタイムスリップ要素がなくとも“切られ役”のストーリーとしても十分成り立っているでしょう。 ただ、それだけでは話題になるわけもなく、本作の肝は、ちょうど中間点あたりに訪れるタイムスリップによる仕掛けと、惹き込まれる殺陣の技によるところが大きいと感じました。 主演の山口さん、そして敵役の冨家さん、どこかで見た程度の認識でありましたが、それぞれ味があって、これが絶妙にいい! ヒロイン(?)の沙倉さんは、ちょっと棒っぽいですが、薄目でみれば国仲涼子にみえなくもない・・・
奇しくも某配信ドラマの時代劇がエミー賞総なめというニュースが流れた同時期に、対照的な低予算B級邦画がヒット!というのは、ある意味痛快です。 今の時代、時代劇がダメではなく、マンネリ化が廃れる要素ということでしょうか・・・予算は少なくとも、しっかりした脚本をベースに確かな技量と情熱があれば、どんなジャンルであっても生き残ると思わせる一作でした。 |
|
午の若丸 さんの 最近のクチコミ・感想
侍タイムスリッパーのレビュー一覧を見る
|